神道界からの脱原発の声

京大名誉教授であり小幡神社の宮司である上田正昭先生の『死をみつめて生きる――日本人の自然観と死生観』(角川選書) に関する宗教学者 島薗進氏の紹介です。
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島薗進 @Shimazono

1京大名誉教授であり小幡神社の宮司である上田正昭先生の『死をみつめて生きる――日本人の自然観と死生観』(角川選書)刊行。http://t.co/WHOliymU 地域の神社を静かに守って来た著者の神道観がよくうかがえる。3.11後の現代文明批判を踏まえた神道論として力がある。

2012-11-05 10:09:26
島薗進 @Shimazono

2上田正昭『死をみつめて生きる――日本人の自然観と死生観』(角川選書)。「人間はひとりでは生きられない。自然と調和し、自然をあがめて共に生き共に生み出す智恵と体験を蓄積して発達してきた日本人のくらしのありようや日本の本来の学問のありようを、いま一度想起すべきではないか。」

2012-11-05 10:10:46
島薗進 @Shimazono

3神道界からの脱原発の声。上田正昭『死をみつめて生きる――日本人の自然観と死生観』(角川選書)「原子力発電は安全であり、地球温暖化防止に寄与するという「安全神話」が時代をリードしたのも、欧米科学への過信であった。私自身は原子力発電の危険性をそれなりに指摘してきたが」

2012-11-05 10:10:59
島薗進 @Shimazono

4神道界からの脱原発の声。上田正昭『死をみつめて生きる』「その被害がこれほど深刻になるとは考えていなかった。いまや原発に依存するライフスタイルじたいを変えざるをえない。…「原発反対」の声ばかりでなく、新しい自然と調和し自然の力を活用したあらたなエネルギーの発見が不可欠である」

2012-11-05 10:11:12