機能性タンパク質の機能で括りました

要するに自分で読んで理解するのが一番の早道ですよ。
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ookawaratomomi_bot @biochook2

機能性タンパク質か。後40問くらいか。

2012-12-13 21:52:01
ookawaratomomi_bot @biochook2

108. 細胞膜受容体によるシグナル伝達について正しいのはどれか? a. 細胞膜受容体は少なくとも1カ所で細胞膜を横切り、膜貫通部位が細胞外ドメインと細胞内ドメインを繋いでいる。(正答肢) b. 受容体は細胞膜に突き刺さっている。核内には無い。 c. リガンドが結合…

2012-12-13 21:56:01
ookawaratomomi_bot @biochook2

c. リガンドが結合することに依る受容体のコンフォーメーションの変化によりシグナルが細胞内に伝わることから、伝達は速い。 d. 情報伝達に関わるタンパク質であり、輸送タンパク質ではない。 e. DNAと結合しないのでDNA…

2012-12-13 21:56:13
ookawaratomomi_bot @biochook2

e. DNAと結合しないのでDNA結合部位をもたない。DNA結合部位をもつのは核内受容体の特徴である。と言うわけで講義資料の52ページあたりをご覧下さい

2012-12-13 21:56:55
ookawaratomomi_bot @biochook2

109.Gタンパク質共役型受容体について正しいのはどれか? Gタンパク質共役型受容体は細胞内のα、β、γの三つのサブユニットとが三量体を作り、これと共役してシグナルを伝える7回膜貫通型の細胞膜受容体で、グルカゴン、アドレナリン、プロスタグランジンなど多くのシグナル分子…

2012-12-13 21:58:17
ookawaratomomi_bot @biochook2

多くのシグナル分子の受容体が同様の仕組みを持っている。αサブユニットにグアニンヌクレオチドが結合する。GTP結合により活性型、加水分解によりGDP 結合型になるとシグナルは終結する。 自己リン酸化が起こるのはキナーゼ活性をもつ受容体である。イオンチャンネル…

2012-12-13 21:58:28
ookawaratomomi_bot @biochook2

イオンチャンネルもGタンパク質共役型受容体とは関係がない。と言うわけで講義資料の52ページの図を見つつ、講義中の説明を思い出して下さい。

2012-12-13 21:59:07
ookawaratomomi_bot @biochook2

110.核内受容体の特徴はどれか? 核内受容体は脂溶性の低分子量のシグナル分子の受容体になっている。シグナル分子は細胞膜を通過し細胞内、もしくは核内に到達し、受容体タンパク質と結合してゲノムの応答配列に結合し、遺伝子発現を調節する。膜に結合して…

2012-12-13 21:59:52
ookawaratomomi_bot @biochook2

膜に結合しておらず、膜貫通部位は持たない。DNA結合部位以外に、リガンド結合部位をもつ。三量体Gタンパク質と共役しない。キナーゼ活性も持たず、そのため自己リン酸化が活性に関わることもない。53ページをみる

2012-12-13 22:00:03
ookawaratomomi_bot @biochook2

111.ヘモグロビンの特徴はどれか? 成人のヘモグロビンはα2β2の四量体である。サブユニットあたり一分子ずつのヘムを含み、生理的な役割は赤血球内で酸素の運搬に携わる。ヘムの中に二価鉄を含む。血管内溶血により血清中に出ることがあるが、ハプトグロビンという…

2012-12-13 22:00:43
ookawaratomomi_bot @biochook2

ハプトグロビンというタンパク質がヘモグロビンと結合しすぐに処理されるので、血清タンパクとして存在することはない。最多の血清タンパク質はアルブミンである。講義資料の53ページを見るべきでしょう!(^0^)!

2012-12-13 22:01:09
ookawaratomomi_bot @biochook2

112.ヘモグロビンの酸素飽和度を増加させるのはどれか? ヘモグロビンは酸素と親和性がある。肺胞内で酸素を結合する。末梢組織で酸素飽和性が下がり、酸素を手放す。酸素飽和度に影響する条件として、 酸素分圧の上昇は酸素飽和度を増加させる。二酸化炭素分圧の…

2012-12-13 22:01:51
ookawaratomomi_bot @biochook2

二酸化炭素分圧の上昇、pHの低下、2,3-BPG濃度の増加、気圧の低下はいずれも酸素飽和度を低下させる。これも講義資料の53ページをじっくり見て理解した方が良さそうだよね!

