「森口騒動と大学広報 」の補足
例のiPS細胞の臨床云々騒動で、うちの広報室長のブログ等がそれなりに引用されて、且つ、ちょっと誤解を呼んでるかもなので、若干しゃくなところがあるので、ちょっとだけ補足しとく。 http://t.co/EPBgJ9MH
2012-10-15 22:01:15本学の広報に投げられたリリースも、今年度はちょっとはチェックしてるみたいだし、うち、というか医学系の広報を通れば、当然、何人かで読む。まあ、室長は、そういうのを通らなかった場合を言ってるわけだが。 で、僕は、研究成果の場合には、論文の場合には、ゲラをお願いする、大抵。
2012-10-15 22:02:46大抵、以外の場合は何か、っちゅうと、ゲラでなくって本論文だったりする。「もう、出てます」みたいな。 これはなかなかなくならん・・。で、ゲラ。流石に一言一句目を通す時間はないことが多いけれど、どういう結果で、どういうタイトル、アブストでそれがリリースの原稿にどうなってるくらいは見る
2012-10-15 22:04:56まあ、そんなんなんで、流石に、ちょっとなぁ、的なモノは、広報の段階で、引っかかる、まず間違いなく、ひっかかる。 で、大抵の場合、いつ、どこでリリースOKか、っていう、いわゆるembargoの確認、これを出版社とやるのは、あたしがやる。
2012-10-15 22:07:35そんだけやっとると、基本的に、極端に変なモノは、広報を通して出て行かない。 勿論、えっと、これ、どうすっかなぁ、っていうのはあるし、それを世の中の判断に任せっか、くらいな勢いで出すこともある。
2012-10-15 22:09:33ただ、in vitroの結果か、細胞の結果か、大腸菌の結果か、マウスの結果か、ヒトの結果か。ヒトの結果でも、疫学的なデータか、臨床研究か、くらいは、概要読めば伝わるように、というくらいの配慮はする。
2012-10-15 22:11:17専門家の責任を専門家が果たすんだったら、ほんとは学会だろ、って思う。 専門家が専門性のクオリティコントロールを、どうするのか、査読付き論文っていう自分たちのシステムを通らなかったものは、通らなかったんだから知りませんっていうだけでいいのか、その辺はきちんと考えないといけない
2012-10-15 22:21:44地方の大学広報の仕事は広い。 (大学と基本関係ない)イベントの出演者の相談、番組の構成の相談、ノーベル賞の予想、その予想に従った場合に県内で最もコメントをとるのに相応しい人のリストアップ、アンソロジー的な雑誌の執筆者の相談 まあ、そういう雑多からいろいろ生まれる、ほんとに
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