早期からの職業目標設定型のキャリア教育推進の論拠は?
25:ならば、(往々にして社会理解を欠いたままの)職業目標を早期に持たせるよりも、大学における学びや様々な体験を通して「最近の産業動向」を理解した上で就職活動に臨んだ方が望ましいはずだ。
2012-06-18 17:41:0226:また、【職業を意識した時期が早いほど将来の目標を持って様々な活動に取り組めること】について、「職業を意識した時期が早いほど」→「様々な活動に取り組める」という調査結果があるのかと事務局に尋ねたが、
2012-06-18 17:41:1427:「職業を意識した時期が早いほど」→「将来の目標を持って様々な活動に取り組める」という位置づけである、という返答だった(私としてはこの点は納得していない)。
2012-06-18 17:41:2528:いずれにしろ、本来であれば、上述のようなデータの誤解(or曲解)に会合開催中に気づき、会合時の提出資料の中で、または会合時の発言の中で、指摘できればよかったと考えている。
2012-06-18 17:41:4830:しかし、【職業を意識した時期が早いほど将来の目標を持って様々な活動に取り組めること・・・等を踏まえ】たキャリア教育が、「早期の職業目標設定→それに向けた計画→計画の着実な実行」タイプのキャリア教育の推進になることを懸念する。
2012-06-18 17:42:1431:実際にそのようなタイプのキャリア教育の教材は民間業者の手により作成され、一定の大学に普及している。就業力GPとの関係で、目標に向けた活動を記録するWEBポートフォリオなどのシステムも開発されている。
2012-06-18 17:43:5532:上記の懸念は事務局に伝え、文部科学省などの関係者にも伝えていただきたいとお願いした。今の私にできることは、それだけだと考えている。以上。私としては結構、気の重い話。
2012-06-18 17:44:1034:雇用戦略対話WG(若者雇用)の各回の配布資料はhttp://t.co/O54bjmdSの議事概要からご覧になれます。決定した「若者雇用戦略」はこのページの「雇用戦略対話」→「決定等」にあります。
2012-06-18 17:46:24