@keijimuraさんによる『東京の定番ラーメン 20選』

村 圭史 @keijimura

末広町『元祖一条流がんこ八代目』元記事では全く取り上げられていませんでしたが、東京のラーメンといったらがんこは外せないと思います。ただ本店にあたる総本家は、創始者である家元がかなり変わった人で、数年毎に場所を変えるわ、味を変えるわで、それ自体は面白くていいのですが、（続く）

村 圭史 @keijimura

がんこの味を求めるには、この八代目が最も適任ではないかと思います。あのしょっぱさは癖になります。

村 圭史 @keijimura

新大久保『めとき』大勝軒と言えば東池袋の系統だけでなく、永福町大勝軒も有名ですよね（実は人形町大勝軒というのもあるんですが割愛）。煮干しの効いたたっぷりとした熱々のスープに大量の縮れた細麺が泳ぐラーメンです。こちらで修行した人の店も結構あるのですが、（続く）

村 圭史 @keijimura

最も好きなこの店をセレクト。店主ひとりでやっている店で、値段は安くないのですが、店の作りも含めて昔ながらの店という感じで非常に落ち着きます。ただご高齢なので、未食の方は早めに食べに行った方がいいかもしれません。

村 圭史 @keijimura

湯島『大喜』東京のラーメン屋は非常に進化していると思いますが、この店が果たした役割は大きいと思います。メニュー毎に変える自家製麺、意欲的に取り組む限定など、オープンから10年以上経った今でも最先端の店と言ってもいいのではないでしょうか。メニューの多い店ですが、（続く）

村 圭史 @keijimura

看板メニューが塩ラーメン（メニュー名は上とりそば）だというのも醤油ラーメンが多い今回のセレクトの中でとりあげたかったポイント。

村 圭史 @keijimura

あと5軒か。

村 圭史 @keijimura

ここからの5軒はそれぞれ違う理由でちょっと迷ったりしたんだよね。

村 圭史 @keijimura

幡ヶ谷『不如帰』今、東京で誰を連れて行ってもまず間違いないのはこの店だと思います。本当に美味しい。ラーメン業界では、ある味が評判になると、色んな店がその素材を使ったり、味自体を真似したりするんですが、ここの一番の特徴であるハマグリは、僕が知る限りどこも使っていないんです。（続く）

村 圭史 @keijimura

材料として高価であるとか、色々理由はあると思うんですが、何よりこの店の存在が大きすぎるからじゃないかと。そういう意味では定番と言えないのかも。

村 圭史 @keijimura

書き終えて思ったけど、知らないとはいえどこも使っていないと書くのはあれなのかな。ハマグリをメインに使っている店はないくらいの方がいいのかな。

村 圭史 @keijimura

王子『伊藤』最近の東京のラーメンの潮流として煮干しがありますが、そのきっかけは間違いなくこの店であり、味としてもトップにいるのも確かでしょう。凪はお店として勢いがありますが、クオリティは正直物足りない。ただこの店をセレクトするのに少し迷ったのは、（続く）

村 圭史 @keijimura

元々ここの店主のお兄さんが秋田でやっている伊藤こそがオリジナルだから。しかし今では味もだいぶ違うらしいし、何より前述した理由があれば、問題なしと判断しました。

村 圭史 @keijimura

光が丘『めんくい』一番意外なセレクトがこの店になるのかな。東京のラーメンといえば、やはり背脂ちゃっちゃ系ラーメンも外せないと思うのですが、正直それほど経験がなく、これは！と思った店も殆どないんですよね。その中で、この店は本当に美味しかった。ただ、取材拒否店ということもあり（続く）

村 圭史 @keijimura

知名度はかなり低いのは確か。そして、何よりこの経験値の低さで選んでしまっていいものかという逡巡があります。

村 圭史 @keijimura

背油ちゃっちゃ系でここは行っておけという店があったら教えてください。

村 圭史 @keijimura

板橋『蒙古タンメン中本 上板橋本店』これまでのセレクトを見てもらえばわかりますが、チェーン展開している店は除外してきました。この店ももう東京のラーメンという枠から飛び出していると思うんです。とはいえ、やはりこの味は唯一無二でもあるとも思うので、セレクトしました。（続く）

村 圭史 @keijimura

この店の凄いところはあれだけチェーン展開しているのにも拘らず、カルト的な人気をキープしているところです。それこそ同じような例はラーメン二郎くらいでしょう（こちらは暖簾分けですが）。栄枯盛衰が激しいラーメンの世界では特筆すべきことだと思います。

村 圭史 @keijimura

ちなみに僕が一番好きな中本のメニューは味噌卵麺。

村 圭史 @keijimura

さて次で最後の店ですが、これは本当に色々と迷ったんですよね。正直、19軒で充分なような気もしたので。考えた末に入れるとしたらこの店かなー。

村 圭史 @keijimura

大井町『ajito』今、東京のラーメンといえば、色んな料理から影響を受けて、ラーメンの枠を広げていっています。その代表格がここ。材料や製法は思いっきりイタリアンですが、それでもどこかに確かにラーメンとしか言えないところがあって、その匙加減が秀逸。元記事の言葉を借りれば（続く）

村 圭史 @keijimura

新潮流といったところでしょうか。最近盛んに使われるベジポタもこの店から盛り上がっていったようですし。

村 圭史 @keijimura

以上で終了です。