おいしい紅茶を茶葉から淹れるシリーズ【お湯の沸かし方編】(紅茶本うんちくのいろいろ) ぞうさんの紅茶 #紅茶
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紅茶を淹れるプロセスで、よく言われるいくつかのポイントがありますよね!その中でお湯の沸かし方、淹れるタイミングは、私が所有している本で比較しても著者によって表現の仕方が微妙に違います。少し紹介してみましょう。
2012-10-21 15:05:51例えば、ある著者(1)は → 沸騰したてのお湯は若く、沸騰し始めてから「30秒程度」沸かして、「湯が丸くなる寸前」の状態が良いとしています。
2012-10-21 15:06:12ある著者(2)は → カルキの臭みを抜くために、「沸騰してからさらに2~3分ほど」沸騰させ続けるのがちょうどよいとしています。
2012-10-21 15:08:49ある著者(3)は → 大きな泡がボコボコと沸くまで完全に沸騰させる。しかし沸かし過ぎはダメ。長い時間沸騰させると、ジャンピングに必要な空気がなくなり茶葉が沈んでしまう、、としています。
2012-10-21 15:09:56ある著者(4)は → タンニンは抽出するのに最低90℃以上の温度が必要なので100℃のお湯を使うことが非常に大切としている。90℃と100℃ではタンニンの量が違うとも。またティーポットをあたためずにお湯をそそぐと5℃程度、温度が下がる。そこを注意点としてあげています。
2012-10-21 15:10:24ある著者(5)は → 湯の温度が低いと茶葉は上に浮いてしまう。逆に、沸かしすぎて空気が抜けた湯は茶葉は沈んでしまう。水は汲みたてのものを大きな泡がボコボコと出てから30秒、沸騰させるのが良い。水質が悪い場合は2分間は沸騰させる、、、としています。
2012-10-21 15:11:28ある著者(6)は → 新鮮な水を「1.5L以上」の量で沸かすこと。そして水中の酸素を残すために火は95~98℃で止める。すなわち、気泡とともに水面がゆるやかに波打ってきたらOKである。としています。
2012-10-21 15:11:53ある著者(7)は → むやみに長い時間沸かしすぎないこと。空気が抜けて黒いどんよりした紅茶になってしまう。また弱火で時間をかけて沸かすのは、空気が失われてしまいダメと。そして、沸騰したら、ふたをはずして3分ほど沸かし抜くと、、、としています。
2012-10-21 15:12:39またある著者(8)は → やかんに「水道から汲みたての水をいれること」 そしてコイン大の泡がボコボコとたつまで完全に沸騰させる、としています。
2012-10-21 15:12:51【まとめ1】 著者によって微妙に違いを感じますね。もちろん共通する点も多々あります。淹れる際に茶葉のジャンピング現象を起こす、促すことを意識した記載が多いですね。具体的には「お湯の中に空気を残した状態」で茶葉に注ぎましょうという感じです。
2012-10-21 15:13:29【まとめ2】 ①沸騰させることは必須。だが、長時間沸かし過ぎないこと。②沸かす際、やかんの湯量は多めにすること(やかんの湯が多いと短時間の沸騰では空気が抜けにくい)③弱火でじわじわ長時間沸かさないこと。などの記載は「お湯の中に空気を残す」ために書かれた内容です。
2012-10-21 15:13:50【まとめ3】 おいしく淹れるために本当にジャンピング現象が必須なのか?という素朴な疑問も個人的にあるのですが、ジャンピング現象が起きる淹れ方=おいしく淹れることができる!という認識が日本では一般的であり主流のようです。とはいえジャンピング現象が絶対じゃない!というのも事実!?。
2012-10-21 15:14:22【まとめ4】 水道水中の「カルキ抜き」については、長時間沸騰させて・・・というよりは、家庭用の浄水器であらかじめカルキを除去するのが良いのではないかなあと感じます。もちろん浄水器がなくても、普通に蛇口からの水道水を使って十分においしくいただけます。
2012-10-21 15:15:00「みんなで盛り上げよう!紅茶の日、準備企画!」 おいしい紅茶を茶葉から淹れる簡単手順! #茶葉から淹れましょう。ツイートのまとめトゥギャりました。よろしければご覧くださいませ!<写真付き>\(^o^)/ こちら→ http://t.co/Qx7rd8VL
2012-10-08 21:01:00