さやか「だってあたし、もう腐ってるんだもん、オタクなんだもん……こんな身体で、抱きしめてなんて言えない……キスしてなんて、言えない……」
2012-10-10 04:56:56ほむら「度を超した優しさはゲスト原稿過多に繋がるし、蛮勇は特急料金になる。そしてどんな手伝いにも見返りなんてない……それを弁えていなければ同人作家は務まらない。だから巴マミも新刊を落とした」
2012-10-10 05:10:22ほむら「一度同人作家になってしまったら、もう救われる望みなんて、ない。……あの契約は、たったひとつの新刊と引き換えに、すべてのリアルを諦めるってことだから」
2012-10-10 05:12:39さやか「邪魔なんかじゃない。凄く嬉しい。誰かが一緒に作業してくれるってだけで、あたし、すっごく心強いよ。それこそ百人力って感じ」 まどか「わたし……」 さやか「必ず締切守るよ。だから安心して、あたしの後についてきて。今までみたいに、一緒に原稿をやっつけよ」 まどか「うん……」
2012-10-10 05:16:02さやか「マミさんだって、十分な作業時間を持っていたわけじゃないんでしょ? でもちゃんと新刊出せてたよね……やっぱアレ? 才能の違いとか、あるの?」 キュゥべえ「確かにそれは事実だね」
2012-10-10 05:20:49第2話「その締切はとっても厳しいなって」 まどか『描きたいジャンルとか、私には難しすぎて、すぐには決められないけれど――でも、新刊のために頑張るマミさんの姿は、とても素敵で――』『こんな私でも、あんな風に同人誌が作れるとしたら、それはとっても嬉しいなって――思ってしまうのでした』
2012-10-10 21:03:53まどか「大丈夫。きっと大丈夫。信じようよ」「だって同人作家はさ、萌えと願望を叶えるんだから。……きっとほんの少しなら、まだ締切が間に合う印刷所があるかもしれない。……そうでしょう?」
2012-10-11 01:26:42@chiamone それが腐女子の運命よ。給料を手に入れたときから、分かっていた筈でしょう? 新刊を求めた因果が、この世に呪いをもたらす前に、財布の中身はああやって消え去るしかないのよ……
2012-10-11 01:35:13