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超初心者向けバンド講座(後編)

前編はこちら↓ http://togetter.com/li/393127
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ロックンロール哲学者 @afromootekki

メンボ作りの段階でも言いましたが、まともな文章が書けないと言葉で何も伝えることが出来ません。なので1人は国語力のあるメンバーが欲しいものです。もし1人もいなくて、かつ国語の勉強もしたくないというなら文章専門のスタッフを雇ったほうが良いでしょう。

2012-12-07 09:50:23
ロックンロール哲学者 @afromootekki

フライヤーは練習スタジオの掲示板に貼ったり、ライブハウスの折り込みチラシとして使います。とはいえこれを見てライブに来たり試聴してくれる人は基本的にいないと思ってください。「こういう名前の、そしておそらくこういうジャンルの、バンドが存在する」ということを知ってもらうだけで充分です。

2012-12-07 09:55:14
ロックンロール哲学者 @afromootekki

「これ見て客が来るわけじゃないなら文章力関係無くね?」と思うかもしれませんが、観られもしないうちに文章のまずさで悪印象を与えてしまったら、いずれ来てくれるかもしれないお客さんを知らないうちに逃していることになります。

2012-12-07 10:00:59
ロックンロール哲学者 @afromootekki

口うるさいのは承知してますが、プロフィール文や歌詞も含め、バンドマンの国語力平均はギャルを笑えないぐらいにひどいので真剣に向上して欲しいと昔から思ってます。歌詞の件でも言いましたが、言葉で何かを伝える必要のある人は、本を読んでください。

2012-12-07 10:05:22
ロックンロール哲学者 @afromootekki

少し脇道に逸れますが、音楽に限らず日本の文化的成熟度が低い背景には「芸術家志望≒低能のコミュ障」との偏見を持たれがちな面があると思ってます。そして事実バンドマンにはそういう人が多いので、そのやってる音楽がバンドマン以外の人からなかなか敬意を払われないのは当たり前です。

2012-12-07 10:10:23
ロックンロール哲学者 @afromootekki

「いや作品が良ければ人間性は関係無いだろ」と思う人が多いでしょうし僕も本当は否定したくないのですが、事実として人間は、とりわけその大部分が権威主義者である日本人は「その作品が何であるか」より「誰がその作品を作ったか」を重視しがちなので残念ながら関係無くはないのです。

2012-12-07 10:15:18
ロックンロール哲学者 @afromootekki

本題に戻ります。ステッカーやフライヤーといった伝統的な方法以外にも、現在であればやはりSNSを活用したいものです。とはいえ既にmixiは死に体、リア充専用と揶揄されるFaceBookは日本で定着すると思えないので、僕はTwitterを推奨したいです。

2012-12-07 10:20:23

こういう意見もあります。出来る余裕のある人はやったほうが良いでしょう。

金野和磨(GMA/Pluto) @konno108

@afromootekki ステッカー&フライヤー、Twitter、youtube、ユーストを導線を考えながら戦略的に組み合わせて集客するのが良いと思います。できればブログも。Facebookとmixiもできればしたほうがいいですが、仰る通り負担が大きいので捨てもありかと思います

2012-12-07 21:53:02
ロックンロール哲学者 @afromootekki

広告費をかけられないアマチュアバンドマンにとって最良の宣伝は口コミです。そしてTwitterというメディアは要するに可視化された口コミなので、これを使わない手はありません。

2012-12-07 19:10:12
ロックンロール哲学者 @afromootekki

実際の手順としては、別のところでも書きましたが知人友人にバンドの褒めツイートをしてもらい、それをRTした後すかさず自分のバンドを宣伝また音源リリースや自主企画の直後、その件についてできる限りの知人を動員し呟いてもらい、togetterにまとめて拡散するなど。ステマ上等。

2012-12-07 19:15:19
ロックンロール哲学者 @afromootekki

なおこれらはバンド垢やメイン垢で全てをやると、あざとさの余りかえって反感を招く恐れもあるので、「ほどほどに」宣伝する為の別垢を持つのが良いかもしれません。出来ればメンバー全員がメイン垢と別垢を持ち、さらにTwitter専任スタッフがいれば万全でしょう。

2012-12-07 19:20:14
ロックンロール哲学者 @afromootekki

またTwitter専任と限らず、広報・宣伝の全てをメンバーがやるのはかなりの労力を使うので、その為のスタッフを早めに探したほうが良いと思います。たとえ趣味志向であっても、自分たちの音楽を広く聴いて欲しい、ライブに来て欲しいと思うのであれば同様です。

