『サウンドを巡る生態系vol.1』BUN/Fumitake Tamura × 原雅明

美学校にて2012年10月28日に行なわれた、連続講義『サウンドを巡る生態系』の第一回目です。テーマは"トラックメーカー"ということで、BUN/Fumitake Tamura氏をゲストに講義が行なわれました。
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美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun 昨年の作品『BIRD』の解説をします。バッハの曲のあるフレーズを、サンプリングでなく、モチーフとして利用することで、再構成することを試みました。

2012-10-28 19:01:16
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun コラージュとも違うやり方で、クラシックの楽曲を再構成できないかと思った。裏テーマとして、BIRDの曲において試みている。

2012-10-28 19:03:08
KosukΞNAGAI | hanatochill.eth | Web3 BizDev&Lawyer @hanatochill

BIRDがバッハを下敷きにしていたとは…!もう一度聴いてみよう。@ongakubigaku: bun コラージュとも違うやり方で、クラシックの楽曲を再構成できないかと思った。裏テーマとして、BIRDの曲において試みている。”

2012-10-28 20:14:15
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

♪クラシックのリコンストラクションのその他の例として、ケージの曲を使った再構成を試聴&解説

2012-10-28 19:04:42
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun ピッチを落とし、遅くして、そこから生まれるグルーブ、うねりを展開させていく。スクリューなんかもそうだけど、遅くしていくことで、見えてくる音の空間みたいなものに魅かれる。世界から少しズレていくようなムードが、自分の中で早津ていますね。

2012-10-28 19:07:13
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun ずらしていくという手法自体は、ライヒが色々な試みをやっているし、それほど興味はない。楽音ではない『素材』が遅延変形していく面白さ。

2012-10-28 19:09:25
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

原 rowな音のもつ麻薬的な魅力、酩酊感は凄く大きい。そうした生々しい素材を扱う力がある人は強いよね。

2012-10-28 19:11:09

※スペルミス訂正します。正しくは『RAW』

td @tdsn_sns

地下鉄とかでイヤホンでゆっくりしたビート聴いてると、社会とずれてる感じみたいなのが好きみたいなこと言っててうわーまさにそんな聴き方してたと思った。

2012-10-28 21:21:55
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun LAビーツ勢のアマチュアイズムの生々しさは凄く面白い。しかもそれがきちんと対価を支払い得る強度を持っている。

2012-10-28 19:37:29
td @tdsn_sns

LAビートってなんなんだろう、LOW&THEORY周辺聞けばいいのかな

2012-10-28 22:25:01
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

原 プロとアマの垣根が希薄になった今、音楽の作り手はどこを目指すべきか?

2012-10-28 19:38:38
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun 音楽のビジネスモデルが小売りから変化している中で、今後はもしかしたら、大昔の芸術家のように、パトロンなりに囲われる芸術家、というモデルに回帰するのかもしれないし、どうなっていくかは分からない。模索している段階。

2012-10-28 19:42:58
齋藤貴弘 @SaitoChin

現代でのパトロンて誰なんだろう?ファンコミュニティは消費者から抜け出てパトロンたり得るのかな?RT @ongakubigaku: bun 音楽のビジネスモデルが小売りから変化している中で今後はもしかしたら大昔の芸術家のようにパトロンなりに囲われる芸術家というモデルに回帰するのかも

2012-10-28 19:51:36
daisuke tanabe @daisuketanabe

@SaitoChin キックスターターなんかは小口のパトロン制度なんじゃないでしょうか。http://t.co/6XzlFExg

2012-10-28 19:54:03
齋藤貴弘 @SaitoChin

@daisuketanabe ですね!POPさや分かりやすさだけでなく、CDRのような実験性を許すパトロンであってほしいです。

2012-10-28 20:04:55

※CDR・・・ロンドンの実験的なクラブイベント。参加者が自作音源を持参すると、DJがその場でプレイしてくれる。Daisuke Tanabe氏も、このイベントをきっかけの一つとして活動の幅を広げた。 http://www.plasticpeople.co.uk/cdr.shtml

daisuke tanabe @daisuketanabe

@SaitoChin ですね。ただ非常に実験性に富んでいたはずのCDRも、一枚目のコンピレーションリリース以降作家側が各々勝手に制約を作ってしまいました。実験性に関しては場の問題でもあると同時に作家側の問題もあると思います。

2012-10-28 20:21:32
齋藤貴弘 @SaitoChin

@daisuketanabe @ongakubigaku 命令は色んな形で現れてくるんだと思います。「切りとれ、あの祈る手を」という本が面白かったです。

2012-10-28 20:32:22
隙間、代官山 @schema_dky

@SaitoChin @ongakubigaku 藝術についてはパトロンの時代へ戻るでしょう さらにレトログラードして 共同体や神への捧げ物 作業歌 通信手段の一つ 予祝(獲物が捕れることを祈って洞窟の壁に動物の絵を描いたり)まで戻るのかしら 文明を保ったままなら よいのだけれど

2012-10-28 19:57:57
齋藤貴弘 @SaitoChin

@la_gaya_scienza @ongakubigaku 何でも3.11と結びつけるのは嫌ですが、でも音楽は音楽そのものというよりも、何らかの祈りや思想の伝達手段や共通言語としての意味合いを強めているのかもしれませんね。

2012-10-28 20:10:19
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun 音楽単体を商品とする小売りではなく、パッケージ含め、モノとして提供するという意味で、『Bird』を作ったんです。

2012-10-28 19:45:20
齋藤貴弘 @SaitoChin

モノはダウンロードできない。体験も然りですね。ダウンロードできない何かがほしい。RT @ongakubigaku: bun 音楽単体を商品とする小売りではなく、パッケージ含め、モノとして提供するという意味で、『Bird』を作ったんです。

2012-10-28 19:47:19
美学校 / 音楽 @ongakubigaku

bun 基本的に、値段をつけちゃうと難しくなるようなもの---この前出したzureru http://t.co/3XeH4MOj などは、自分の所からフリーでリリースするようにしています。

2012-10-28 19:47:37
齋藤貴弘 @SaitoChin

作品は資本から自由になれないのかも。自由な音が聴きたい。RT @ongakubigaku: bun 基本的に、値段をつけちゃうと難しくなるようなもの---この前出したzureru http://t.co/awlBaOWN などは、自分の所からフリーでリリースするようにしています。

2012-10-28 19:55:35