手作り酵素液から始まった わいたんべさんの丁寧な逡巡?
「体に良い『酵素液』が〜」←「そんな腐ったもん、食中毒起こすだろ」← 僕「いやまぁ、無意味に違いないだろうけど、具体的にどの程度のリスクを想定してるの?」/このツッコミも、もう何度目だろう。
2012-11-05 21:00:52「手の常在菌が〜」というのを無条件に適応できるなら、糠漬けもみんな危険ということになってしまいかねん。そこらへんのツッコミは丁寧にしてくれよ、と。
2012-11-05 21:02:36その反論を許すなら「酵素液でもそれが駆逐される」という反論も許されてしまいかねません。「手の常在菌が増える」は、あくまであの記事の解説にすぎず、別の理論もありうる。「丁寧にツッコんで」というのはそういうことです。 RT @dice__1 糠床では、少数派の菌は駆逐されるのでは。
2012-11-05 21:34:09例えば、そういったものを「酵素ジュース」として販売する業者が現れて、既知の微生物を使って発酵させたものを、健康との関係を一切抜きにして、調味料として販売したら、それは許容されるだろうか?
2012-11-05 21:50:47単純に「過去の前例」で言ったら、そっちの方が「症例報告がある分」危険だという話にもなりかねんわけで。「前例はないけど、危険かもしれない」というものと、どう付き合っていくべきか…今回のように荒唐無稽なものでなく、新技術の可能性があるものの場合はどうなのか。
2012-11-05 22:18:00「酵素ジュースとかそれに類するもの」で、黄色ブドウ球菌食中毒は本当に起こりうるのだろうか、という疑問。昨夜から調べてるのだけど、海外の類するものまで広げても、そういった症例報告は見当たらないのだよなあ。
2012-11-06 12:31:17で、こういうのを調べてると「何で『食中毒の可能性が』と主張する人でなくて、僕がこれを調べるんだ?」という疑問がわいてくるわけで。これじゃニセ科学を主張する人と、ニセ科学批判者の立場と変わらんじゃないか、という気分にもなってくる。
2012-11-06 12:34:14@muimi もっと単純に「野菜ジュースや果物ジュース、ないしそれらの発酵物が原因食品と推定された、黄色ブドウ球菌食中毒の症例報告がない」ということです。それどころか野菜や果物にしても、すぐには見つからない。
2012-11-06 12:37:16@raota 多分そうなんでしょうね。黄色ブドウ球菌食中毒ならば、症状的には嘔吐と腹痛。黄色ブドウ球菌食中毒自体が、散発例だと把握しづらくて、集団発生で認識されるというか。
2012-11-06 12:40:13「清潔すぎるからお腹壊すんだ」というのは、まぁ間違ってはいないんだろうけど、だからと言って、ちょっとしたものでお腹壊すことと、衛生環境改善から得られる恩恵を考えれば…というところがあるわけで。
2012-11-06 13:47:06とりあえず、「酵素ジュース」が本当に危険だと思われるのは、離乳期の子どもかなぁ。ハチミツと同様に、乳児ボツリヌス症の危険性があるので。
2012-11-06 15:46:57これもまぁ「症例あるのか?」と言われると厳しいわけだけど。まぁボツリヌス菌の芽胞混入の問題で、普通の生野菜とか野菜ジュースでも危険なのだから、酵素ジュースも危険というだけの話だけど。
2012-11-06 15:48:41@Butayama3 乳児ボツリヌス症はそうです。 http://t.co/9BROJ1I1 いわゆる「ボツリヌス食中毒」とは、ちょっと発症のメカニズムが違います。
2012-11-06 15:52:34@Butayama3 あっと、待てよ。「普通の生野菜」ではどうだったかな……少なくとも、自家製野菜スープと野菜ジュースでの発生事例はあります。基本的には土ホコリとか、そういうのに芽胞がいるので、それが付いた野菜が問題になるかと。
2012-11-06 15:56:56デトックスはデトックスですよね。ヒトにとって有害な(…というとまた微妙かもだけど、少なくとも有り難くはないだろう)酵素ジュースの成分を体から出すため、吐いたり下痢したり。 RT @usg_ringo この手の物でイヤなのは、お腹壊して喜ぶとこです。デトックスと思ってるので。
2012-11-06 16:05:47我々の胃にしても腸にしても、少々変なものを食べても大丈夫な仕組みになってるし、腸内の常在細菌叢も手伝って、ある程度の環境を保ってるのだけど、それでも度を超えて変なものをたくさん食べたり飲んだりすると、下痢や嘔吐などでそれに対応するわけで。
2012-11-06 16:10:17元々「体に良い」って話が根拠レスなところに、腸内細菌叢乱したり一過性に下痢を起こすってだけでも十分に「体に良くない」ことだから、その点での警告は必要だろうと思うけど、だからといって目的のためなら、過大な警告をしてもいいのか、という辺りが逡巡するところでして。
2012-11-06 17:04:33「過大でも何でも、止められるならいいじゃん」って考え方をする人もいるでしょう。けど例えば、放射能界隈の話題でも似たような「過大な警告」を見聞きしてきたわけで。その辺含めて「丁寧に批判する」ってのが、結局はいちばん長く続けていける批判になるんじゃないか、とか思ってたりする。
2012-11-06 17:09:12