文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第6回:2012/12/13)「間接侵害等について」「いわゆる『リーチサイト』について」 #知財ネタ #著作権
森田委員:「場」は条文では使えない、どう規定するのか。また、Winny事件最高裁判決の基準の方が明確との指摘もあったがその点はどうか?3類型をさらに検討してコンセンサスを得る必要がある。
2012-12-13 16:13:46山本(た)委員:Winny事件は刑事で、認識が鍵となったが、民事差止では違うと思う。3類型を出した理由は、従属説の中で差止の対象となるものをイメージとして示したものであり、これを法制化することが目的ではない。
2012-12-13 16:21:23松田委員:民事の場合は正犯が複製していようがいまいが、既遂かいなか、に関わらず、販売の差し止めができるという理解でいいか?民事の場合はきわめて従属性が弱い、「知るべきであった」場合も含むわけだから(*メモ不十分)
2012-12-13 16:22:46う~ん、私の理解がボンクラなのがたぶんだけど、刑事と民事の話がごちゃごちゃになっているような気も。。。。。
2012-12-13 16:23:53土肥主査:大須賀先生も最初のころに指摘された通り30条の問題等もあるがそこに踏み込むとという点もある。いろいろご意見はあると思うが(*これかなり要約)、ある程度の共通の認識はあると思うので、さらに検討をしていくこととしたい。今日は時間の関係と、リーチサイトについての議論も。。。
2012-12-13 16:30:33土肥主査:リーチサイトの件についても、WTに入っている人とそうでない人の間では知っていること知らないことの差があると思う。まずはWT以外の方からご質問を。
2012-12-13 16:32:18大渕主査代理:WTでは、リーチサイトの問題は間接侵害の問題、3類型とは切り離してということでまとめた。
2012-12-13 16:35:30上野委員:リーチサイトについてのWTでの扱いはわかった。ただ、これを何とかしてほしいとのニーズも高い。一方、リンクはインターネットの基本機能であり、それを規制するのはいかがかという点。リーチサイト自体は3類型ではB類型?になるかもしれないが。。
2012-12-13 16:37:15上野委員:しかし、リンクがTwitterやfacebookで手軽にされている現状、そしてそれは必ずしもすべて違法な物ではない、と思われる点、違法なリンクサイトを助長するという点、3類型とは別に検討してもよいと思う。
2012-12-13 16:38:36奥邨委員:リーチサイトの態様を広げていくといろいろと。。。違法サイトだと分かったうえでのリンク集ならともかく。で、昨日「リーチサイト」を英語で調べてみたら、本日の資料とは異なる形態のもので、。。。。。まず「リーチサイト」という言葉を使う上で外国と異なるようだと誤解を招くような。。
2012-12-13 16:42:41奥邨委員:米国ではリンク集はDMCAで規定がある(*ちとメモ不正確)。日本でのリーチサイトの定義が広くなり過ぎると、委縮を招くのではないか?
2012-12-13 16:44:52「リーチサイト」については、平成22年に知的財産戦略本部のコンテンツ専門調査会インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するワーキンググループ、で散々検討したはずなんだけど。。。。
2012-12-13 16:47:15末吉委員:リーチサイトだから叩くということではないが、ヒアリングではリーチサイトを何とかしてほしいとの意見が多かったわけで、その点、立法事実の把握と言う点では残念であったと思う。
2012-12-13 16:48:51土肥主査:リーチサイトの問題については見過ごしていたわけではなく、いろいろな事例を見て重要な問題と認識していた、なんらかの考え方を示していければと思う。
2012-12-13 16:50:06今日の審議とは直接関係ありませんが、土肥主査が先日の文化庁月報に寄稿したこれは一読をお勧め/平成24年改正著作権法を振り返る http://t.co/vIug1mPG
2012-12-13 16:51:30中山委員:漠然とした話だが、「サイトの自由」という点について、日本と外国ではかなり違う点がある。先の著作権法改正で、外国のある集団が官庁のサイトを攻撃する事態があったが、リーチサイトの検討でも海外の動きを考慮すべき。
2012-12-13 16:58:36森田委員:リーチサイトを法律で規定するとどうしても不明確になってしまう。リンクは情報提供サービス。リーチサイトは、主観的な要素、悪質性等を考慮して知恵を出すべき。不明確な規定になるのではと悲観的にならざるを得ない。
2012-12-13 16:59:21中山委員:リーチサイトはどこにあるのか?中国など海外か、だとしたらそれも考慮する必要があるのではないか?
2012-12-13 17:00:29