2012-12-07 19:30:38
ロックンロール哲学者 @afromootekki

ところでこれはプロ志向バンドへの話なのですが、ライブハウスで良く見かける光景として、それなりに動員数があろうとも、客層のほぼ全てが仲間のバンドマンであるという状況のうちは、まず売れる見込みがないと思ってください。

2012-12-07 19:35:11
ロックンロール哲学者 @afromootekki

もちろん来ないより来たほうが良いに決まってるし助かるのですが、多かれ少なかれその背景には「お互いに助け合おう」という考えがあるので、純粋に好きであるという理由だけで来てくれるお客さんは、その場合ほぼいないも同然です。そして演者でないお客さんを巻き込めないバンドはまず売れません。

2012-12-07 19:40:14
ロックンロール哲学者 @afromootekki

理由は単純に、充分な収入が得られるほど売れた際には、そのお客さんの大部分が演者でないからです。良い曲、良いライブをやっていようとも、その魅力がバンドマンにしか分からないものであるうちは売れるはずもないのです。

2012-12-07 19:45:23
ロックンロール哲学者 @afromootekki

なのでこれはかなり冷たい言い方かもしれませんが、ライブに来てくれる仲間のバンドマンは、バンドのお客さんではなく、互いに相手の広報スタッフの一員である、ぐらいの認識でいたほうが妥当だと思います。ということを踏まえた上で、先述の宣伝戦略を互いに協力しながら行うのが良いでしょう。

2012-12-07 19:50:14
ロックンロール哲学者 @afromootekki

なお今更ながら言うと、お客さんがいなければ収入も発生しないので、金の管理と宣伝・広報は一体のようなものです。スケジュール管理と共に時期を決めての集客目標、さらには収入目標もバンドの活動計画に組み込むべきでしょう。目標に届かなかったならその都度話し合って行動を修正してください。

2012-12-07 19:55:13
ロックンロール哲学者 @afromootekki

さて前回までで、初心者バンドマンに向けて言いたかったことはほとんど言ってしまいました。中には初心者には分かりづらい話もあったと思いますが、いずれも出来る限り早いうちから知っておくべきことなので覚えておいてください。

2012-12-11 23:35:39
ロックンロール哲学者 @afromootekki

最後に心構えの話をして終わろうと思います。初めに書いたように、「なぜ自分はバンドをやりたいのか」もっと言えば、「なぜ自分はこの表現手段を選んだのか」を考えてください。すぐ答えが出なくても構いません。また答えがコロコロ変わっても問題ありません。

2012-12-11 23:40:52
ロックンロール哲学者 @afromootekki

最初からそんなこと考える人はいないでしょうし、何事も模倣から始めるのは普通です。かなりキャリアを積んでも何かしらの模倣であることは大いにあるし、せっかく人が苦労して作ってくれた道なのだからそれを踏襲するのは当然であるとも言えます。

2012-12-11 23:45:39
ロックンロール哲学者 @afromootekki

「楽しそうだから始めた」そして「楽しいから続けてる」は大いに結構です。単なる模倣で終わりたくないのも、そのほうが楽しそうで、実際に楽しいからでしょう。逆にコピーに徹する人も、そのほうが楽しいからそうしているのでしょう。そこに優劣はなく、単なる価値観の問題でしかありません。

2012-12-11 23:50:37
ロックンロール哲学者 @afromootekki

しかしそもそも、バンドをやるより安上がりで労力も少ないエンタメは腐るほどあります。一人で音楽をやる方法だって幾つもあるし、自己表現の手段もたくさんあります。なのでまだ自覚してなくても、言語化できなくても、バンドをやりたいなら、バンドでなければいけない理由が必ずあるのです。

2012-12-11 23:55:28
ロックンロール哲学者 @afromootekki

なぜそれを考えるのが重要なのか、理由は二つあります。一つは、それが無いと、「楽しくなくなった」ときに続ける理由がなくなってしまうことです。逆に言えば、その理由があるからこそ楽しいのです。当たり前のことですが、楽しめてるうちは理由を自覚してなくても楽しいでしょう。

2012-12-12 00:01:38
ロックンロール哲学者 @afromootekki

一方で、バンドでなければならない理由を自覚していれば、そこに時間も金も労力もかけることを厭わないはずです。さらに賢い人ならば、その労力をも楽しいものに変える工夫をするでしょう。残念ながら僕はその域には達してませんが、そういう人たちも実際に知ってます。

2012-12-12 00:05:41
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