- makoto_maru
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通信・放送衛星の具体的な話。きく8号の紹介。これはまず先端技術として技術立証をした上で民間に利用してもらうためのもの。そしてきずな。日本はインターネットが普及しているが、島などでは地上の整備が進まない。そういうところでもインターネットが利用できるようにするもの。
2010-08-14 17:06:13インターネット利用は医療分野での利用や、防災分野での利用なども検討が進んでいる。現地の情報を防災の中枢機関に送るなどの構想もおくっている。 きく8号の説明の中にも、携帯端末から・・・という説明があるが、こんなこともやっている。
2010-08-14 17:08:10通信衛星の次は気象・地球観測衛星の話。運輸多目的衛星「ひまわり」 実は古藤さんはひまわり1号の開発者。(会場からしずかにおーという声) 赤外、可視と両方あるので夜中でも観測ができるなどの話。
2010-08-14 17:10:43だいちの説明。油田流出事故の観測写真や、森林監視。森林監視は違法伐採を防ぐような取り組み。他には岩手で産廃不法投棄防止の取り組みなどもやろうとしている。
2010-08-14 17:12:02科学・探査衛星の紹介。古藤さんはNASDA屋なのでこっちは詳しくないとの前置き。スライドにはすざく、ひので、あかり、あかつきが映っています。
2010-08-14 17:13:41X線天文すざくの紹介。ブラックホールがどこにあるかX線を使えばわかる。ひのでは太陽観測。太陽は探れば探るほどわからない天体。わかってきたら、わかってきたところに謎がでてきた。そういうところの役にたっている。人類の科学に対する探究心を育てている。
2010-08-14 17:16:12赤外線天文あかり。可視では見えない赤外線で星の生成や死に迫る。 あかつきは金星の探査。12月ごろには金星の周回衛星になる。金星も謎の惑星と言われているので、その謎を解く鍵になるのではないか。
2010-08-14 17:17:15人材育成という意味でもっともっと衛星を育てて、もっと身近に衛星を感じられるようにしていきたい。 以上、話題提供でした。 これから意見交換40分。
2010-08-14 17:18:25アンテナが問題じゃなくてアンテナの下の受信器が問題。受信機も共用できる。データ利用はデータ変換が問題。ミッションの寿命があります。5年くらいなので、5年くらいたつと衛星も変わる。アンテナの話は耐用年数がある。30~50年も使えないので、老朽化したときに変えていかないといけない。
2010-08-14 17:25:06惑星探査は臼田の64mのアンテナがある。これはあかつきの追尾に利用している。これが老朽化しているので、それをどうしようかと考えている。我々としてもかんがえている
2010-08-14 17:25:08回答:日本の上空で見るのか、低軌道でみるのか。2局くらいで見るようにしているので、軌道によって日本の上空に来る時間が違うので、時間分割という形でやるので問題はない。
2010-08-14 17:28:12運用もそれ用にあわせているので、逆を言うとアンテナはたくさんあったほうがいいが、あっても動かない衛星がでてくる。アンテナはあっても稼働率が悪い。
2010-08-14 17:28:14質問:地球観測衛星、温暖化が叫ばれる中で、実は宇宙から見れば日本以外も温暖化が進んでいる。また、JAXAはこういうデータのPRが少ない気がする。実際に日本の温暖化の状態はどうなの?
2010-08-14 17:28:22回答:データ利用に関しては国家間のこともある。日本は前の総理が25%削減という話もある。減らせる国と減らせない国もある。過去のデータもあるので、その変化もわかる。変化を見ることによってわかることもある。ただ、残念ながら立場上できないことも多い。
2010-08-14 17:28:31コーディネーターの方のお話。JAXAができることは衛星から地球を観測すること、温暖化に関しては、データの解釈、政治の問題・・・いろいろ難しいんだよと補足が入りました。
2010-08-14 17:34:16質問:いろいろな衛星があって、いろいろな活躍があるというのはわかったが、具体的な原理と研究開発がどういう点で伸びていくかが伺えたら嬉しい。
2010-08-14 17:34:24