カチューシャ殿の戦車語り#4 「特式内火艇」

カチューシャ殿による戦車のお話第四回は、日本軍の水陸両用車両である特式内火艇についてであります。 特四式だけ毛色が違いますが、ダメっぷりも逐一な気も…
9
カチューシャ @katyusha_prauda

今回は特式内火艇についてね

2012-12-21 21:54:54
カチューシャ @katyusha_prauda

海軍にも基地や港湾の警備防衛のほかアメリカ海兵隊と同様に艦艇と密接な連携が必要な上陸作戦を専門とする陸上戦闘部隊が存在したの

2012-12-21 21:57:59
カチューシャ @katyusha_prauda

この日本海軍の陸上戦闘部隊は陸戦隊と呼ばれて横須賀、呉なんかで編成されていたの

2012-12-21 21:58:57
カチューシャ @katyusha_prauda

太平洋戦争開戦直前に海軍は南方諸島の航空基地を強化拡大していたの。けれどこれらの基地が占領された場合に備えて陸戦隊を使った逆上陸作戦も考えていたのね。

2012-12-21 22:01:29
カチューシャ @katyusha_prauda

そのため潜水艦で隠密輸送されて兵員とともに上陸作戦が可能な兵器として昭和16年に海軍が陸軍に開発を依頼したのが特二式内火艇なのよ。

2012-12-21 22:04:00
カチューシャ @katyusha_prauda

やっぱり特式内火艇関係の資料は多くはないわね…

2012-12-21 22:04:47
カチューシャ @katyusha_prauda

これは一般的な水陸両用の戦車ではなくて車体の前後に大型フロートを装着して上陸後はフロートを投棄して戦う上陸専用の戦車とも言えるわね

2012-12-21 22:06:43
カチューシャ @katyusha_prauda

この特二式内火艇の基本になったのは陸軍の九五式軽戦車で主要コンポーネントは流用してるけど車体は完全な新設計ね。しかも深度100メートルまで潜行が可能で水上での浮力を維持するために大型水密車体になってるのね #プラウダらじお

2012-12-21 22:10:16
カチューシャ @katyusha_prauda

この特二式内火艇の基本になったのは陸軍の九五式軽戦車で主要コンポーネントは流用してるけど車体は完全な新設計ね。しかも深度100メートルまで潜行が可能で水上での浮力を維持するために大型水密車体になってるのね #プラウダらじお

2012-12-21 22:10:16
カチューシャ @katyusha_prauda

水上では車体後部のスクリューで前進。上陸後は動力伝達を切り替えて無限軌道で走行するわ。

2012-12-21 22:12:10
カチューシャ @katyusha_prauda

車体上の砲塔には一式37ミリ戦車砲が搭載されていて他にも九六式7.7ミリ機銃も搭載されたわ。 製造は昭和17年に始まってから終戦まで続いて生産数は184両という記録が残ってるわ。 #プラウダらじお

2012-12-21 22:15:33
カチューシャ @katyusha_prauda

車体上の砲塔には一式37ミリ戦車砲が搭載されていて他にも九六式7.7ミリ機銃も搭載されたわ。 製造は昭和17年に始まってから終戦まで続いて生産数は184両という記録が残ってるわ。 #プラウダらじお

2012-12-21 22:15:33
カチューシャ @katyusha_prauda

海軍の陸戦隊とともに南方方面に送られた特二式内火艇はサイパン島、フィリピンのルソン島、硫黄島などで戦火を交えたようだけど詳細は明らかになってないわ #プラウダらじお

2012-12-21 22:18:02
カチューシャ @katyusha_prauda

海軍の陸戦隊とともに南方方面に送られた特二式内火艇はサイパン島、フィリピンのルソン島、硫黄島などで戦火を交えたようだけど詳細は明らかになってないわ #プラウダらじお

2012-12-21 22:18:02
カチューシャ @katyusha_prauda

海軍ではこの車両を特型内火艇、つまり艦艇として扱ったの。艦籍名簿にも登記されていたそうよ #プラウダらじお

2012-12-21 22:20:12
カチューシャ @katyusha_prauda

特二式内火艇に続いて一式中戦車を基本として開発されたのが特三式内火艇よ。深度100メートルまで潜航できて、それに耐える水密車体、水上走行時には前後に大型フロートを装着するやんて基本的なコンセプトは変わってないの #プラウダらじお

2012-12-21 22:25:50
カチューシャ @katyusha_prauda

特二式内火艇に続いて一式中戦車を基本として開発されたのが特三式内火艇よ。深度100メートルまで潜航できて、それに耐える水密車体、水上走行時には前後に大型フロートを装着するやんて基本的なコンセプトは変わってないの #プラウダらじお

2012-12-21 22:25:50
カチューシャ @katyusha_prauda

けれど自重の増加に伴って一式中戦車では6個だった転輪が8個になって砂浜などの軟弱地盤での行動を容易にしている点に注目ね #プラウダらじお

2012-12-21 22:28:45
カチューシャ @katyusha_prauda

開発は比較的順調で昭和18年に制式採用されたのだけれど悪化しつつあった戦況から量産は見送られてしまったわ… #プラウダらじお

2012-12-21 22:31:06
カチューシャ @katyusha_prauda

そしてこの特三式内火艇の改良型が特五式内火艇なの。製造工程が簡易化された車体とフロートは平面構成の溶接構造になったわ。特三式内火艇で砲塔に搭載されていた一式47ミリ戦車砲は車体前方に直接搭載されたの #プラウダらじお

2012-12-21 22:35:44