「子供が○○なのは社会のせい」か!?【関連ツイートまとめ】
まとめの作成を始めた時点で
RT25,000、Fav10,000超え(twitter公式)
のこのツイート。
ひとつのツイートが1ヶ月以上にわたって拡散を続けていると、その期間中にとても興味深い流が生まれてきました。
そこで、ことの発端から現在に至るまでの経緯をまとめつつ、個人的な考察を加えてみました。
はっきり言って、長いです。
でも、かなり興味深いです。
それでは、はじまりはじまり。
子供が努力しないのは、努力が報われない社会だから。 子供が勝負しないのは、負けたら終わりの社会だから。 子供が信用しないのは、裏切るのが当然の社会だから。 子供が挑戦しないのは、夢を馬鹿にされる社会だから。 子供が成長しないのは、責任を押し付ける社会だから。
2012-09-12 23:48:46このツイートをつぶやくきっかけとなったのは、実は次のツイートの話題から。
当然ですが、ひとつのツイートが突然ポンと飛び出してくるわけではありません。
この一連の流れを読むだけでも、最初のツイートの印象は変わるのではないでしょうか。
この方は賭博と勝負の区別もつかないらしい。「勝負」とは本来、負けても終わりではないが「賭博」は負けると身を滅ぼす。今の若者が「勝負」をしないのは「負けると終わり」だからです。 / 橋下知事「小さい頃からギャンブルを。国民を勝負師に」: http://t.co/GLgPJ4vE
2012-09-12 22:41:12ある時点での結果は出るが、再挑戦できることを「勝負」といい、「負けたら何も残らない」ものを「賭博(ギャンブル)」と言うんです。本来「勝負」であるべきことが「ギャンブル」になってしまっていることがおかしいのに、そこに「自己責任」なんて馬鹿なことを言い出すから益々おかしくなるんです。
2012-09-12 23:08:30今の若者は「やる気がない」とか「挑戦しない」とか言うけど、「やる気を出して挑戦」しても、もし失敗したら、全てが「無駄」にされてしまうなら、そりゃやる気も出さないし、挑戦しないって。ましてや「勝負根性」なんてもので、やる気なんて出ないから。
2012-09-12 23:18:09昔の人が「勉強」したのは、勉強をすればしただけ「挑戦の場」が与えられたからです。今の子供達には、その「場」がない。それを奪っているのは、まぎれもなく「大人」です。
2012-09-12 23:20:03今の子供達が勉強しないのは、勉強をしても、その成果を発揮する場がないことを肌で感じているからです。子供達は馬鹿じゃない。もし本気で勉強をさせたいのであれば、その成果をちゃんと発揮できる社会にするか、勉強自体の面白さをきちんと教えるように教育の指針を変えて行くことしかない。
2012-09-12 23:30:37ここまでが、ことの発端の全体像です。
これはほぼ日付が変わるころの話。
そして、一夜が明けると、リツイート祭りが始まっていました。
昨日のツイートで僕が言いたかったのは「全て社会が悪い」→「だから僕は悪くない」ということではありません。社会を形作っているのは、まぎれもなく僕たち一人ひとりです。もしあのツイートに共感してくれたなら、一人ひとりに出来る事が必ずあるはずです。どんな些細な事でもかまわないと思います。
2012-09-13 09:15:39たぶん「社会のせいにするのは甘え」というメンションがたくさん飛んで来ているんだろうけど、幸いなことに(?)PC公式もスマホのクライアントもメンションを全然拾いきれてなくて確認が出来ていないという状況。ちなみに、先ほど言ったように、そのような意図は基本的にありませんので悪しからず。
2012-09-13 09:18:03このツイート → http://t.co/08bmemfm に「社会のせいにするな」「自己責任」「甘え」とおっしゃる方は、どうも御自身が社会の一員であることを失念されているようです。僕はこのような社会を変えたいと思っていますが、変わらないのは、そういう人がいるからです。
2012-09-13 11:05:58これだけRTされると「おお、これは!」というような反対意見をいただけるかと思っていましたが(そして、今も期待していますが)、今のところ「僕の過去のツイートをよく読んでください」ですむものしかこないのは、ちょっと残念ではある。
2012-09-13 11:07:34「僕は今の社会を否定的に見る」ということと「すべて社会が悪い」は全く違うということは、例えば「僕はこの映画を否定的に見る」ということが「すべての映画が駄作」とはならないってことを考えればわかりそうなものだけどな。
2012-09-13 12:33:55これだけ「他人のせいにするな」が蔓延しているのは、その裏に「だから僕は悪くない」がくっついてるからだと思います。でも大抵の問題は「どちらにも是も非もある」し、だからこそ、問題解決とは「その時点から双方が次に進めるようにすること」であるはずで、どちらかを否定することではないと思う。
2012-09-13 12:55:31確かこのあたりで10,000RTを超えそうな感じになっていたのだと思います。
これだけの大量ツイートにはさすがに慣れていないので、若干の焦りを感じますね。
我ながら初々しいw
この段階では、飛んでくるメンションはほぼ100%批判や誹謗中傷の類でしたので、僕自身の意見も割りと尖がっています。
24時間経過するのを待とうかと思ったけど、もういいや。今から、このツイート → http://t.co/08bmemfm に水を差す連ツイをします。普段から僕にお付き合い頂いている方には珍しくもないこですがw先のツイート後にフォローされた方はご覚悟を。
2012-09-13 15:58:22まず、あのツイートを思いついたとき、たぶんこれはかなりRTされるだろうなと思いました。何度か大量にリツイートされてる経験から、自分の中で「拡散するツイート」の漠然としたロジックがあり、それに合致していたからです。
2012-09-13 16:00:23先のツイートを良く読んでもらうと分かるのですが、実は基本的にあのツイートには「主張がありません」。裏を返せば、あのツイートを読んで感じたものは、読んだ人自身の考え方とも言えます。
2012-09-13 16:01:55先のツイートは本質的には「りんごは赤い」と言っているに過ぎません。それに対する感覚は、当然一人ひとり違います。だから、アンチが出る事も想定の範囲内でした。そして、そのアンチの方々が嫌っているものと同一視されることもまた想定内でした。
2012-09-13 16:05:29もちろん、僕の目から見た社会の一面であるという部分は排除できてはいませんが、そうであることに判断は一切下していません。繰り返しますが、そこに見出されるのは「自分に都合のいい意見」なのです。
2012-09-13 16:08:23当然ですが、あのツイートは多様な社会の一面でしかありません。しかし、社会というのは、そこに暮らす人全てによって形作られている以上「そう見える人がいる」ということは、まんざら嘘でもありません。そして、同意のRTが多いと過程するならば、それはやはり事実として受けとめる必要があります。
2012-09-13 16:11:36僕はこのツイート → http://t.co/08bmemfm のような面は今の社会にあると思っていますが、当然そうでない人も、そうだと思っていても頑張っている人がいることも知っています。僕自身、それで諦めてもいません。同時に僕は「そのような面はなくなってほしい」とも思います。
2012-09-13 16:16:09