【シューニャリアーナ享受論】格闘ゲームの武器持ち立ちポーズの鉄則+フィーナ姫移動系モーション案
- L_O_Nihilum
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慎之介は剣を前に向けている。下ろしているとはいえ向けているではないか。ドット的にも前に突出している。
2012-10-21 22:40:08スパッと言ってしまおう。こうじゃないからだ。…どういう事か?…先に挙げた2例と比べてほしい。 http://t.co/WHZBFMMi
2012-10-21 22:41:44よかろうか、もう一度立ちポーズのルールを言う。「そのキャラクターたちが、実際にそこで戦っていると想定したときに、そのポーズの相手の至近距離に相手が近づけるかどうか」だ。
2012-10-21 22:43:12この構えじゃどうしても無理だ。考えてもみよう。だって両手で相手にまっすぐ突き向けられている。真っ直ぐ前に近寄れない。 http://t.co/WHZBFMMi via @TwitPic
2012-10-21 22:44:00これは、片手で持ってるから、相手は懐に入ることが出来る。 http://t.co/qBvXrHNd via @TwitPic
2012-10-21 22:44:34これも例外じゃない。また、恐らくだがクリフの場合この剣ごとキャラの高さとして設定しているだろう。つまり飛び越えることだって例外なく可能だし、前の懐に近づける。 http://t.co/bn5ZEa47 via @TwitPic
2012-10-21 22:45:25要するに実際そのキャラ(てか人物)と戦うと想定した際、見かけに在りえない映像が出ないポーズであれば何でもいいのだ。逆に言えばそれが成り立たなければ如何なるポーズもダメ。例えば「身体を画面に対し平行に向け、剣を相手にまっすぐ向けている形も、近づけないから駄目なのだ。
2012-10-21 22:46:56格闘ゲームのルールが、投げやジャンプを持っているが故、必然的でありどうしようもないことなのである。もし中段の構えや上段の構えを取ってしまえば、そこでジャンプと投げが出来なくなる(さらにしゃがみなども不可能になる)。だから、そうした構えは(現実では絶対必要であっても)許されないのだ
2012-10-21 22:48:08つまるところ彼らは皆、「ゲーム的事情で使えない構えを取りざるを得ない」のだ、と、例えば人は言うだろう。だが、そのような見方は甘い。それでゲームをわかってるなんて言っちゃいけない。
2012-10-21 22:49:02…ちょっと考えればそんな大人の事情ぐらいすぐに分かる。じゃあ彼らは偽の武術をやってて、悉く下手なやつだったり、もしくは剣術を知らなかったりするのか?んなわけないだろう。
2012-10-21 22:49:50重要なのは、そうした構えを取っているということを、作品内部の気持ちで肯定することだと思う。つまり、その構えのかっこよさというか、必然性を、作品内部で、つまりプログラム的とかなんとかっていうこっちの事情で捉えないで考えてやる、ってことだ。
2012-10-21 22:50:44@amamiya1yuuki ユウキさんだからこそ言えますが、「外世の事情というよりはどちらかというと製作するこちらの人間の事情に合わせて作られている」と言うべきでしょう。
2012-10-21 22:51:33このように格闘ゲーム的事情、っていうのを取り入れている中で、尚且つそれを外すように考えるのだ。要するにまさに、エフヤマダ的「妄想」だ。「キャラ立て読解」が必要だ。
2012-10-21 22:52:13…というか、そもそも享受者的観点とはこのことを言うのだ。プレイして遊んで楽しんでいるその最中に、「格闘ゲーム的がどうこう」なんてこと、考えてるわけがないよね。キャラは真剣に戦いに参加しているし、そういう場面を描いているからこそ格闘ゲームであって、だからこそ面白いんだから。
2012-10-21 22:53:30あの「データベース論」とか云々かんぬんの見方の可笑しさと同じだ。そんなこと云々以前に、彼らは戦っているし、僕らもそこを見ているからこそ「戦っている」って言えるのだ。
2012-10-21 22:54:09その戦っている、という外世の事実の前提のなかで、なおもあのような非合理的なポーズを取っている、その理由を、彼らの側から考えてやらなきゃいけないのは当然だ。そうじゃないと、そのポーズや戦い方の素晴らしさ、を肯定できず、畢竟、ゲームそのものを肯定することすら不可能だ。
2012-10-21 22:54:57要するに、僕らがなんのことも考えず、そのゲームを楽しんでた時の無意識な了解に近づくような、そんな見方こそ、必要なのだ。じゃあ、これからそれを試論しよう。
2012-10-21 22:55:30まずぶっちゃけて、こんな殺し合いに出て来ているような人たち、戦いの鍛錬に来る人たちが、剣道の構えや、武器毎の正しい構えというものを、知らないはずがないよね。そんなの、キャラのかっこよさを見ていれば、子供たちでも薄々気づく。てか、私たちが当然のようにゲームを見るときは、
2012-10-21 22:56:38じゃあ、そんなかでなおもああいうポーズをとりたがる理由は何なのか。彼らのアクションから考えて見ればいい。例えば、覇王丸(彼は剣の格闘ゲーム的構えの代表として讃えてもいいのではないか?!)。
2012-10-21 22:57:44彼はそうした考え方を私たちに与える格好のキャラクターだ。まず戦う前にひょうたんのお酒をクイッと飲んで、ブッと吐き散らしてから、剣を構えて、「いざ尋常に、一本目」―――「始め!」ってくる。
2012-10-21 22:58:36