2012-11 Twitter 140字で作文（BL仕様）
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@imotok
「喉乾いた」風呂上がりに裸のまま台所へ足を踏み入れた僕は猫の餌皿をひっくり返した。「わっ！」足を滑らせ、床の上に転がる。「また風呂入らなきゃ」「ニャー」猫がきて僕の体についた餌を貪った。「くすぐったい」「猫で抜いてたのか…」「違うっ！」帰宅した彼が呆然と僕を見下ろした。
2012-11-19 05:20:42
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@imotok
「いってきまーす。えっ…」玄関を開けると彼がいた。「手紙読んだぞ」「あらお友達？」「おはようございます」彼の笑顔に母の顔もほころんだ。僕はしどろもどろだ。「何で？」「好きだって書いてあったから」「あら？」「趣味の話だよな！」呆然とする母に言い訳をし、僕は彼の制服の裾を引っぱった。
2012-11-20 03:16:57
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@imotok
「凄い雷、停電しちゃったね」「バックアップ電源つくかもな」「こんな小さな映画館で？」「多分な。ほら」「ご観覧中の皆様、復旧まで少々お時間を頂きます。しばしの間、暗闇と音楽をお楽しみください」ロマンチックな音楽が流れる中、やっと目が慣れた。ふと顔をあげると彼が僕を見つめていた。
2012-11-21 04:21:36
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@imotok
玄関を出てすぐに同じマンションに住む彼と出会った。「おはようございます」「おはよう、手に何かついてるぞ。ん、甘いな」つい彼の手をとり、ぺろりと舐めてしまった。「花の蜜です。下の花壇の手入れをしていたもので」動揺しない彼にむっとした俺は、ここにもついているぞと首筋を舐めあげた。
2012-11-22 12:08:34
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僕は彼と動物園にきた。「今日のラッキーアイテムはオレンジだって、食べる？」ベンチに座ろうとした僕達に、飼育員が叫んだ。「逃げて！」ヤギが突進してくる。彼が僕を庇った。転がり落ちたオレンジをヤギが夢中で食べだした。「大丈夫か」「うん」彼に抱きしめられた僕はラッキーと思った。
2012-11-26 03:16:42
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「プラネタリウム出てから機嫌悪いな」「星が奇麗って誰かさんがうるさかったの、帰る！」僕は走り、逃げ帰った。「星に嫉妬して、僕の馬鹿…」次第に歩みが緩む。とぼとぼ歩きながら額の汗を拭った。ポケットが震える。”俺の一番星はお前だよ”「見つけた」メールを開いた瞬間、肩に彼の手が触れた。
2012-11-27 03:48:40
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学校の廊下で僕に抱きつき、彼が呟いた。「休み時間短いな」「満足できる魔法かけてあげる」悪戯に彼の頬にキスする。彼が僕をきつく抱きしめた。「煽ったな」吐息が熱い。彼は僕の唇を貪った。「ここまで！いい子にしていたら夜会おう、ね？」「ああ」チャイムが鳴ると彼は渋々教室へと戻っていった。
2012-11-28 05:31:54
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一人徹夜をした。やっと仕事が終わり、床の上にゴミが散乱する中、俺は構わず眠りについた。目覚めると出社した彼が気まずそうに俺を見た。「誰かいたの？テッシュ転がってる」「花粉症だ。俺が浮気する訳ないだろ永遠にお前一筋だ。栄養くれ、な？」と彼を押し倒したが、もう皆がくると押し戻された。
2012-11-29 05:33:46
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動物園が開く前から並び僕らはパンダを見た。「よく見えなかったな」「僕も子供だったら君に肩車してもらえたのになぁ」「子供扱いならしてやるぞ。こいよ」彼はポンと膝を叩いた。「膝枕久しぶり」「いつも腕枕だからな」「今度抱き枕になってよ」「それはお前の役だろ」顔を見あわせ二人して笑った。
2012-11-30 05:41:47