建築史を専攻していると、他学部多学科から図面を見たことも描いたこともない連中が大学院に入ってくるので、そういうヤツ等とコミュニケーションを取るのは大変だった。図面やスケッチを介したやり取りの楽さをしみじみと思う。
2009-10-14 12:45:09実際の業務でも、似たような状況に陥ることがある。団塊の世代のベテランが消えた後に残ったデベの担当者が、全然図面を読めないので打合に難儀したことがある。大手デベですら教育を怠るとこんなのが育つンだナァと思った事例。
2009-10-14 12:49:16既存ビル解体後新築を考える場合、杭の処理がたまに問題になることが多い。造成杭が図面通りに納まっていることは、程度にも依るがほぼ皆無と言って良い。引き抜くとカネがかかるので削ることが多いが、以前建築学会で進めていた既存杭の再利用は、指針が出たにも関わらず進んでないのが実情。
2009-10-14 13:00:23再開発だったので、組合に図面を提示するのが一つの節目なわけだが、それまでの数ヶ月間に躯体を整理し、影響を受けた専有面積も復活させた上で何とかマトモな形にこぎ着けた。
2009-10-14 21:03:18その頃はもう確認を出そうという頃だったのだが、ソイツが持ってきた図面を見て驚いた。オイラが整理したスパンが跡形もなくなっている!その図面をオイラに見せながら、「前面空地が取れないじゃないか!」とソイツはまくし立てた。
2009-10-14 21:05:55プレカット図、4回目の修正図面がメールでおくられてくる。チェックバック早めにしなきゃ。でも、ちょっと昨日の今日なのでお疲れ気味。(こちらも向こうも。)
2009-10-14 22:40:41モノのたとえとして、“俺は図面を引く仕事なのに、「油絵描いて独立すれば?」といわれたりする”という感じのことがけっこうあり、心外ではあるがその心外さが巧く伝えられない。
2009-10-15 03:00:48遠藤勝勧さんは大桟橋の図面を実施図面にしたスペシャリスト。 遠藤さんを中心に小嶋さんと石上さんとで、1/1のリアルの話で盛り上がる。 この話を聞いて,建築の見方が代わりそう。 Archiでこのテーマやってなかったら,掴めなかったかも。
2009-10-16 00:46:15@ryusama1020 文化財修復などにおける学術的な定義としては、違いがあります。"復元"はわからない部分については近似する他の状況から類推して足りない部分をつくり出す、"復原"はオリジナルの図面などがあって、そこから寸分違わずもとと同じものをつくり出すという差です。
2009-10-16 07:32:16@NezMozz 手で描くのが苦手なので、パスで引く綺麗な線には溜め息でちゃいますw。私も延々と本をスキャンして図面トレース150個とかやったことあります・・・/(^O^)\
2009-10-16 11:55:39藤浩志さんの展覧会のレセプションに行ってきた。いつかは消えてしまうプロジェクトの記録の手法としてのドローイング。プロジェクト後にギャラリーで展示するという手法。実際の建築と、図面や模型の関係性を考えるのに何か見えた気がする!
2009-10-18 00:26:31僕を見てくれていたN研顧問のT中先生に、君の図面は毎回かなり個性的だったよ、とか言われた。確かに試験向けオンリーの押し込めプランに反発して「いい建築」を創ってやろうと企んでいたけど、少なくとも表向きは普通に試験向けに真面目ぶっていたつもりなんだが、、、。
2009-10-18 05:36:27建築学科の学生時代に設計課題の説明が嫌いだった。そのようなデザインの建物になった理由など最初から無かったからだ。何というか形態が私をしてそのような図面を描かしめたというか。でもコンペでは、そう言うのは通用しないんだよね
2009-10-18 14:11:45ライトが帝国ホテルを建築していたとき、日本の大谷石の職人たちが、朝に指示を出すと夜には建築に反映されることに大変感激してライトは次々と図面を書いていき、サリバンから学んだ有機的建築の全てを出しきったというお話。日本人としても、建築家に憧れをもつ者としても深い感動がありました。
2009-10-18 17:03:02