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村上 敦 @murakamiatsushi
午後は先進自治体の事例紹介と表彰から始まる。今年のドイツのエナジーオブジイヤーは、シュベービッシェ ハル市へ。ここの事情には僕は詳しくないので、近々取材に行かなきゃな〜。
村上 敦 @murakamiatsushi
午後の分科会は、「自治体の等身大のエネルギーシフト」に参加。6つも選択肢があるので、身体がいくつも欲しい感じ。まずは、バイエルン州のオーバープファルツ、ノイシュタットの事例から。2030年までに協同組合の取り組みを中心にエネルギーシフトを計画中。
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もともとのエネルギーシフトへのモチベーションは、学校、幼稚園など公共施設のランニングコストが上昇を続けたため。その結果、市民資金でエネルギー協同組合を設立。設立の際は、政治的な意見の食い違いはなし。全会一致で推進を決める。
村上 敦 @murakamiatsushi
今ではこの協同組合には11の自治体が参加し、合わせて気候ニュートラルのコンセプトもそれぞれが策定。対策はこれまで太陽光発電が主力。今後は風力、バイオマスの取り組みを拡大予定。とりわけ下水汚泥の利用を推進。
村上 敦 @murakamiatsushi
組合への出資は一口500ユーロから。これで数百万ユーロのプロジェクトを進められるところがすごい。協同組合の仕事のうち、設置やメンテ、設計などは、すべて地域の手工業者のうちでも組合員に限定。組合員への出資の利回りは、2011年は4.5%。計画では3〜5%。
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次の事例は、バイオエネルギー農村bw州の北部ホーエンローネ・オーデンヴァルト・タウバー地域。主眼は地域経済の強化。3つの自治体が有限会社を設立し、助成金の受け皿を作り、実施の主体者とすると共に、理事には各自治体の首長&議員から選出することで、政治的な公平性を確保。
村上 敦 @murakamiatsushi
最初に着手したことは、地域内にあるステークホルダーのネットワークと構造を創り上げること。そのネットワークに政治的な意図、意思をインプットする。
村上 敦 @murakamiatsushi
優先順位はまずは、熱利用から。燃料はとりわけ持続可能な森林経営から出る薪とチップ、そしてとりわけ公共が行う剪定クズからのバイオマス。農地では自然環境に負荷をかけないレベルで、エネルギー作物の栽培も。これらの資源のポテンシャル調査を行い、順に実行へ。
村上 敦 @murakamiatsushi
エコバランス、環境評価は、地域の自然保護団体との提携で調査を実施。農地ではトウモロコシのモノカルチャーをさけるため、ひまわり、野草、葦などを適所に栽培し、実験を行う。
村上 敦 @murakamiatsushi
設備投資の際には、市民出資と地元信金で共同出資に限定。アイデアが出た瞬間からの早い段階から拡大的な住民参加を実行。中には市民の懸念で市長のアイデアがすぐに潰された事例もあり。
村上 敦 @murakamiatsushi
難しいのは農村部の市民参加ということで、何らかの設備投資が発生する際には村内での妬みや噂が必ず出てくる、これを良くコントロールすること。妬みによる頭ごなしのブロックは農村では日常茶飯事。これをどのように懐柔してゆくのか。
村上 敦 @murakamiatsushi
住民への説明会は、中央の会場で市民にそこまで越させるのではなく、市民の住む各地へ出向いて説明する移動式。農村部ではとりわけこれが大切。メッセ展示ブースのような移動式の説明用モジュールを製作。
村上 敦 @murakamiatsushi
この地域でのco2排出量をhp上にカウンターで設置し、各村民は自身で太陽光発電、省エネなどの対策を行った時は、そのhp上で登録することでco2カウンターが低下してゆく様を見えるように工夫。個々の努力と地域の目標がシンクロするように。
村上 敦 @murakamiatsushi
三番目の事例は、北ドイツの自治体、ザーターラント。市民風車によるウィンドパークをこれまでに3箇所設置。3箇所目のプロジェクトは市民参加を早い段階から始めたことで、調査から建設許可、建設開始まで2年間という短い時間でそれを達成。
村上 敦 @murakamiatsushi
この際、有効だったのは風況調査や計画を始める前に、予定になりそうな土地すべての地権者と具体的な計画がなしの事前契約書を交わし、条件をお互いに確認したこと。
村上 敦 @murakamiatsushi
そして地代は、風況調査後の設計で現実に風車が設置されることとなった地権者だけではなく、当初からウィンドパークにかかる可能性のあった、すべての事前契約を交わした地権者の間で分けることに。これで農村の難しい妬みの問題をかわす。
村上 敦 @murakamiatsushi
ウインドパークへの投資額の28%が自己資本で市民出資。残りは地域の信金で、有限責任会社を設立、20年間で投資額の378%が払い戻し予定。自治体も市民も満足と。
村上 敦 @murakamiatsushi
市民投資の最小単位は3000ユーロから、同住所世帯で48000ユーロを最大とする。
村上 敦 @murakamiatsushi
最後の事例は先ほどエナジーオブジイヤーに表彰されたシュヴェービッシュ・ハル市。そうそう、これらはすべて首長さんによるプレゼン。こういう先進事例を進めるような自治体の首長の皆さんはさすがに流暢だ。
村上 敦 @murakamiatsushi
ここではシュタットヴェルケ、エネルギー公社が主役。480人の雇用、2.3億ユーロの売り上げを誇る大きな地域企業。ここでは48のchpと、1基のガス蒸気タービンを所有。これに市民ソーラーなどのステークホルダーがネットワーク化。学校でのフィフティー・フィフティーも精力的に推進。
村上 敦 @murakamiatsushi
エネルギー公社は、70%の工業団地に設置の企業を中心に地域暖房に接続、熱源は天然ガス、バイオガス、木質などで供給。また、地域のバイオガス発生場所をガスパイプラインで接続。バイオマスからのrメタン製造&ガスパイプラインへの導入プロジェクトも1箇所実施済み。
村上 敦 @murakamiatsushi
この地域の電力系統には7割の電力がchp&タービンコージェネで、残り3割は太陽光発電を主力とする再生可能。発電所からの電力は使用していない。
村上 敦 @murakamiatsushi
来年度はバイオマスから液体の燃料製造工場を、rメタン製造の基地へと改築予定。
村上 敦 @murakamiatsushi
熱部門では2030年までに省エネ、とりわけ建物の省エネ改修と地域暖房拡張&バイオマス微増で100%賄うような目標。現在はまだ化石主体で20%程度。
村上 敦 @murakamiatsushi
2008年から3年間でこの自治体で消費される熱と電気の消費量が18%削減達成。人口が増えている自治体で、これは驚異的。
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