神津恭介長編マラソン(3)
さて神津恭介長編マラソン其の13 『死神の座』 1960年刊行作品だよ。昭和35年。決して32年ではない、それがポイントだよ( ´ ▽ ` )ノ
2012-10-24 01:53:07@ashibetaku 今、手元にある『死神の座』は島田荘司先生の解説が素晴らしい? 光文社文庫版ですね。あと回想をAmazonでポチりましたので、長編と比較したいと思います。 『火車と死者』に漂う、作者の作品に対する突き放し方が、少しショックでした
2012-10-24 02:52:50@ashibetaku 島田荘司先生の『死神の座』解説は、何故か作品発表年を昭和32年と勘違いしており(35年なのに……)、松本清張の社会派小説との比較で論旨を進めていくのですよ。 高木彬光に対するデータの誤りと、異常とも思える高木作品への愛情が混ざり合って、本当に微妙なのです
2012-10-24 03:02:54@machodolagon @ashibetaku その可能性高いですね。32年の『死を開く扉』との勘違いしたのでしょう。
2012-10-24 03:22:39今日はたくさん電車に乗って、たっぷりの読書時間があったけど、『死神の座』、160ページしか読めなかったよ。 けど寝ます。 おやすみなさい〜( ´ ▽ ` )ノ
2012-10-25 03:29:46さて神津恭介長編マラソン其の13『死神の座』読破! 鬼門三連発と予想していた第一弾の『白魔の歌』がまあまあ読めたので安心していたが……、やはりキツかった。軽井沢を舞台にしたA○C殺人事件です。(ネタバレなので伏字です) 一発、一発の殺人のトリックも超薄味で……、ツライつらい。
2012-10-26 02:08:53『死神の座』 やはり、この先もワトソン役が不在で神津恭介が矢面にたって事件の調査を行います。が、前作『火車と死者』同様、事件を未然に防ぐことができず、次々と殺人が……。 もうこの辺になると、高木彬光の本格探偵小説への情熱の薄れもさることながら、神津探偵への愛も一切見えて来ないよ〜
2012-10-26 02:15:27『死神の座』は1960年、昭和35年発表だ。たぶん、これと同時進行で『白昼の死角』の原稿を書いていたはずなのである。金融詐欺の世界を描ききったすごい熱量をもった作品と平行して書かれていたのだ。 薄味、仕方がないことなのだよ……
2012-10-26 02:20:14高木彬光の趣味の一つである占星学。その風味を取り込んではいるのだが、深いところまでは突っ込んでないのは、昔の探偵小説なのだから、やぶさか仕方のないところだろう。思いっきり趣味にはしって占い殺人事件にでもすれば、多少面白くなったのでは……。『死神の座』
2012-10-26 02:26:36今回の『死神の座』は96年発行の光文社文庫で読んだよ。 解説は島田荘司〜♪ 同年発売の『龍臥亭事件』のカッパノベルスで、高木彬光と神津恭介に謝辞を送っていたので、それの連なりでの解説受諾だったのかな? と邪推。 すごい熱い内容なのですが、根本データにミスがあり、あーっ! な内容
2012-10-26 02:34:28バブル崩壊は、松本清張の仕業Σ(゚д゚lll) 相変わらず、飛ばしているぜ島田荘司! なんて、風が吹けば桶屋が儲かる、理論なのだろう……
2012-10-26 02:37:03神津マラソン始めるつい二週間くらい前までの、私的神津長編ベストが 一位 『邪馬台国の秘密』 二位 『呪縛の家』 三位 『人形はなぜ殺される』 だったのよ〜( ´ ▽ ` )ノ わぁい邪馬台国の秘密、お玉さん邪馬台国の秘密、大好き
2012-10-26 02:47:37@ashibetaku まだ邪馬台国から七福神まで、四本の長編が残ってますよ(笑) 神津マラソンを考えたのは、現代推理小説大系、高木彬光巻のエッセイ『探偵小説考』を読んだからで、トリック小説に関する心境の変化が書かれているのです。その心境の変遷をなぞって行こう、それが理由なのです
2012-10-26 03:12:39ああ、だけど『邪馬台国の秘密』、今回は光文社文庫の高木彬光コレクション版で読んだのだけど(鯨統一郎の解説が、何故だか少しうれしいので)、カッパノベルスバージョンと全然違うじゃないΣ(゚д゚lll)
2012-10-28 02:29:58『「邪馬台国」はなかった』買う必要なかったじゃんΣ(゚д゚lll) しかも、まだAmazonから届いていないの……
2012-10-28 02:31:33よし。神津恭介長編マラソン其の15。『狐の密室』にでもとりかかりましょうか? 神津恭介と大前田英策。高木彬光、二大探偵、夢の共演( ´ ▽ ` )ノ
2012-10-28 02:47:55さて 神津恭介長編マラソン其の14『邪馬台国の秘密』の感想でも……。 しかし、このような本が売れに売れたという事実がスゴイよねぇ。昔の人って本を読んでいたんだよなぁ。これに関しては、実家の父の本棚にあったカッパノベルを譲り受けた思い出がありますなぁ……
2012-10-28 23:46:40『邪馬台国の秘密』1973年発表。 1960年の『死神の座』から、なんと13年ぶりの新作長編だったのですねぇ〜。ちょっと待たせすぎじゃないのかね。
2012-10-28 23:51:20