平島さんの訴え　石巻市鹿妻3町内会お茶っこ飲み会へご支援を！！

T.HIRASHIMA @T_HIRASHIMA

[exblog] 『大お茶っこ飲み会vol.2』への支援金報告（26/27日分） http://t.co/WOsk6Oln

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本日午後3時まで支援金を受け付けています。小さな町内の被災者の方々の復興に向けての催しをぜひ応援ください。【RT希望】石巻市鹿妻三町会の被災者の方々に励ましをお届けしたい！ http://t.co/G6GBCREs 　

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ここ数日に撮影した写真のセレクトとプリントが沢山あるため、今日は店のシャッターを下ろしたまま。それなのに、仕事をする気になれない。というのは、石巻市鹿妻南三町会への支援金の募集が今日で終わるため。沢山集まるとは思っていなかったけれど予想外の低調。で、訴えかけをしたいのです。

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【訴え1】昨年6月中旬から毎日家電量販店を4〜5件回ってコツコツと扇風機を買い集めた。夏に扇風機が品薄になり被災地では入手困難になるだろうと聞いたため。5件回って1件にしか在庫がなかったりで、100台買いそろえるのにひと月ほど掛かった。7月24日、100台の扇風機を持って・・・

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【訴え2】昨年7月24日、ひと月かけて買い集めた100台の扇風機をハイエースに積んで石巻市渡波地区の被災者の方々に届けに行った。私が行くことを知った「ふんばろう東日本支援プロジェクト」代表の西條君が現地で待っていてくれて、「おつかれさま。平島さんは休んで下さい。僕たちで配ります」

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【訴え3】西條君はふんばろうのメンバーではなく、奥さんや妹さん夫婦など身内を連れてきて私に代わり地元の方々に扇風機を配ってくれた。私は、栄田の太田さんのお宅のクーラーの効いた部屋でいくら丼をごちそうになっていた。翌週、ふんばろうが石巻と南三陸で家電プロジェクトを行った。

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【訴え4】当日現地で指揮を執る予定であった西條君は風邪を引いて高熱でダウン。私のところに電話がかかってきて「申し訳ないですが、僕の代わりに現場を見て下さい」と頼まれた。それで、7月30日の石巻、8月1日の南三陸町での家電プロジェクトを西條君に代わって采配した。

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【訴え5】8月1日の家電プロジェクトが終わったとき、30人以上いるふんばろうのスタッフにこの後どうするのかと聞いたら「東京に帰ります」と。「津波被災の現場は見たのか？」と聞いたら見ていないと。僕は若い諸君を叱りつけ、志津川町市街地に連れて行って被害の状況を見せ説明した。

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【訴え6】夕刻、西条代表から電話が入り、「いやー、怪我の功名です。僕が行くより遥かに大成功しました。現場力では平島さんにかないません」と言っていただいた。「だから、僕は君より能力上だって最初から言っているでしょ（笑）」などと冗談で返した。彼には本当にそう言っていた（笑）。

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【訴え7】当時、西條君は書籍の執筆に追われていた。翌年2月に出版されこの手の書籍としては異例の売り上げを上げることになる『人をたすけるすんごい仕組み』の原稿である。ふんばろうも扇風機プロジェクトを始めることになった。しかし西條君が指揮を執ったのでは原稿が書けない。

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【訴え8】それで、8月一ヶ月限定という約束で、ふんばろう東日本支援プロジェクト代表代行を引き受け、私が個人的に始めた扇風機Pとふんばろうの扇風機Pを合流させて、私が指揮を執って８月ひと月で3500台ほどの扇風機を被災地各地にお届けした。色々な評価があるが受け取った方は喜ばれた。

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【訴え9】八月末、高田の馬場で西条代表と2時間膝をつめて話し合った。西條君からはふんばろうの代表代行を続けてもらいたい、この後の冬物家電プロジェクトも陣頭指揮を執っていただきたいと強く要請されたが、私は個人的にストーブプロジェクトをやりたいと言って辞退させていただいた。

