椎名ゆかりによるサンディエゴ・コミコン/San Diego Comic-Con レポ @ceena_j #manga #comic #comiccon #comicon

椎名ゆかり マンガ出版エージェント、翻訳者 @ceena_J 日本語用アカウント @ceena_ 英語用アカウント 公式ブログ http://d.hatena.ne.jp/ceena/ 続きを読む
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椎名ゆかり @ceena_J

【サンディエゴ・コミコン情報】今年のスペシャルゲスト萩尾望都先生の公開インタビュー!司会はマット・ソーン氏。 7月23日(金)10時半~11時半。ルーム5AB (時間帯があまり良くないので、人が集まるか弱冠心配です。。。)

2010-07-18 16:42:54
椎名ゆかり @ceena_J

アイズナー賞候補作『I Kill Giants(アイ・キル・ジャイアンツ)』のアーティスト、ケン・ニイムラ君もサンディエゴ・コミコンに、行きます!コミコンでアイズナー賞受賞作が発表されるのです。

2010-07-20 02:08:28
椎名ゆかり @ceena_J

講談社『モーニング』主催「国際新人漫画賞」出張編集部@サンディエゴ・コミコン @Comic_Con 詳細は未定ですが、「漫画賞」の求めている作品について少しだけ情報あり。http://bit.ly/bPGa9v

2010-07-20 12:49:21
椎名ゆかり @ceena_J

21日から始まる米サンディエゴ・コミコンにて、漫画専門エージェントして漫画持込受け付けます。コンベンション・センター内ヴァーティカル・ブースB03 24日(土)15時から1時間 @ Comic_Con (@ceena_) http://bit.ly/bPGa9v

2010-07-20 12:54:02
椎名ゆかり @ceena_J

サンディエゴ・コミコンから昨夜帰国。最終日午後は人が減るはずなのに、ホールのフロアはもの凄い混雑だった。公式入場者数の発表はまだ無いけれど、会場の大きさなど(特にホテルの数)現状では色々と問題がある気がする。LAに移転する日も近い?

2010-07-28 13:08:37
椎名ゆかり @ceena_J

サンディエゴ・コミコンは全体に益々コミックのコンベンションと言うよりもポップ・カルチャー全体のイベントになっている。

2010-07-28 13:21:04
椎名ゆかり @ceena_J

マーベル、DCの2大出版社はホールの中心に大きなブースを構えて存在感を示しパネルの集客力も高いが、全体を見ると映像系(映画、テレビ番組、TVゲームなど)の特定のプロパティ(「スター・ウォーズ」など)をフィーチャーしたブースの盛り上がり方が目立った気がする。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 13:22:55
椎名ゆかり @ceena_J

現地の友人たちと話していて話題になったのは、まずコレクター向けのコミックブックを販売する小売店ブースの売り場面積縮小。実際にはそれほど変わっていないのかもしれないが、相対的に見て存在感は以前のコミコンの比ではないらしい。 >サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 13:28:02
椎名ゆかり @ceena_J

コスプレをする人の数も減している。マスカレードと呼ばれるコスプレのイベント自体は依然として盛況だが、フロアーなどを闊歩するコスプレーヤー数は随分減ったのではないか。コミックのファンのイベントが一般化したのが原因かもしれない。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 13:34:59
椎名ゆかり @ceena_J

ceena_J 日本アニメ・マンガ関連で言うと、集英社&小学館系列のVIZ、アニメの大手ディストリビューターFunimation、ゲームのKonami、Capcom他が大きなブースを持ち、集客もよかったと思う。 >サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 13:44:44
椎名ゆかり @ceena_J

日本産マンガに限って言うと、今回単独の名前でブースを出していたのはVIZだけ。以前大きなブースを構えていたTOKYOPOPは小さいブースで出展。Del ReyとYen Pressはそれぞれ親会社Random HouseとHachetteのブース中に出展。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 13:50:25
椎名ゆかり @ceena_J

日本からはスクエア・エニックスも巨大ブースで、アニメ、ゲーム、マンガを展示。ただしスクエニはYen Pressと提携しているのでスクエニのマンガはYen Pressで出ている。(ただし、Yen Pressのブースでのスクエニ作品の展示はなかった。)>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 14:00:25
椎名ゆかり @ceena_J

