カドカワノベルズとザ・スニーカー

カドカワノベルズと『ザ・スニーカー』の関係などのまとめ 参考のため、角川春樹時代の角川文庫に関するツイートも追加してあります。
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カドカワノベルズ

創刊は1981年11月、休刊は1997年1月。

刊行順リスト
http://alisato.web2.jp/book/list/nv/kado-nv_p1.htm
http://alisato.web2.jp/book/list/nv/kado-nv_p2.htm
登場順作家リスト
http://alisato.web2.jp/book/list/nv/kado-nv_a_pub.htm
50音順作家リスト
http://alisato.web2.jp/book/list/nv/kado-nv.htm

ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

なんとかまとまったので、放出。カドカワノベルズ の一覧 http://t.co/ujAvfQag いろいろ作りましたが、登場順の著者名リストが一番わかりやすいと思われ。

2012-10-26 10:21:55
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

memo:ノベルスの世界 - 猫を償うに猫をもってせよ http://t.co/RgPLJanQ 新書ノベルズの創廃刊年は、この記事が詳しい。サンケイノベルズはネットにはほとんど情報がない。

2012-10-26 13:37:36
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

カドカワノベルズは1981年刊行でノベルズとしては後発。その後、講談社、中公も追随。森村誠一、赤川次郎の推理サスペンス物のほか、栗本薫、笠井潔、永井泰宇らの伝奇SF物を投入。永井豪の挿絵をつけるなど、ビジュアル面から若者にアピールする作戦もあったようです。

2012-10-26 10:27:35
我乱堂 @SagamiNoriaki

永井豪イラストかー。というてもSFアドベンチャーの創刊から何号かは永井先生が表紙書いてたりしていたしなあ。かの魔界都市〈新宿〉もバイオレンスジャックからだし。当時のSF伝奇世界でヴィジュアルイメージを求めれば、必然と出てくる人であったのかもしれない。

2012-10-26 10:49:09
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

ただ、栗本薫、永井泰宇作品ともにノベルズの特色であるエロスとバイオレンス描写があって未成年向きとは言いがたい(でも読んでたと思う)。1984年の富野由悠季『リーンの翼』藤川桂介『宇宙皇子』の登場――正確には文庫化からの流入で若い読者が増えたのではなかと思われる。

2012-10-26 10:42:08
我乱堂 @SagamiNoriaki

リーンの翼とか宇宙皇子とかは、あそこらはアニメ系イラストレーターの起用は当時のアニメブームと関係しているのかどうかは解んない…が、宇宙皇子は全巻読破しているけども、いのまたむつみ先生のイラストなくば、果たして何処まで売れたものか。

2012-10-26 10:50:55
natuki🇺🇦 @natuki_mokoko

@ailsato 未成年リアルタイムでまこすこよんでた私が言うのもあれですがリーンの翼はアニメダンバインと共通世界間のシリーズなんでアニメの特集で取り上げられて始めから若い読者が多かった、宇宙の皇子もいのまた絵と作家がアニメ脚本の人でニュータイプで紹介されてたような(^_^;)

2012-10-26 11:24:43
ogawab @ogawab

カドカワノベルズというと、「3年間文庫化しません」のフレーズで創刊しながら、2年経たずに文庫化されたのが忘れられない。それ以来、5年ぐらい角川書店の本は意識的に買わないようにしてたなあ。

2012-10-26 11:05:55
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

『宇宙皇子』の文庫化は1986年1月。『魔界水滸伝』の文庫化が1986年9月。角川文庫のファンタジーフェアと同時期ですね。ただ、1986年のファンタジーフェアのラインナップには『宇宙皇子』も『魔界水滸伝』も入っていない。 http://t.co/mkrLkpuI

2012-10-26 10:50:07
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

カドカワノベルズが休刊するまで、角川スニーカー文庫(と前身の青版)とは関係はありそうに見えて、実はあんまりなくて、カドカワノベルズからスニーカー文庫になったのは1986年の『リーンの翼』のみ。あとは1997年6月に高千穂遙『神拳李酔竜』がスニーカーに入ったぐらい。

