こぼれた涙が凍りついたら、なんて綺麗だろう。地面に散らばるビー玉を、踏まずに歩くことはきっと無理だろう。凍てつく身体が求めてる。暖かい残像を追って足掻いてる。還らない世界に帰りたいと。氷の手を抱いて欲しいと。馬鹿だな、何で願うんだろう。此処にはもう、僕しかいないのに。 #冬の衝動
2012-11-03 04:02:34ここにいたかったのに。この足にも進むことを辞めさせたのに。わたし以外の総てが後ろに。進みたくなんてないのに。いつか廻って帰ってくると知ってるのに。わたしの隣に。どうして、どうして、 #冬の衝動(回帰)
2012-11-03 04:52:00繰り返し同じ遊びをしていた。君と毎日飽くことなく逢っていた。 知り、走り、食べ、捕え、着飾り、踊った。 凍土で肉を分けあった。 戻りたい。日々闘いながらも愛があったあの頃。 還りたい。なら、いつでも帰れるのだ。でも、ヒトリでは意味がない。 #冬の衝動
2012-11-03 09:09:17フェルト状になったセーター 少しずつ上がる体温は自分より発したもの 木枯らしに舞い上がった落ち葉がどこかに飛んでいく 鞄を一つ 肩からかけて僕はどこに行く #冬の衝動
2012-11-03 09:11:30この時季に風邪をひくと、作ってくれた料理が次々浮かんできて、風邪だけどお腹が空いたから、子供に還りたい。 ばあちゃんの打った蕎麦が食べたい。 涙がしょっぱい。 #冬の衝動 (回帰)
2012-11-03 10:05:07突き放したのは僕 嫌いと泣き笑いしたのは君 無謀なまでのその恋は、ひと時の賭け事 先々を顧みないほど子供じゃない あの手を掴めばと思いつつ、訪れた日常に安堵した 感じる隙間無視しては後悔する 自家撞着を繰り返す 思考は一周 ただ、僕は君が好きなんだ #冬の衝動
2012-11-03 10:21:19受け止められた、そこは思いの外あたたかい気がした。けれどやはり白い絶望だから。ゆっくりとさらわれてゆく、感覚と。じんわりと滲んでゆく、風景と。(雪が溶けたら─)耳の奥に懐かしい声がして、色を失っているだろう唇を孤にする。あと少し待っていて。また隣で、一緒に、きみと、 #冬の衝動
2012-11-03 13:27:57救いの無い方法論、息が詰まる最後のシーン。毒のように咲き乱れたのは、きっと終わりを見据えていたからで。拭えない寒椿の幻想。ぽとりと墜ちるその姿は、わたしでしょうか。あなたでしょうか。(嗚呼、感覚のない指先よりも、あなたの頬が冷たいなんて) #冬の衝動
2012-11-03 19:46:43目の前に白い息がふわりと漂う。私はまた一人で秋を過ぎた頃の道を木枯らしと一緒に歩き遊んでいた。ああ、もうすぐ君も消えてしまうのね。雪の気配が私を包んで。#冬の衝動
2012-11-03 19:50:06冷たい指先絡ませて、ゆびきりげんまん。指切り以上にくだらない繋がりがあることなんて、僕は知らない。ただ、その指が解けるのを見届けることしか出来ないまま、笑む。 #冬の衝動
2012-11-03 20:47:36さよならをして、僕の知らないところで、僕の知らない人と手を繋いで、キスして、×××してたって、最後に僕の横を歩いてくれるなら、僕の心を温めてくれるなら、それで… #冬の衝動
2012-11-03 20:49:27ぽつり吐いた言葉 信じていた、信じていた。 君だから吐いた 君だから、君だから。 もっと、繋いでいたかった それだけは、言えなかった。 君の横顔、泣いていた #冬の衝動
2012-11-03 20:49:55僕は君みたいで、君は僕みたいで、でも僕は君じゃなくて、君は僕じゃなくて。いろいろ考えて歩く、君と二人の肌寒い帰り道。僕はまた君に恋をした。 #冬の衝動
2012-11-03 21:03:01冬の衝動、トゥギャ用に諦によるふぁぼ爆撃が起きています。なので、ふぁぼられてない=漏れている可能性が高いです。ついっぷるさんの検索に掛からなかった場合、ふぁぼり損ねてますので(作ったばかりのアカウントだとたまに取得できないようです)、リプライいただければと思います。
2012-11-03 21:05:59あなたのことが好きすぎるから、と言う君の後姿を冷たい空気の中で見送ったね。 その泣いてる背中に問えなくて、風に乗る香りを忘れたくなくて、これ以上の記憶は必要なくて。 ストーブを止めて凍った窓、冷え切った部屋で眠った僕は 君の残り香を抱いて、夢の中でまた君を探すよ、 #冬の衝動
2012-11-03 21:25:07#冬の衝動 あの子の話を私にするね。 あの子がいても、いなくても、私に話してくれるね。 あなたは最後には… 私に還ってくるのでしょう。 きっと。 凍えた身体抱きしめてあげられるのは、私。
2012-11-03 21:47:23火照った頭を冷やす。夜の吐息と足音は闇に吸い込まれ。ポケットに忍ばせる小さな箱。何かを見つけては微かに震え辺りをそっと照らすけれど、僕には何もできなくて。かぶりを振って再び歩き出す。世界をつなぐ彼をきゅっと握りしめる。何処まで行くの?ただ黙々と。温もり全て消し去るまで #冬の衝動
2012-11-03 23:21:47寒空の下、見上げた冬の星は溜め息が出るほど綺麗で。顔をそのままにして歩いていたら躓いて転んで雪まみれになって、笑った。戻れない日々を思い出して、けれども今日も星は美しい。 #冬の衝動 (回帰)
2012-11-03 23:30:11