カチューシャ殿の戦車語り#1「ファイアフライ」
- Yukarin_7TP
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シャーマンMk.Iハイブリッドは1994年8月にクライスラーデトロイト戦車工廠におけるM4A4の生産を引き継いだのね
2012-12-18 18:55:32このタイプは鋳造製の車体前部と鋼板溶接式の車体後部の組み合わせに鋳造製のワンピース形デフカバーを採用してるところが特徴なのよ!
2012-12-18 18:57:52量産開始から車体にアップリケ装甲が施されてチーク部には装甲厚が増した後期型砲塔を採用してたの これをイギリスは約1500のハイブリッド型を受領。ほとんどがファイアフライになったのよ
2012-12-18 19:00:53Mk.ICハイブリッドは改造車の中では1番多いの Dデイ上陸作戦直後に投入されてるわ 外観上の差異この型もほとんどないわね。付加物に違いがある程度で車載物の配置にわずかな違いがあるけど排気管配置の関係からMk.5Cで使われた特徴的な収納箱はないの
2012-12-18 19:06:19ハイブリッド後期量産型は装填手ハッチのあるハイバルス砲塔が採用さるやたの VVSSサスペンションも上部支持転輪の支持架が持ち上げられたものになってるわ 砲塔だけ新型だったりサスペンションだけ新型だったりするのがあるのよ
2012-12-18 19:14:59Mk.ICハイブリッドの標準的履帯はT48ジェブロン付きゴム製ブロック履帯なの 後期型の一部はT54E2鋼製履帯を履いたのもいたのね
2012-12-18 19:17:35圧延鋼板車体のM4も少数だけどイギリスに供与されたみたいなの これも全部ファイアフライの改造に回したのね 各工場で生産方式がまちまちだったから細部にばらつきが出てるのよ 最も顕著なのは車体前部!生産工場によって小型ハッチ付鋳造部品、大型ハッチ付鋳造部品の別があるのよ!
2012-12-18 19:24:57大戦後期の小型ハッチ付鋳造部品車は圧延装甲板に別体の鋳鋼製ハッチ基部を2基溶接してあるの 車体機関銃ポートは圧延鋼板製で溶接されてたわ
2012-12-18 19:30:22大型ハッチ付鋳造部品車は車体前面中央板と溶接された2基の鋳造製ハッチが基本部品なの 車体前面装甲板は溶接のパッチワーク式で一体化された基本部品に車体機関銃ポートが組み込まれたパーツが溶接されて、さらに左右2枚の圧延鋼板が溶接されてる。
2012-12-18 19:34:41つまり車体前面装甲板は鋳造部品3個と圧延鋼板2枚から形作られたの この生産方式はクライスラー製のM4A4にも使われてるの
2012-12-18 19:37:35ボールドウィン、プルマン、プレストスチールの3社は小型ハッチ付鋳造部品を採用してアメリカロコモーティブ社は大型ハッチ付鋳造部品を採用したの
2012-12-18 19:41:391943年にイギリスに供与されたM4最新の仕様だったのよ アップリケ装甲と装甲強化がされたワンピース形デフカバーを備えてるの
2012-12-18 19:51:19M4A4と同様にアメリカの工場でリビルトされたM4が1944年秋にイギリスに供与されてるわ この供与車はほぼ全てプレストスチール社が生産した最初期型でアメリカ本土で乗員訓練用に使われていたものね
2012-12-18 19:56:06改修にあたって砲塔と車体にアップリケ装甲が追加されて防盾は新型のM34A1型に更新されたのよ 旧式な3分割式デフカバーはワンピース形デフカバーに交換されてるわ
2012-12-18 19:59:05