僕結構作品撤回しますので、、、笑、特に機嫌が悪い時に自分の作品を聞き直さないと行けない事になって(例えば誰かが録音送ってくれたり)その時に「でやー、こんなの撤回!」とかって思う時もあります 笑
2010-07-30 22:34:11というのは、あの頃はas I am という大きな作品をアンテルコン委嘱で10ヶ月かけて書こうと思い、かいている最中でした。そのお陰で時間も無いし、このSAKANAの作品が書けるかな、と思ってたんですよね
2010-07-30 22:36:33でね、正直に話しますが、僕は作曲のみで生活しているので、as i amみたいに、10ヶ月とか僕が勝手に長い間書けて書こう!って思った所で、委嘱費が増える訳じゃないのです。それで、
2010-07-30 22:37:59生活の面でも、このソロのサックスの委嘱(あと、ソロの歌の曲、deconstructing franz問い迂曲)を受けないと生活できない状況で(しかも作品にかけられる時間は2週間づつ)。
2010-07-30 22:39:24でもね、僕にとっては最初気が進まない委嘱、プロジェクトでも、書いた後、「あー、書いて良かった、これをかいたお陰で自分にとってとっても前に進めたし、自分にとって重要な作品になった!」って思える作品に持って行く所が「プロ」なんじゃないか、って自分で思うんです。
2010-07-30 22:40:51SAKANAは僕にとって本当に重要な作品になりましたし、これを書かなかったらsecret forestという後のアンサンブル作品も産まれなかったと思うんです、特に木管群の所はSAKANAの技術をもっと踏み込んだ感じが僕にはしますし。
2010-07-30 22:42:50だからもし僕が裕福な家に産まれてて、状況が違ってたらSAKANAが産まれなかっただけじゃなく,他のいろんな作品にも自分にとって進展がなかったかもしれません。そう考えると不思議です。
2010-07-30 22:43:28いえ、時間が無いだろうと予想してたのです。ですから、as i amを書きながら、SAKANAを書く数ヶ月前から大石さんにいっぱい準備をしてもらったのです、覚えてますか?映画でいうpre-productionですね。書く前の準備段階。これは他の曲をしながらでもできますし。
2010-07-30 22:44:49準備段階は、大石さんとスカイプで何回もお話、試し弾きまでしてもらって、っていうのが数ヶ月しましたよね?そこの所大石さん話してくださいよ。
2010-07-30 22:47:04@fujikura_dai 覚えています。まずD.ケンツィのマルチフォニックの本に書いてある音を100個ほど全部録音して送りましたよね
2010-07-30 22:47:21そう!そこで僕が気に入った重音(マルティフォニックス)を全部とりだして、それでまた試し弾きしてもらって。RT @m_oishi: @fujikura_dai 覚えています。まずD.ケンツィのマルチフォニックの本に書いてある音を100個ほど全部録音して送りましたよね
2010-07-30 22:48:17僕にとって、こう演奏家と密接に試したりするのは作曲の上で一番重要な、必要不可欠なものです、人間にとっての水、食べ物、みたいなものです。一番作曲家として幸福な時ですね。そう時間を大石さんみたいに裂いてくれる人も中々いませんですし。本当にありがたいです。
2010-07-30 22:49:42