2012-12-13 22:02:14
ookawaratomomi_bot @biochook2

113.鎌状赤血球症について正しいのはどれか? 鎌状赤血球症はヘモグロビンのβ鎖の一次構造に異常があり、六番目のグルタミン酸がバリンに置き換わっている。三次構造には大きな異常は無い。常染色体劣性遺伝を示し、黒人に多いが日本人にはほとんど無い。症状は貧血と血栓症による症状である。

2012-12-13 22:03:09
ookawaratomomi_bot @biochook2

114.物質と輸送タンパク質の組み合わせで正しいのはどれか? a. 酸素はヘモグロビンが運搬する。 b. 銅はセルロプラスミンが運搬する。 c. 脂肪酸はアルブミンと結合して血流中を運ばれる。 d. ビタミンDはトランスカルシフェリンと結合して運ばれる。 e. 鉄は…

2012-12-13 22:04:19
ookawaratomomi_bot @biochook2

e. 鉄はトランスフェリンが輸送タンパク質である。講義資料の54ページに書いてあるじゃないか!

2012-12-13 22:04:55
ookawaratomomi_bot @biochook2

115.リポタンパク質の中で最もタンパク質の比率が高いのはどれか? 講義資料の55ページ表を見るよ

2012-12-13 22:10:33
ookawaratomomi_bot @biochook2

116.リポタンパク質の中でキロミクロンの特徴はどれか? 脂質はアポリポタンパク質とリン脂質と複合体(リポタンパク質)となって運搬される。キロミクロンは小腸で吸収されたトリグリセリドを脂肪組織に運ぶ。トリグリセリドの含量が多く、タンパク質の含量は少ない。直径が最大で…

2012-12-13 22:12:11
ookawaratomomi_bot @biochook2

直径が最大で比重が最小である。小腸粘膜で合成され、リンパ液として胸管を通って大静脈に入り脂肪組織にトリグリセリドを運ぶ。

2012-12-13 22:12:43
ookawaratomomi_bot @biochook2

117.リポタンパク質の中でHDLの特徴はどれか? HDL(High density lipoprotein)は末梢組織で合成されコレステロールを細胞の外に運び出す。直径は最小で比重が大きく、アポタンパク質の比率が高い。脂質としてはリン脂質とコレステロールの比率が高い。末梢から…

2012-12-13 22:13:54
ookawaratomomi_bot @biochook2

末梢からコレステロールを運び出す唯一の経路となる。

2012-12-13 22:14:04
ookawaratomomi_bot @biochook2

118.エネルギーを消費しない輸送を2つ選べ? 能動輸送はATPなどの高エネルギーリン酸結合の開裂による自由エネルギーを使ってポンプを駆動し、濃度勾配に逆らって物質を輸送する。共輸送、対向輸送は能動輸送によって生じる特定の物質の濃度差…

2012-12-13 22:14:54
ookawaratomomi_bot @biochook2

物質の濃度差を利用して分子を輸送するため、エネルギーを消費する輸送系である。単純核酸は細胞膜を拡散により通過させるもの、チャンネル依存性拡散は膜を通過させるためのチャンネルを通って物質の濃度差に従い輸送するものであり、ともにエネルギーを消費しない。

2012-12-13 22:14:58
ookawaratomomi_bot @biochook2

119.最も大きな分子を輸送できるのはどれか? 単純拡散は低分子量の脂溶性分子が脂質二重膜を核酸により透過するものである。チャンネル依存性拡散、対向輸送、能動輸送はともに膜タンパク質のチャンネルや輸送体が作るゲートを分子が通過する必要がある。エンドサイトーシス…

2012-12-13 22:15:44
ookawaratomomi_bot @biochook2

エンドサイトーシスは細胞が巨大な物質を取り込むときのやり方である。逆に巨大な物質を細胞の外に出す場合はエキソサイトーシスという。

2012-12-13 22:15:47