2012-10-26 11:01:08
我乱堂 @SagamiNoriaki

あとはファンタジー王国にスニーカーの作品の外伝がまとめられたりとか…くらいでしたかね? RT @ailsato: カドカワノベルズが休刊するまで、角川スニーカー文庫(と前身の青版)とは関係はありそうに見えて、実はあんまりなくて、(略

2012-10-26 11:02:40
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

カドカワノベルズは1997年1月刊行分で休刊しますが、これは1997年4月にハルキ文庫が創刊されて、主要な作家作品がそちらに移動したからのようです。 http://t.co/nlNQuSrc

2012-10-26 11:13:40

カドカワファンタジー

ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

カドカワファンタジーのことを書き忘れていた。1991年10月にカドカワノベルズ内にできたレーベル内レーベル。『オーラバトラー戦記』や『宇宙皇子 妖夢編』『巡検使カルナー』などはシリーズの途中でいきなりカドカワファンタジーへ。角川ではよくあることw

2012-10-26 19:46:48
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

カドカワノベルズの背のマークが四角い枠に鳳凰なのに対し、カドカワファンタジーはマークが丸枠に鳳凰。ほかにカドカワノベルズの装丁の特長だった赤い帯がなかったり。『巡検使カルナー』には重版の際にカバー装丁が変わったものもある。角川ではよくあることw (訂正して再ツイート)

2012-10-26 19:58:24

初期のザ・スニーカー

『野性時代』の増刊として1993年3月創刊。当初は季刊。
1996年独立し、新創刊。

ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

で、『ザ・スニーカー』って雑誌がありましたよね。あれ、1997年まではスニーカー文庫の母体じゃなかったのです。どういう意味かというと、『ザ・スニーカー』で連載した作品はスニーカー文庫には入らなかったということです。なんだ、そりゃ?、と思うでしょ。私もびっくりした。

2012-10-26 11:26:42
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

『ザ・スニーカー』に連載された作品のほとんどは、スニーカー文庫には入らず、新書ハードカバーにまとめられました。具体的には前田珠子「堕神綺譚」、栗本薫「緑の戦士」、花田一二六の短篇集などです。

2012-10-26 11:38:21
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

第一回スニーカー大賞金賞を受賞した冲方丁、七尾あきらの作品が新書ハードカバーで刊行されたのも、そういう流れのせいらしい。今でも新古書店でよく見かけるので、新書ハードカバーはそれなりに売れたようですが、ベテラン作家ならともかく新人作品をいきなりハードカバーってのは……ねぇ……。

2012-10-26 11:49:22
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

スニーカー文庫作品の外伝は載せてたみたいです。RT @SagamiNoriaki: えーと、初期のザ・スニーカーは…何やってたかな。漠然と覚えているけど、スニーカー文庫とは関係なかったかといえば…そーいえば、特に連載作品が文庫化したのを買ったって覚えがないなあ…。

2012-10-26 12:31:19
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

『ザ・スニーカー』1993年の掲載作品。スニーカー文庫で刊行された作品の外伝が多い。 http://t.co/GQwmSCI1

2012-10-26 15:18:14
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

神坂一『闇の運命を背負う者』は『ザ・スニーカー』連載でスニーカー文庫で刊行されている。1996年10月刊行。

2012-10-26 15:21:40
ありさと@alisato@mstdn.jp @ailsato

『ザ・スニーカースペシャル』に連載されていた作品 http://t.co/M8Oj1uqt の収録先:栗本薫、藤水名子→新書ハードカバー、飛天、神月摩由璃→カドカワノベルズ、菅浩江→スニーカーブックス、岡野麻里安→スニーカー文庫、榊原姿保美→立風書房『双貌のマリア』

2012-10-26 15:13:06