☆同時多発ツイート連詩【ねてもさめても　完全版】pw10スペシャル企画　飛び入り歓迎◎自由参加式

はすむかい @hasmkai

撚りあわされる物語。流星群が数多集い空を彩る火花となる。 恋を諦めた人魚が落とす一粒の涙。 宝箱の中で微睡む一角獣の夢の結晶。 長い夢に遊ぶ獣たちの書き記した地図。 荷物はこれだけ? 炭酸水の中で展開される記憶を舌の上で弄んで。 朝が来るまえに。(ねてもさめても4) #pw10

おつき @ikiro_

目指していたのは神様なんかじゃなくて世界だった。自堕落な足についた消えない傷が、何よりの私の味方。お気に入りのジャージはあなたのだから少し大きいから、その分私は成長できる気がした。足は片方だけまくった。目的地は、とりあえず笑顔が消えるその直前に。／(ねてもさめても４) #pw10

はだおもい @chimimiwataame

さあ、皆で手を繋いで。歌おう。あなたの鼻先にとまった蝶がびっくりしないように最初は小さな声で。遠慮もせずに歌うにはまだジキショウソウ。いや、ソウソウ？いやいや、大声で歌え踊れ、繋いだ手の皺とねじくれた糸がほどけるさまを！今日は収穫祭なのだから。（ねてもさめても4）#pw10

ブックワーム @BIBLIOTHEQUEa

奇蹟的な呼応が夕立ちを呼び、全てに等しく降り注ぐ。星の配達への誘惑を断ち切って、山の麓にペン軸で溝を掘る。祈りの分配を終え、言葉の旋回を高速で万能を奪取。夢にはみだらさの陳列、窓には鍵が。熱狂的な静寂の中、明日を待つ。乾燥した喉のまま。 (ねてもさめても4)#pw10

🎀こたにな々 (占い師)🎀 @kotani_nana7

まだやっているのって言われたらそれまでだけど、まだやっているよ。あの音が遠くからくる、　はやくから去る。もう意味が　あのことばは、もう意味がないみたい。神様と誰かが話しているのを、私はいつもすぐ　隣で聞いてて　そんな場面にいつも出くわしてばかり。(ねてもさめても4) #pw10

🎀こたにな々 (占い師)🎀 @kotani_nana7

、まだやっているよ。あの音が遠くからくる、　はやくから去る。もう意味が　あのことばは、もう意味がないみたい。神様と誰かが話しているのを、私はいつもすぐ　隣で聞いてて　そんな場面にいつも出くわしてばかり。夕暮れは遠くて、あのピアノはいつも早い。(ねてもさめても4) #pw10

🎀こたにな々 (占い師)🎀 @kotani_nana7

ことばは、もう意味がないみたい。神様と誰かが話しているのを、私はいつもすぐ　隣で聞いてて　そんな場面にいつも出くわしてばかり。夕暮れは遠くて、あのピアノはいつも早い。今、星と星を繋いでいるのは彼の言葉だから、私の書かなくなった文字は流れてもいい。　(ねてもさめても4) #pw10

二匹の猫は互いに同時に存在する。 @zwei_katzen

さめやらぬ夢がグラスに囁く。寝る前のジンが注がれて、雄鹿の目玉が添えられた、仰々しい供物のように。森を抜ける脚の、その筋肉の収縮が赤い肉を踊らせて。霧散らした緑のその奥へと、寓話から世間話へと大きく跳ねる。この杯を飲み干そう。朝に潤うあの水の為に。（ねてもさめても4）#pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

長い夢。いいや、長くはない、浅い夢だった。半分起きてて、半分眠ってる状態の半覚醒状態だった。軽い出眠時幻覚のようなものだった。ぼくの父親につながれたチューブに海水が流れていた。ぼくは、そのチューブの一部をずらしたのか、はがしたのかしたようだった。(ねてもさめても4) #pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

父親がそれをぼくにもとに戻すように言うところで目が覚めた。いつもいつも、というわけではないけれど、ぼくの見る幻覚や夢のほとんどに父親が出てくる。さっき、The Wasteless Land.VI を読んでいて、ふと、気が(ねてもさめても4) #pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

ついた。「数式の庭」で、数式の花をもぎとるぼくは、The Wasteless Land.VII の さいしょの「Interlude。」で、花をもぎとろうと腕を伸ばした獣だったのだと。ぼくの意識的自我と無意識的自我の邂逅か。ふたりのぼく、あるいは、(ねてもさめても4) #pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

いく人ものぼくの共通部分か。時間や場所や出来事を、ぼくの意識領域の自我と無意識領域の自我が共有している。いくぶんか同じところを所有しているのだ。しかし、これは、もしかすると逆かもしれない。時間や場所や出来事が、あるいは、本で読んだ観念やイマージュや(ねてもさめても4) #pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

想像の匂いや、架空の体温や空気や雰囲気といったもが、意識的自我であるぼくと、無意識的自我であるぼくを共有しているのかもしれない。意識領域のぼくと、無意識領域のぼくを所有しているのかもしれない。このことは、きのう鈴木一平さんとのやりとりで、ふと、(ねてもさめても4) #pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

考えたことを基にしている。鈴木一平さんとは、自分と他者のあいだでの、現実の時間や場所や出来事の共有、あるいは、それらの所有において、また、本で読んだりしたことから想起されるイマージュや観念、想像の匂いや架空の体温や空気や雰囲気などが、ぼくらを共有(ねてもさめても4) #pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

している、あるいは、所有しているのではないかと、ぼくは書いたのだった。自分と他者のあいだにあることは、意識的自我であるぼくと、無意識的自我であるぼくとのあいだにあるものとアナロジックに考えてやることができる。そうだ。ぼくは花に手を伸ばそうとして(ねてもさめても4) #pw10

田中宏輔 @atsusuketanaka

いたのだった。花がぼくに、その花びらを伸ばそうとしてきたように。(ねてもさめても4) #pw10

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☆同時多発ツイート連詩 #pw10【ねてもさめても】のテーマ曲はこれ♪「Chills the body but not the soul　ヨルダン川の凍てつく寒さは、私の体を凍らすことはできても、魂までは凍らせないよ」http://t.co/tSzwvF6c 『漕げよ、マイケル』

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