「帰村」(帰還)についての私見
まず復習から:警戒区域・帰宅困難区域などの分類
復習)福1事故発生以来の避難指示の推移。2011.3.11〜2011.9.30まで http://t.co/LDjLW09Z
2012-12-15 11:03:10メモ)自分自身混乱するので、何度も整理して復習。2011年9月末に緊急時避難準備区域が解消された後どうなったかというと、警戒区域と計画的避難区域の二本化で推移。この上に、2012年度から新たな三分類がかぶさった。帰宅困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域。今は結局、5分類。
2012-12-15 11:15:59メモ)2011年9月30日に緊急時避難準備区域が解消される前の地図。http://t.co/FzZqDKJG この警戒区域は半径20km圏内。計画的避難区域は飯舘村、川俣町、葛尾村、浪江町の山側。この2区分は縮小しつつ2012年12月現在も残り、この上に除染の困難さで更に三区分。
2012-12-15 11:23:45メモ)何度見ても混乱する。警戒区域は2012年度になって縮小し、縮小した部分は帰宅困難区域と居住制限区域と避難指示解除準備区域に3分類された。結局20km圏内は、2012年7月末〜12月末現在で、合計4つに区分されたことになる。http://t.co/Zo9orZqo
2012-12-15 11:29:09メモ)他方で2011年9月以来の計画的避難区域は2012年になって縮小。縮小された計画的避難区域のままの地域に加えて、残りの地域は3分類(帰宅困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域)された。だからここも結局、4分類されたことになる。http://t.co/Zo9orZqo
2012-12-15 11:32:46メモ)それで結局、初期〜2011年度において最後まで残った2分類(警戒区域と計画的避難区域)はそのままで、その内部を、国が責任を持って除染する地域と、そうでない地域(=市町村の担当)に分けた。この国の除染での分け方が、帰宅困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域の3つ。
2012-12-15 11:45:04それで2012年12月10日、警戒区域のままの地域で大熊町は、除染の見通しが付き、国の除染3区分(帰宅困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域)に分けた。これが次のニュース。『大熊町、96%帰還困難区域に(中略)地域再生なお見通せず』http://t.co/euskEdA2
2012-12-15 12:02:56う〜む、やっとニュースの意味が分かってきた。この大熊町の新3区分を含む最新(11月30日現在)の地図はこちら。「2012年11月30日 – 避難指示区域と警戒区域の概念図」http://t.co/qVJB9kv5
2012-12-15 12:05:37文科省2012年11月30日「避難指示区域と警戒区域の概念図」分かりにくいのでここに再掲。 http://t.co/qVJB9kv5 http://t.co/QymuYH0A
2012-12-15 12:23:03本論に入ります。
『東日本大震災:福島第1原発事故 大熊町、96%帰還困難区域に 「ダムの底と同じ」 地域再生なお見通せず』毎日新聞 2012年12月10日 東京夕刊 http://t.co/euskEdA2←福島第1原発は大熊町と双葉町の境界に位置している。両町ともすでに全町移転してるのだが…。
2012-12-14 21:09:54「双葉町年度内にも区域再編 帰還困難、同区域以外の2つに」、福島民報 2012/12/13 08:28 http://t.co/xdofdLNr 『双葉郡の一部の町が今後5年間(原発事故から6年間)は帰還できないと宣言していることに対し「双葉町も同じようになる」と述べ…』
2012-12-14 21:16:36「葛尾村再編案受け入れへ 住民意向確認し最終決定」福島民報 2012年12月13日(木)08:56 http://t.co/vS2QT2in ← 補足:全町避難は双葉町、大熊町、富岡町。全村避難は飯舘村、そしてこの葛尾村。地図 http://t.co/EJUW47qM
2012-12-14 21:32:46昨年の夏頃からの指定だった特定避難勧奨地点。下がってよかった。→ 「特定避難勧奨地点、初解除…伊達128世帯など」読売新聞 12月14日(金)20時40分 http://t.co/jbYiKIpR、毎日新聞は少し詳しいが煽り気味に紹介か。http://t.co/WGG0fLFL
2012-12-14 21:44:02「<汚染重点調査地域>福島県昭和村など3町村の指定を解除」毎日新聞 12月14日(金)19時24分 http://t.co/8Br3iryO「汚染状況重点調査地域は(中略)3町村は指定を受けたが、空間線量が自然に下がって基準を下回ったため、除染の必要がなくなった。」←やはり…?
2012-12-14 21:58:23@y_mizuno こんばんは。水野先生は帰村についてどうお考えですか?私は帰村禁止という日本の汚染基準は厳しすぎないかと。と同時に、もし本当に住めないのなら、いつまでも半端な希望を持たせて生殺しにするような真似をせず、国で丸ごと買い取るような策を採れないか?とも思うのです。
2012-12-14 21:29:30@y_mizuno とはいえ、「帰りたい」という土地への執着心を否定するつもりはありません。そのへんの心情を想像すると、どうしたらより多くの方が救われるのかと、途方にくれる思いです。
2012-12-14 21:30:47@NARVA007 帰村について私見ですが、2つの側面があって、第1に行政が上から勝手にああしろこうしろと決めるのではなく、個人の責任で測定しつつ減らせるように支援すべき。なぜなら実際の線量管理は個人ごとにすべきだから。第2に、そういう判断を尊重できるように支援すべきと思います。
2012-12-14 22:10:24@y_mizuno とても得心のいくお言葉なのですが、一方で帰村希望者が人口の半分を切るとなれば生活基盤が心配です(商店などインフラがどうなるか、職場はあるか等)。帰りたい人が一人でもいらっしゃる限り、やはりそれを尊重すべきなのでしょうか?考えれば考えるほど袋小路に入る私です。
2012-12-14 22:15:21@NARVA007 生活基盤は、避難の場合は避難先でお世話になるので、そちらと、避難前のインフラとの2重に見えますが、決して2倍にはなりません。人数も多くなく、可能な範囲内では?支援法でも、どちらの判断も尊重すべきと規定してます。http://t.co/DejyD36x
2012-12-14 22:23:32@y_mizuno いえ、インフラが二重になっているなどの心配はしておりません。私が心配しているのは、帰村してからのインフラです。何もかも損壊したまま放置ですし、人口が減れば住民サービス従事者も減り、昔のような暮らしが成り立たないのではないかと懸念してます。
2012-12-14 22:32:14@NARVA007 具体的には支援法第2条「支援対象地域における居住、他の地域への移動及び移動前の地域への帰還についての選択を自らの意思によって行うことができるよう、被災者がそのいずれを選択した場合であっても適切に支援」 2012.11.26 9 アゴラシンポ「エネルギー政策」(
2012-12-14 22:27:56@y_mizuno これは理想的であると思っています。日本は自由の国ですよね。一方で反原発運動や福島訴訟を見ると、この自由さが理解されてない。「騙されるな、人体実験されるぞ」という風潮。(見ていて悲しい)。最近は私自身が浜通りへ引っ越したいと思うようになったほどです。
2012-12-14 22:34:41