pdfですぐに見られたので、昼飯食べながら最後の方だけ斜め読みしていたが、面白かった。http://t.co/cljprjSN シュマルカルデン戦争は膨大なパンフレットが飛び交うメディア戦争でもあったそうだ。
2012-10-13 12:48:13ハンス・ザックスの作品では、プロテスタント側は自分たちは神に選ばれたイスラエル人たるドイツ人で、終末においてアンチキリストと戦うみたいな、救済史的な意味が戦争に与えられていたそうだ。アンチキリストとは、もちろん教皇とその仲間であるカトリック聖職者や皇帝達カトリック勢力。
2012-10-13 12:51:19ヨーロッパ人は、何かというとこの世の終わりやアンチキリストとの戦いというイメージを持ち出すので、シュマルカルデン戦争もいつものお約束に則って理解されていたそうだ。
2012-10-13 12:53:06@gishigaku 終わる終わる騒ぎは、現れては消え、消えてはまた現れるものですので、永遠に不滅です。
2012-10-13 12:58:12ちなみに先ほどのハンス・ザックスの作品はこれ。Ein Klagred Teutsches landts, mit dem treüwen Eckhart. http://t.co/U8igX2bw #rekisinews
2012-10-13 13:06:15世界を終わらせるの好きすぎる。西ローマが滅んでもそ(http://t.co/HGmqF1Ng)中世の信仰刷新運動でも(http://t.co/rHnKnzJT)ルターが現れてオスマンが迫ってきても(http://t.co/ktBOjVKD)世界は終わる。
2012-10-13 13:11:37こういう強迫観念がユーラシア規模で蔓延することもあったし(http://t.co/rswlQqzT)。「話は聞かせてもらったぞ!人類は滅亡する!」の歴史が書ける。
2012-10-13 13:11:42ご破算で願いましては・・・ですね @saisenreiha 終わる終わる騒ぎは、現れては消え、消えてはまた現れるものですので、永遠に不滅です。 @gishigaku 。
2012-10-13 13:12:42ミュンスター再洗礼派は、自分たちが選民だと信じて、この世の終わりの大戦争をやっていたわけだが、こういう考え方自体は、わりとよく見られる。ルターやメランヒトンのような主流派の改革者たちも基本的に終末論者だったし。ヨーロッパ人の基本的なものの見方の一つと言っても良いかと。
2012-10-13 13:13:03@Yoshis3rd やはり、聖書という聖典にダニエル書やヨハネ黙示録のような終末論が入っているので、正統教義でやばい終末論を排除しようとしても、繰り返し繰り返し吹き上がってしまうのだと思います。
2012-10-13 13:17:24世界に終末がおとずれなかったせいで、中世の年代記作家が苦労して帝権移動論を考え出したことについては、岡崎勝世先生の著作に詳しい。http://t.co/fnGgvlA7
2012-10-13 13:24:46「あれ、ローマもしかしてやばいんじゃね…?」とか、「あれ、もしかして世界終わらないんじゃね…?」とか気づいてしまった当時の人々の絶望やいかに。あるいは、そもそも信じていなかったり、どうでもよかったのか。
2012-10-13 13:26:52