インフレとデフレの基礎知識

個人的なメモです。一応公開しておきます。何かありましたらお知らせください。
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たのあきら(公開用) @tanoakira_open

@Reuters_co_jp: ECBの金利政策は「既に非常に緩和的」=コンスタンシオ副総裁 http://t.co/7rpYsiiW” 銀行屋さんは言うことが同じだなあ。

2012-11-27 00:28:40
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

単純に既存マスコミが奇妙なくらい野田押しに見えるということだと思う。

2012-11-27 00:44:00
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

デフレ時の経済の特徴として、新規参入者が生き残りにくい、そもそも新規参入者が減るというのがあるので、既得権者に有利な側面があるのは確かですね。

2012-11-27 01:00:40
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

日銀総裁:「1%見通せるまで」変更に否定的、市場は緩和継続を認識 - Bloomberg http://t.co/ZIpopO7i

2012-11-27 03:20:56
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

デフレ時の経済では新規参入者が生き残りにくい、というツイートを何人かにリツイートしていただいたようです。理由も書かずにただつぶやいただけなので、よくわからないという方もいらっしゃると思います。主な理由は二つあるので、なるべく簡単に説明します。

2012-11-27 07:33:01
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

まず第一の理由はデフレ状態だと「実質金利」が高くなるからです。実質金利というのは、名目金利という値から物価の変動率を引いた値のことです。わかりやすく大雑把に説明すると、借金をしたときに利子がつきますよね。仮にこの利子が0%だったとしましょう。

2012-11-27 07:36:38
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

100円の借金をしたとして、金利が0%なら名目の金利は0です。しかし、借金を返すときに、デフレで物価が半分になっていたらどうでしょう?実質的に50%の利子がついたのと同じになりますね。なにせお金の価値が倍になっていますから借金せずにただ持っていれば価値が倍になったはずなのです。

2012-11-27 07:39:44
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

極端な例を挙げましたが、物価が連続して下がる「デフレ」という状況下では「実質金利」が高くなるために、新たに投資して参入するときに不利なのです。

2012-11-27 07:41:15
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

デフレ状態で新規参入者が不利なもう一つの点は、既得権を持っている人や企業に有利な状態だからです。とにかくコストをかけない方が有利なので、新規参入者と付きあうときによほど条件がよくなければ既存の慣行を改めようとしなくなります。デフレ下で制度改革は無理というのはそういう理由です。

2012-11-27 07:43:40
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

おおむね今挙げた二つの理由でデフレ状態の社会では有利な立場を得た人や組織(既得権者)にとって有利、というわけです。これは労働市場でも同じことが言えます。そのため、若者が就職するのに不利な状況になってもいるのです。

2012-11-27 07:46:09
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

あ、間違えた。以下間違ってます。>100円の借金をしたとして、金利が0%なら名目の金利は0です。しかし、借金を返すときに、デフレで物価が半分になっていたらどうでしょう?実質的に50%の利子がついたのと同じになりますね。

2012-11-27 07:48:48
たのあきら(公開用) @tanoakira_open

100円の借金をしたとして、金利が0%なら名目の金利は0です。しかし、借金を返すときに、デフレで物価が半分になっていたらどうでしょう?実質的に100%の利子がついたのと同じになりますね。<これが正しいですね。間違えてごめんなさい。

2012-11-27 07:50:02