【訂正】「日本産マンガ関連で単独ブースを出していたのはVIZだけ」は誤りです。訂正します。Vertical社がスモール・プレスのエリアで単独ブースを出していました。私自身そこでずっと本を売るお手伝いをしていたくせに、誤った情報を出してしまいました。すいません!(ごめんね、エド。)

2010-07-28 14:22:14
椎名ゆかり @ceena_J

米の大衆文化の中での日本産コンテンツのあり様を俯瞰し易いと思います。勿論全て反映しているわけではないですが。RT @sudotadashi 米国のエンタメ産業の全体の中で(略)ジャパンエキスポやアニメエキスポとはまた異なる視点で日本コンテンツを把握出来る(略)@sakaima

2010-07-28 15:14:34
椎名ゆかり @ceena_J

初刷り10万部が数日で売切。8月公開の映画の興行成績にもよるが、最終的に『トワイライト』を超える可能性も。http://www.icv2.com/articles/news/18003.html

2010-07-28 21:11:09
椎名ゆかり @ceena_J

コミコン全体では大きなニュースではないが、日本産コンテンツに限って言うと今回かなり大きな変化を感じたのが、日本産の「オルタナティブ・コミック」とも言えるマンガへの米中小出版社からの熱い視線。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 21:48:14
椎名ゆかり @ceena_J

アメリカでもコミックスのメインストリームから外れた出版社が、日本の劇画や中小出版社の出す“文学的価値”のあるマンガを出版しようとする動きがそれだ。この場合、そもそも出す側もその市場に見合った売上を見込んでいて、大きく売れることを期待しているわけではない。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 22:01:36
椎名ゆかり @ceena_J

今年のアイズナー賞で辰巳ヨシヒロ『劇画漂流』が二つ賞を得た事に象徴されるように、2年前からの企画『AX』(青林工藝社)がコミコン期間中に発売されるなど、日本の“文学的”マンガの需要はここ数年の日本の劇画、オルタナティブに対する評価の高まりに呼応している。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 22:59:29
椎名ゆかり @ceena_J

北米における、日本の“文学的”マンガの需要はあくまで売上だけを見ると大きいとは言えない。しかし需要自体は確かにあり、その需要の大きさは出版社によってはリスクを取って出版する価値のあるものとなっている。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 23:42:27
椎名ゆかり @ceena_J

“文学的”マンガに興味を持つ出版社は、日本産マンガの出版社として認識されていない所が多い。つまり出す側も買う側もmanaではなく「グラフィック・ノベル」場合によってはgekigaまたはalternative comicsとしてとらえ(ようとし)ている。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-28 23:49:20
椎名ゆかり @ceena_J

今回のコミコンにおいて、北米マンガ市場の縮小は確かに感じられた。他には昨日ツィートした“文学”的なマンガ以外にも、市場の売上減少に伴う日本産マンガ離れ、他メディア原作のマンガ化など最近の傾向が感じられたが、これ他所でも書いたことがあり、詳細はまた。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-29 14:00:56
椎名ゆかり @ceena_J

電子書籍関連では、2大コミックス出版社マーベル、DCがブースでコミックスが画面上ではどのように見えるかのデモンストレーションをしていたのみで、その扱いは決して大きくなかった。電子書籍と日本産マンガ関連でコミコン期間中に話題になったのは主に次の3点。→続く>サンディエゴ・コミコン

2010-07-29 14:01:55
椎名ゆかり @ceena_J

(1)スクエニの英語と仏語によるPC向け有料配信(価格未定)(2)Yen Press社のマンガ・ウエブ雑誌Yen Plus開始(雑誌2冊分$2.99)(3)講談社モーニングのウエブサイト7ヶ国語配信(有料または無料などの価格詳細未定)→続く>サンディエゴ・コミコン

2010-07-29 14:03:03
椎名ゆかり @ceena_J

スクエニのマンガ有料配信の詳細はアニメ!アニメ!さんのhttp://bit.ly/aut14lで読んでいただくとして、話題なのはこれが日本のマンガ出版社による海外でのPC向け有料販売として初めての試みという点だ。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-29 14:04:10
椎名ゆかり @ceena_J

スクエニはYen Pressと提携関係にあり、同社のマンガはYen Pressによる廃刊したマンガ雑誌Yen Plusに連載されていた他、単行本もYen Pressから出ている。>サンディエゴ・コミコン

2010-07-29 14:05:12