浦賀和宏TL

@_1026さんの「人に勧めるには注意を要する浦賀和宏作品」を軸に。
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1026 @_1026

【人にお薦めするには注意を要する浦賀和宏作品】始めます。携帯で打ったので雑な内容なのはお目こぼしを。

2010-08-16 17:34:04
1026 @_1026

1)『記憶の果て』「プログラム?に意識はあるのか」という謎を描く本格SFミステリ…なはずだが、主人公の反本格的言動を真に受ける人続出。本当はそれすら伏線として機能しているガチ本格。伏線回収が多くなされる2作目『時の鳥籠』と上下巻だと考えて下さい。

2010-08-16 17:35:24
1026 @_1026

2)『上手なミステリの書き方教えます』純菜シリーズが猫皮を脱ぎ捨てた!青春始めたけど3作目で新規読者を諦めました☆ 「本格書きたいのに実際は売れっ子官能ラノベ作家」が怒涛の自虐思考を繰り広げるサイコパズラ(笑)。シリーズがコアな浦賀ファン向けになっちゃった一作。さよなら青春ノシ

2010-08-16 17:36:09
1026 @_1026

3)『浦賀和宏殺人事件』密室本はどれもこれもアレですね。浦賀といえばカニバリズムで、密室やらないといけないから…エヘヘ///な作品。万年初版作家・浦賀が作中に登場するのも2回目ですが、自虐はファン以外は笑いどころが分からないかも。ネタとしか思えない心理描写も計算づくの伏線ですが。

2010-08-16 17:43:04
1026 @_1026

番外編)『地球平面委員会』「地球平面委員会」に属する美少女は何故、クイーンの孫(笑)である主人公を仲間に引き込もうとするのか…純然たるバカミスだが、実は誰が読んでも誤解されることはない作品。故に注意は要しない、かも。これが新世代バカミスだ!

2010-08-16 17:44:44
稲羽ちゃん @inaba113

浦賀といえばYMOですよねー

2010-08-16 18:01:43
1026 @_1026

シリーズ外お薦めは「こわれもの」「彼女は存在しない」。シリーズでは分かりにくい浦賀の本格適性の充実が見てとれる。特殊設定のあるパズラを、ドロドロなのに淡々とした文体で描かれた心理を伏線として構成するのが浦賀の魅力。詩的にも美しい文章・台詞が解答そのものだったりするのが凄まじい。

2010-08-16 18:12:26
タイガー田中 @amuchan01

覚醒して、飯を食いに言ってる間に「おすすめの浦賀作品」が始まっていた。

2010-08-16 18:14:50
タイガー田中 @amuchan01

「彼女は存在しない」「こわれもの」の二つは、傑作だなあ……。

2010-08-16 18:16:51
1026 @_1026

安藤シリーズは最初2作セットで生じた問題を中心に回る世界。『学園祭の悪魔』までで安藤直樹がどういう"探偵役"になるかが模索され、『透明人間』で一皮むけた存在として見事に描かれる。これから2ndシリーズで、この安藤直樹が活躍するかどうかに期待が寄せられる。つうか早く出てこい。

2010-08-16 18:20:47
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken 浦賀和宏が人に薦めにくい理由はなんといっても、極端なシリーズ志向(っていうのかな)。途中から読んでも理解できない不親切設計(笑) 加えて初期作が絶版で手に入りづらい状況が、さらに間口を狭めている……

2010-08-16 18:22:54
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken そのことを考えると、一回『安藤シリーズ・シーズン2』と仕切り直したのは、むしろ当然の戦略と言えるかもしれない。

2010-08-16 18:26:26
1026 @_1026

こわれもの』はかなりの名作。ラストシーンも美しい。徳間ノベルズ(確か"ス"じゃないんすよね)からこっそり出てるせいで、シリーズしか読まない人は知らないかも。

2010-08-16 18:27:11
@not2d

『彼女は存在しない』と『こわれもの』か……メモメモ〆(.. ) そういや安藤シリーズは『記憶の果て』しか読んでなかったな。2作目も読むべきだったのか。

2010-08-16 18:29:33
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken ちなみに僕はちょっと変則的で、『記憶の果て』より先に『時の鳥籠』から読んだタイプ。意外とそれでもイケます。1作目が見つからないという人は2作目からGO! でも3作目以降から読むのは絶対ダメ(笑)

2010-08-16 18:35:51
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken 浦賀和宏は一言でいえばトリッキィな作家。例えるなら「ずっと黒乙一のターン!!!」的な作風だと思っていただければ良い(ほんとかよ)。

2010-08-16 21:06:47
よっつあん @pagumania

@amuchan01 浦賀和宏は、ハンパない負のオーラ&報われなさをいつも感じます。落ち込んでるときに読んじゃうと、あちらに連れてかれそうな感じがしないでもない。それと、いつ見ても『とらわれびと』の表紙左下が気になります。あれは一体、そしてどんな意図が…

2010-08-16 21:51:47
タイガー田中 @amuchan01

@pagumania いまAmazonで確認しました(手元にいまないのですよ)。実は今までよく見てなかったんですけど……こ、これはまさか!!!?? 一体どういう意図がw

2010-08-16 22:01:09
よっつあん @pagumania

@amuchan01 色、形、位置的にも…。初めて見たとき、ついつい凝視してしまいました(笑)

2010-08-16 22:19:41
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken 浦賀和宏の松浦純菜シリーズに耐え抜いたが、萩原重化学工業シリーズには今一つ乗れない自分。

2010-08-16 23:03:41
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken 浦賀和宏作品の影響でヴァンゲリスのCDを買ったりした。ヴァンゲリス。スゲー字面だよな。

2010-08-16 23:08:04
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

シリーズ外のお薦めとされている『こわれもの』と『彼女は存在しない』はどちらも8年前ぐらいに読んだけど印象が薄いなあ。とくに、『彼女は存在しない』の方は、はっきりと良くなかったと思った記憶がある。当時の自分が、本格ではなく、安藤を取り巻く人間関係など別の所に期待していたからかな。

2010-08-16 23:11:11
Dokuta 松川良宏 @Colorless_Ideas

安藤シリーズは本当に傑作。2作目『時の鳥籠』が素晴らしい。 @_1026 さんの言う通り、デビュー作『記憶の果て』とともにぜひ読んで、気に入ったら3作目『頭蓋骨の中の楽園』、4作目『とらわれびと』と、浦賀和宏の世界に浸っていってほしい。

2010-08-16 23:15:24
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken まだ名前が挙がってないので言ったら「ファントムの夜明け」ははっきり言ってよくなかった。長さの割りに文章が単調で、読むのが辛かった。オチは切れ味があるが、かなり分量と不釣り合いで残念。

2010-08-16 23:18:58
タイガー田中 @amuchan01

@air_mys_ken ちなみに新本格作家で、法月綸太郎と麻耶雄嵩が好きなら浦賀和宏は必読というのが持論。親和性は高いはず。

2010-08-16 23:24:16
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