#natsumemo 肝硬変に高タンパク食?
- natsume_214
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@natsume_214 今日の治療指針みたら 代償期 蛋白質は1.0-1.5g/kg(標準体重)/日 だったです。本によって記述が違うと勉強のとき混乱しますね。どれ覚えればええのん的な
2010-01-21 22:56:35@natsume_214 肝臓のタンパク合成能が下がっているから血漿タンパクの補充という意味で分枝鎖アミノ酸の多い動物性タンパクの摂取が勧められています。
2010-01-21 22:57:33@natsume_214 肝硬変の食事療法は以前は高タンパク高カロリーがいいとされてきたけど、何のエビデンスもないので今は特に食事療法はしていません。ただ、肝性脳症のおそれがでてきた場合、低タンパク高カロリーにして、アミノ酸の負荷を減らすようです。
2010-01-21 23:02:45ほうほうφ(..) RT @capibala: @natsume_214 肝臓のタンパク合成能が下がっているから血漿タンパクの補充という意味で分枝鎖アミノ酸の多い動物性タンパクの摂取が勧められています。
2010-01-21 23:05:33@natsume_214 タンパク質をとりすぎるとアンモニア増えて肝性脳症になるし、逆に抑えすぎると低タンパク血漿(肝臓がつくるタンパク)で浮腫や腹水がひどくなるので、食事のタンパクは最小限にして分岐鎖アミノ酸をいれるって感じです(=゚ω゚)ノ"
2010-01-21 23:15:54@kuzuP すごい!!わかりやすいです!! (*゚∀゚*) 「分岐鎖アミノ酸」は血漿タンパクになりやすい、という理解で良いですか?
2010-01-21 23:20:21@natsume_214 肝硬変によりアンモニア分解が障害されて、筋骨格系で代償されるけど、その際にBCAAを多量に必要とする。また、肝臓がグルコースを栄養源にできなくなって、やっぱりBCAAを使う。このBCAAを獲得するためにタンパク質をとる。
2010-01-21 23:31:47@natsume_214 肝機能が衰えると分解しにくい芳香族アミノ酸の処理を後回しにするので芳香族アミノ酸がたまってFischer比(分岐鎖アミノ酸/芳香族アミノ酸)が低下するようです。分岐鎖アミノ酸を入れてFischer比を戻すというのが目的だそうですが、正直よくわかりませんw
2010-01-21 23:32:27@natsume_214 現代の食事は元々高蛋白であることが多いから、高蛋白にこだわりすぎるとむしろ肥満を招く。結局バランスが大事。という話であったが、これはすでに非代償性になってしまった場合の話だったかな~。う~~ん
2010-01-21 23:35:09@kuzuP ( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェー!!! ふぃっしゃー比って確かに聞いたことありますね(ノ∀`) バランス補正が目的なんですかねぇ…
2010-01-21 23:35:34@nonaiscope 筋骨格系でもアンモニア分解できるんですか!( Д ) ゚ ゚ 分岐鎖アミノ酸はエネルギー源なのですね…
2010-01-21 23:39:27@natsume_214 血漿タンパクの維持だけじゃなくタンパク質は体に必要ですから、おそらくどうせタンパク質いれるなら分岐鎖アミノ酸をいれてFischer比を戻しちゃおうみたいな感じだと思いますww
2010-01-21 23:43:24@natsume_214 筋骨格系→骨格筋の間違い。肝硬変によるアンモニア処理・エネルギー産生障害を骨格筋が補う。骨格筋そのもののエネルギー源がBCAA。代償性の場合は肝機能が残っているからいいが、非対称性の場合に蛋白は邪魔なだけで、BCAAを直接取り込む必要がある=リーバクト
2010-01-21 23:48:28@nonaiscope エネルギーと言えばATP!!という強固なイメージがあるので、「タンパク?」と思ってしまいました…。ありがとうございます!
2010-01-21 23:59:25