SFC-ORFトーク・セッション「インターネットと日本の選挙」まとめ
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佐藤:若者にどうやって選挙に興味を持ってもらうか、の教育活動を行なっている。議員の事務所に学生をインターンを派遣するというプログラムを行なっている。今まで、のべ13,931名の学生が参加。 #orf2012
2012-11-23 10:37:08佐藤:政治に興味を持つきっかけをつくるために若者が集まっている場にアプローチする。インターネットがその代表だ。そういった場所に政治・行政がアプローチすることが必要だ。 #orf2012
2012-11-23 10:40:03國領二郎, 佐藤大吾, 上山信一, 中山俊宏, 李政勲「<日本研究プラットフォーム・ラボ>インターネットと日本の選挙 -これからの民主主義を考える-」, #orf2012 セッションにきています。 http://t.co/ThpEsovw
2012-11-23 10:28:01佐藤:選挙に行かない理由「入れたい人がいない」「入れたい人がわからない(情報が足りない)」→ドットジェイピー( http://t.co/c7g02LQR )に政党・議員の書き込み専用サイト「政治ナビ」を設立し、それをインターネットメディアに提供。 #orf2012
2012-11-23 10:42:12佐藤:その延長線上で公選法の改正、ネット選挙の解禁を目指している。 #orf2012 (参考:公職選挙法とインターネットの利活用、および公職選挙法の出自について。 - Togetter http://t.co/t1RbTtKK)
2012-11-23 10:43:20佐藤:若者が投票に行かない理由は単純で、同世代の知っている、共感できるひとが立候補していないから。インターンを行い、情報量が増えることで関心・行動変化する。投票に行く学生が40%から80%まで上昇する。政治に興味がない訳ではない。きっかけがないだけだ。 #orf2012
2012-11-23 10:43:45中山:タイトル「米国におけるソーシャルメディア選挙」アメリカの事例から、日本はなにを学べるのか。ネットで双方向性を最初に生かしたのは04年のハワード・ディーンだが、彼の試みは成功しなかった。 #orf2012
2012-11-23 10:47:31中山:08年のオバマ選挙。Twitter、Facebook、Youtubeを初めて活用。「21世紀型の選挙」。発信、動員、小口の資金集める。 #orf2012
2012-11-23 10:48:40中山:12年選挙は、08年の選挙を量的質的に広げた。違うものは、12年には草の根のエネルギーを吸い上げるような08年の活動はできず、上から組織化する、ということが必要だった。 #orf2012
2012-11-23 10:50:04中山:本当にSNSの双方向性という特色を生かせたかは怪しい。メッセージ発信の新しいツールを獲得したという印象。旧メディア(テレビ、ホームページ)をバイパスして自分たちのメッセージを伝えるメディアとして使っている印象がある。 #orf2012
2012-11-23 10:52:18中山:オバマは、08年の支持者と接触を続け、12年にも再動員することを可能にした。「自分の友だちやフォロワーをみて自分も行動する」という連鎖効果がかなりあった。若者表の獲得は、18-29Yで60対37でオバマが圧倒。しかし、勝敗の分かれ目だったかは微妙。 #orf2012
2012-11-23 10:54:09中山:SNSは選挙のツールとしては定着。しかし、統治のツールとしては使えるかは課題がある。細かいメッセージを伝えるのは難しい。下院議員選挙では選挙区が小さいのであまりSNSは使われておらず、直接地域に出向くことの方が多い。選挙区の大きさに比例する傾向。 #orf2012
2012-11-23 10:56:07中山:SNSは社会の特質を増幅させる効果がある。アメリカには「政治参加」の意識がもともとあるからそれが増幅させる。しかし、日本では、同じような増幅効果が生まれるとは考えづらいのではないか。一方で、敷居を低くする可能性や選好変容の可能性。 #orf2012
2012-11-23 10:57:34李:「韓国の選挙とインターネット・SNS」韓国では現在、来月の大統領選に向け、選挙の熱意が盛り上がっている。ソウル市選にてインターネットよりもSNSの効果が高かったため、市民の関心がSNSに集まっている。 #orf2012
2012-11-23 10:59:27李:韓国でもっともインターネットが効果があったのは02年の盧武鉉候補の時。http://t.co/jycbCRKz(盧武鉉を愛するという意)が最も大きい力を持った。 #orf2012
2012-11-23 11:01:39李:SNSを用いた選挙は、10年の地方選挙で活用が開始された。これは、既存のキャンペーンとどう違うのか。既存のものとは、テレビ討論、広告など。SNSのキャンペーンは「ネットワーク」というものにアプローチでき、多くの候補が重要視している。 #orf2012
2012-11-23 11:05:23李:しかし、08年選挙の時にはインターネットの効果は極めて小さくなった。それは、Web2.0の新技術を十分に活用できなかったためだ。 #orf2012
2012-11-23 11:02:33李:「ネットワーク」では、有権者が情報の消費者であるだけでなく新しい情報のソースになることができ、政治参加意識が高まる。 #orf2012
2012-11-23 11:06:05李:SNS選挙キャンペーンの公平性。Twitterにおいてオピニオン・リーダー(パワー・ツイッタリアン)になっている政治家はほとんどが左派・革新の政治家で占められていた。これは、若者に革新的な傾向が強く、組織力が強い。そういった集団の声が大きくなってしまう。 #orf2012
2012-11-23 11:07:41李:Twitter利用者がソウル、キョンギドに集中しているため、4月の総選挙では一部の候補者にしかSNSは意味のあるものではなかった。 #orf2012
2012-11-23 11:11:46今のところ、ソーシャルメディアを用いた選挙のキーワードとして出ているのは、「年代」と「地域」、「思想傾向」の偏りの存在。「年代」については若者が集中しているので彼らへのアプローチツールとして肯定的に捉えられているが、その他についてはSNSの有効性を削ぐもの #orf2012
2012-11-23 11:13:51李:韓国は個々人の水平的ネットワーク、平等を重視する(権威や権力による上からの支配に抵抗する)傾向があるので、SNSのつくるネットワークは社会にマッチしていると言える。 #orf2012
2012-11-23 11:15:16上山:維新の会のブレーンという切り口から。既存の構造を変えないと大阪は良くならないと考えた。「決められない民主主義」になっている。そこで、ベンチャー政党「御大阪維新の会」を立ち上げた。 #orf2012
2012-11-23 11:21:35