長谷敏司『円環少女』感想

主に自分用のメモです。 『BEATLESS』刊行以来、『円環少女』についての感想を呟くことが増えたので、改めて過去の感想をまとめてみることに。 ○関連 「『BEATLESS』読了直後の感想をややまとまりなく」http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20121011 「『円環少女』13巻再読。『BEATLESS』との相関についてもいろいろと」http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20121028/ 続きを読む
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相楽 @sagara1

『円環少女』、主人公(や仲間)だけでなく敵も含めた登場人物全般が想定される相手について前回の対戦その他で入手した情報に基づき対策を怠らないというか、毎回それぞれの仕込みを見せてくれるのも、とても楽しい。 twitter.com/gentledog/stat…

2014-08-07 12:06:19
犬紳士 @gentledog

なお物語後半になると核融合を簡単に起こせる魔導師が複数登場するので、それほど無敵ではない。

2014-08-06 16:27:57
相楽 @sagara1

『円環少女』の王子護ハウゼンは全体的にかっこよさを煮詰めて結晶化した上丸呑みしてる感もあるキャラクターだけど、4巻-intro-の独白、回想は中でも最高と思う。 「男は失うことに慣れていたから、足を止めはしなかった。ただ、進むべき方向をすこし変えた」(『円環少女』4巻/p8)

2014-08-07 12:12:15
相楽 @sagara1

『円環少女』、武原仁は同僚だろうと保護すべき相手(倉本きずな)だろうと常日頃から当然に「こいつを倒すとしたらどうやるか」「こいつの魔法はどう使う/使われるのが一番怖いか」と想定を重ねてるし、圧倒的強者の皆さん、例えばグレンも九位も雷神もアンゼロッタも毎回細めな仕込みを怠らない上、

2014-08-07 12:22:56
相楽 @sagara1

続く)「そういう設定だ」というだけでなく毎回の戦闘描写に最大限活かされる。 対策の仕方にもそれぞれ性格(たとえばグレンさんはいかにも研究者っぽく、九位さんは魔法世界のトップなのにプライドを捨て魔法じゃない仕込みも重ねてくる)が顕著に出ていて、ホント、素晴らしい。>『円環少女』

2014-08-07 12:25:02
相楽 @sagara1

最終3巻 amzn.to/3zcj9Un が出た山田風太郎『戦中派戦日記』のコミカライズ『風太郎不戦日記』。 1巻はKindle unlimited対象なので amzn.to/3wPjyKZ 加入している人はそれだけでもまずは読んで欲しい。

2021-07-20 00:20:41
相楽 @sagara1

『風太郎不戦日記』12話「時代遅れ」より。 『戦中派不戦日記』(昭和20年)10月1日より。 『円環少女』6巻より。それと次のtweetで補足として10巻、13巻より。 悲しみも痛みも戦いも怒りも、すぐに時代遅れに、過去になっていく。 pic.twitter.com/TOiWuoXC0F

2021-07-20 01:07:50
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相楽 @sagara1

戦いも怒りもいつか過去になる。人の普遍的な哀しみだと思う。 『円環少女』で主人公武原仁とメイゼルの前に、舞花をはじめとする面々(国城田も神聖騎士団も東郷永光も《雷神》も)はそれをこそ決して許せないと立ちはだかっているのかと思う。 togetter.com/li/394707 作品の大きな魅力のひとつ。 pic.twitter.com/csdCdFUJQK

2021-07-20 01:07:51
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