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【訴え10】当時もtwitterで公言していたことなので今更隠す必要も無いともうので記すが、僕は「ふんばろう」は好きじゃない（笑）。私は一匹狼で人とつるむこと自体が嫌いだ。仲良しクラブ的な雰囲気の強いふんばろうは私には堪え難い（笑）。ふんばろうぎらいの西條ファンなんです（笑）。

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【訴え11】西條君と話をした翌日私は大手家電量販店に石油ストーブ500台を発注した。約400万の購入費用は自腹。翌日考え直して200台追加注文したところ「もう在庫はありません」との返答。で、9月16日に第1回目のお届けをした。http://t.co/X9QjlUNR

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【訴え12】最初の500台のうちの400台ほどを配り終えたとき、追加のストーブを確保しようとしたがどこを当たっても在庫なし。国内にはストーブを作っている会社が3社しか無く、その全てと直接交渉したが在庫なしとの答え。で、ある人の紹介で分けの分からぬバイヤーと新宿の喫茶店であった。

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【訴え13】そのバイヤーの提示した1台の単価が思いのほか安かったので不安になった。これだけ品薄の状況ならふっかけてきても不思議無い訳だが、ものすごく良心的な値段。この話はもしかしたら詐欺じゃないかと疑った。しかし、これ以外にストーブを手に入れる方法は私には残っていなかった。

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【訴え14】目の前に30前の一人の男が座っている。彼の目を覗き込んで信じるかどうか決断するしかなかった。で、彼に400台発注し、代金380万円を振り込んだ。その足で南三陸に向かったため、彼の会社が実在するかを確認するいとまさえ無かった。家に帰ってもらった名刺のURLを開いたら・・

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【訴え15】自宅に戻って彼から貰った名刺に記されたHPアドレスを開いてみたら「Not found」（笑）。やっぱりやられたかなと思った。納期の前日に電話がかかってきて、ストーブが確保できていないと言う。でも、この電話で安心した。詐欺なら電話もせずすでにとんずらしているはずだから。

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【訴え16】で、1週ほどだったか遅れて130台が東松島の倉庫に届いた。その後も、少しずつになったが全400台が届いた。若いバイヤーの青年はあちこち駆け回り必死になってストーブをかき集めてくれた。その後、彼にさらに追加発注してストーブを集めてもらい、合計で1640台ほどお届けした。

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【訴え17】とにかく1台でも多く届けたいと必死になって取り組んだ。その熱意が伝わったのか、沢山の支援金を提供していただいた。お一人で10万、20万、30万という金額を振り込んで下さった方が何人も出てきた。

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【訴え18】とにかく必死だった。私が必死になった理由はただ一つだった。受け撮られた被災者の方々がものすごく喜んで下さったからだ。涙を流してお礼を言って下さった方が沢山おられた。私ももらい泣きした。

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【訴え19】私が必死になったのにはもう一つの事情があった。翌年、会社が「倒産」する恐れがあったからだ。よんどころない事情があって、5年前、私は実質的に破綻している葬儀社の経営を引き継いだ。3年で金融機関に1億ほど返済したが、単価の下落で返済の継続が不可能になった。

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【訴え20】で、震災前年の12月に支払いを停止した。会社の土地と施設は競売されることになった。それで、2011年は会社の再建に集中的に取り組むことにした。しかし、妙案など無い。あれこれしているうちに3月11日を迎えた。あの惨状を見て、自分の会社などどうでもいいと思った。

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【訴え21】それで、専務に「僕は今年１年被災地支援に取り組みたい」と伝えた。専務は、「分かりました。銀行への支払いを止めたので資金的なゆとりは少しあります。でも、月50万までですよ」と言ってもらい、4月11日にハイエースに支援物資を満載し南相馬のボランティアセンターに届けた。

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【訴え22】続けてtweetしていたらmacが落ちた。やめとけっていうことかな（笑）。で、話はどこまでいったんだっけ？　ああそうだ。南相馬を訪ねた後、陸前高田に向かった。このたびの震災で最も被害の甚大だった場所をまずこの目で見ようと。高田に行って思った。ここにボラセンを作ろうと。