カドカワノベルズとザ・スニーカー
@ailsato 初期のスニーカーは野生時代の増刊かなにかの扱いだったからスニーカー文庫からでないんだと当時思った記憶が‥
2012-10-26 12:50:21メディアワークスのハードカバー
いくつかの電撃大賞は新書ハードカバーで刊行されています。
はい、知ってます。電撃でも「クリス・クロス」「ブラックロッド」が新書ハードカバーでで出てますが、あっちの流れとの関係は、よくわからないです。@laosuu
2012-10-26 11:58:13電撃の『クリス・クロス―混沌の魔王』は1994年11月刊行。角川の新書ハードカバーより前。これは売れたのかも。『ブラックロッド』が1996年1月。ほかに競作集の『ドラゴン殺し』、荒俣宏『魔書アントライオン 』、飛火野耀『神様が降りてくる夏』 など。
2012-10-26 12:07:58電撃がいきなり『クリス・クロス』を新書ハードカバーで出した理由は不明ですが、有川浩作品をみてるとメディアワークスはハードカバー単行本でベストセラーを出すのが悲願だったみたいに思えます。昔は文庫だとどれだけ売れてもベストセラーにカウントされなかったですしね。
2012-10-26 12:19:38メディアワークスのハードカバーというと、高畑先生は他に「タイムリープ」と、有川浩先生は有名な「図書館戦争」…あと橋本紡先生がなんたらと木曜日のキッチンとか出してたはず。なんたらの部分が思い出せんが…
2012-10-26 12:29:27角川春樹時代の角川文庫
カドカワノベルズ創刊前の角川文庫についてのツイートがあったので、そちらも参考に。
1970年代、それまでは古典を学生のために安価に提供するというのがメインだった文庫本をエンタテイメントを大量に提供するための手段として方向転換したのが角川文庫。出版経営の鬼才・角川春樹氏ならではの発想だった。
2012-10-26 10:49:57角川文庫革命の最大の成果は横溝(金田一)ブーム。さらに高木彬光作品の再評価も行われることで80年代の新本格登場に続く布石となる。
2012-10-26 10:58:42作品発掘が追いつかないくらいのヒットで横溝先生は乗り気ではなかったそうだけど『怪獣男爵』などのジュブナイルも文庫化。横溝(金田一)世界の多面性を示すことに。
2012-10-26 11:00:17ソノラマ文庫が発刊されたのも角川文庫の圧力があったからという話なので、角川はラノベのみならず文庫業界全体にかなり以前から影響が大きかったと思ってもよいのかもしれない。
2012-10-26 11:00:36ついでにいえば古田武彦・古代史三部作も最初の文庫化は角川。私はそれを読んだのがきっかけで古田先生のいわば弟子になり紆余曲折経て現状に至る。
2012-10-26 11:01:45第一~第二世代SF作家がどこの文庫から作品を出しているのか数量的に調べたことがあって、星新一、広瀬正、石原藤夫、かんべむさし各氏らといった少しの例外を除けば(筒井氏は新潮文庫と半々近く)、圧倒的に角川文庫が多かったのでした。
2012-10-26 11:33:44豊田有恒先生、半村良先生、光瀬龍先生、山田正紀先生…角川文庫のおかげで読むことができた作品は多いです @hiibuki 第一~第二世代SF作家がどこの文庫から作品を出しているのか数量的に調べたことがあって…圧倒的に角川文庫が多かったのでした
2012-10-26 11:38:50創元推理文庫などがすでにあったが? RT @ailsato: RT @gishigaku: 1970年代、それまでは古典を学生のために安価に提供するというのがメインだった文庫本をエンタテイメントを大量に提供するための手段として方向転換したのが角川文庫。出版経営の鬼才・角川春樹氏…
2012-10-26 15:13:36創元推理文庫、早川文庫などは推理・SF方面に特化してコアなファンを獲得していたのに対して角川文庫はそれらを総合エンタテイメントの一部として位置づけ今でいうメディアミックスに力を入れたのです @yamsan >創元推理文庫 @ailsato
2012-10-26 16:27:27