つっちー先生に学ぶ銀行の勘定系システムと証券系システム。

あくちぶお父ちゃんの疑問から始まる、銀行の勘定系システムと投信サブシステム、証券系システムまで。
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(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

あくちぶお父ちゃんは勘定系の何を調べてたんだろ

2012-10-28 09:11:31
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@tsuchie88 各行がどの勘定系ソフトウェアを使っていて、保守費用がいくら位で、投信の制度改正で勘定系を一部いじる事になったらどの位開発費用かかるのかな〜という目安を探すのが目的でした。スルガのトゥギャッターをヒントにコツコツ調べさせてもらいました。ざっすざっす

2012-10-28 09:16:37
すらたろう @sura_taro

各行がどこの勘定系システムを利用しているかは有価証券報告書には開示していないですが、システム共同化のリリース記事を丁寧に拾っていけばわかるかも(時間がかかるなあ

2012-10-28 09:20:44
すらたろう @sura_taro

この手の記事をつなぎ合わせていけばシステム共同化の一覧を作れるかな  千葉銀行・第四銀行・中国銀行 基幹システム共同化へhttp://t.co/cj4koMgx

2012-10-28 09:23:14
すらたろう @sura_taro

窓販投資信託は銀行のBSにはオンバランスされないので、勘定系とは別のサブシステムを利用しているのが通例かと思われます。しかし、顧客の預金口座から購入代金を振り替えたり、顧客情報の管理のため何らかのリンクはしている

2012-10-28 09:26:55
すらたろう @sura_taro

窓販商品が追加される度に、それなりのシステムメンテ費用がかかります

2012-10-28 09:29:00
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@sura_taro wiki先生で一つづつ拾って行きました、、、、

2012-10-28 09:32:47
すらたろう @sura_taro

@ActiveIndex 乙です。。投信窓販のサブシステムについてはおそらく公開情報はありません。ヒントとして、商品選定が幹事証券会社主導か、メガの資本系列かで選ばれるケースが多いので、サブシステムもそれに連動するかも

2012-10-28 09:36:34
すらたろう @sura_taro

@ActiveIndex ただ、最近は基幹系のみならず、サブシステムも共同開発してコストダウンを図るケースもあり、必ずしも系列や幹事証券とのお付き合いにはとらわれない場合も多いと聞きます

2012-10-28 09:38:27
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

@activeindex 運用会社の勘定系ですか? 銀行の勘定系とはシステムがぜんぜん違うと思いますよ。運用会社のシステムはほとんど知らんのですが、規模の大きいところだとゴリゴリ自社で内製してるところもあれば、NRIのT-STARみたいなパッケージ使ってるとこもあっていろいろかと

2012-10-28 09:53:11
四目小僧 @toshinmania052

@sura_taro @ActiveIndex 窓販のサブシステムでしたら、8割方NRIのBESTWAYですから、逆に『じゃないほう』を探す方が早くて、バックオフィスの方がご存知かも。今回の議論だとこっちの修正がメインかと。 http://t.co/haOZ3des

2012-10-28 10:18:02
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@tsuchie88 いやいや銀行の勘定系システムですね。 投信制度の大幅な改正があった時に銀行の勘定系システムの一部を弄らないといけない場合の開発費用というかコストをしりたいなーと。

2012-10-28 10:18:23
ActiveIndex @ActiveIndex

@toshinmania052 ありがとうございます。NRIに問い合わせたところ、ベストウェイ以外にも銀行勘定系の一部開発が必要になる案件と言われて、門外漢ながらしらべておりました。

2012-10-28 10:23:14
四目小僧 @toshinmania052

@mini1300at1993 各販売会社ごとの売れ筋は見たことあるのですが、チャネルでこれほどまできれいに分かれるんですね。それぞれのチャネルで投資家の客層やサービスに対するニーズは違うので、単純に個人投資家とひとくくりにできないですね。

2012-10-28 11:24:08
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

いい機会なので、有価証券系の勘定系システムについてちょっと書いてみたい。といっても、大して詳しくないのでかなり外れてるところが多いと思うが・・・。

2012-10-28 11:48:57
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

一般的に、勘定系システムというと銀行における預金・為替処理を行うための銀行勘定系システムを指す場合が多い。しかし、広義には証券会社や保険会社、運用会社など広く金融法人における総勘定システムを指すこともあり、また事業法人の会計システムを勘定系と呼ぶ場合もある

2012-10-28 11:51:21
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

ただ、最近ではあまり勘定系と呼ぶことも少なくなってきていて、一般には狭義の銀行勘定系を指すことが多くなっているような気がする。銀行勘定系でも一部のパッケージで見られるように、勘定系を中核としたシステム体系から、サブシステムの一つとして位置づける「勘定系の解体」が起こってるからだ

2012-10-28 11:53:04
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

特に、証券会社の基幹系システムでは、役割別に系統がフロント系、ミドルオフィス系、バックオフィス系に再編されて、勘定系はバックオフィス系の中で役割別のシステムが分けられつつあると思う。かつてはメインフレームベースだったが、最近では大手でもオープン系システムで運用されている例が多い

2012-10-28 12:01:01
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

トランザクションの性質として、銀行勘定系では勘定規模が非常に大きい。大手行では1000万口座以上の規模で、最大のゆうちょ銀行では1億口座に達する。これに対して、証券系では最大手の野村で500万、楽天で120万口座と規模的な違いがある

2012-10-28 12:08:58
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

また、銀行などの投信口座で考えるとあわせても1000万口座程度なので、はやり規模としてはあまり大きくない。

2012-10-28 12:10:18
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

また、銀行勘定系は窓口やATM、為替取引などのオンライン処理の負荷と、口座振替などのバッチ処理の双方の負荷が非常に高いが、証券系のシステムの負荷は主にフロント系のオンライン処理負荷が高いのに対して、勘定系はバッチ処理負荷が高い

2012-10-28 12:15:59
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

商品の数にも違いがあり、証券系は株式、債券、投信など商品の数が多く、勘定規模が大きいと言っても預金系がほとんどを占める銀行とは性質が違う。また、時価がある商品なので、相対的にオンライン処理量が少ないと言ってもトランザクションそのものの負荷で見ると証券系は重い

2012-10-28 12:20:18
すらたろう @sura_taro

有価証券の時価評価はサブシステムで行っていますね。決算期末にサブシステムと勘定系システムをインターフェイスして時価評価を取りこんでいます

2012-10-28 12:21:56
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

こういった違いがあるので、証券系の勘定系はトランザクションあたりのコストの安いオープン系で構築されていることが多く(大手では一部メインフレームが残っているが)、システムそのものもスケールアウト型で構成されている。また、対面営業のないネット証券では、勘定系は自社で保有しない例が多い

2012-10-28 12:22:51
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

証券系に限らず、営業や会計に用いるデータは、勘定系から情報系にバッチでデータを抜いてきて使う。最近ではDWHを構築してデータを統合化する場合が多く、金融機関のシステム投資も勘定系から情報系やフロント系に比重が移って久しい。まぁ銀行さんだと、勘定系ITはまだ花形部門だけど

2012-10-28 13:17:27