ネルフダッシュ暫定まとめ2

現場猫教授 @Dr_crowfake

エヴァの呪縛がきつく新劇Qを2回見たあとぼくが考えたかっこいいエヴァを考える程度にはこじれている自意識がある（迫真）

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しかしポリシーとして「オフィシャルには従う」「オフィシャルを侵犯しない」があるので、どうも二の足を踏み勝ちになる罠。

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旧劇とヱヴァQ見てまだ2次創作妄想してる俺はおめでたい、というのはまあるんですが、そ

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しかしまあ、ネルフダッシュって言霊のボンクラさ半端ないな……。シラフの時に思いついたとは到底云えない。膨らませたのもシラフの時だし。まあそれを出力してしまったのは割合ヤケクソ感があったんだけど。

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ネルフダッシュ、バチカン条約に基づき、常時起動機体は2機で、ローテ組んで出撃させてるはずが、ときどき大損害を食らって稼働機数が1機を割り込んだりするので大変だ。

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ガギエル戦＞浦波と戦自の共同で撃破、イスラフェル戦＞浦浪と磯波ケイのユニゾンで撃破、マトリエル戦＞アヤナミレイ（仮称）と込みの3機で撃破（アヤナミレイ、自我に目覚めつつある）、イロウル戦＞商技術部長の機転で撃破、レリエル戦＞UN、戦自の強力込みで磯波ケイが取り込まれたのを撃破。

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アラエル戦＞磯波ケイが取り込まれそうになってるのを浦波さんが浦浪パンチと商技術部長の機転で撃破、アルミサエル戦＞アヤナミレイ（仮称）が犠牲になって撃破、というプロットは一応立っております。

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そこで柳条総司令とミサトさんが対戦して「あなた、使徒殲滅に人生をかける気？　やめなさい、そんな無駄なことは」と暴言を吐いた柳条総司令に対し「無駄？　無駄って何よ！　あんた、そうやって父さんも切り捨てたの!?」とかボディブローを食らって「（死）」とか云ってるさまを想像した。

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「ひとつの小屋に2頭の犬は入らない、しかしその血筋を残すのが目的だとすれば」「それがゼーレの書いたシナリオのひとつか」「ご明察。ですがここで終わりですよ。これ以上は老人たちが眉をひそめますので」「ひそめる眉もなかろうに、ご大層なことだ」とか商技術部長と加持首席監察官が陰険漫才を！

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「人類補完計画の遂行が不可能な場合、人類の種としての痕跡を使徒に残す」「使徒と人類の融合、それがありうべきひとつの形というわけか」「しかし、それは保険にすぎん。我々は使徒と云う名の箱舟に乗る気はない」「碇、補完計画の遂行を望むぞ」とかモノリスがやり取りしており。

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「あちゃー、あたしもしかして人類の箱舟だったの？　まいるわー、マジまいるわー」と云ってる使徒と人間の雑種の浦波さん、そして「そのプランには乗れない。種としての絶滅を引き換えに永劫を求めるほど、人類は達観してない」と答える柳条総司令。「ですよねー、んじゃ、やるか！」と浦浪パンチ。

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「アルミサエルを潰してからこっち、ゼーレとネルフの突き上げがひどいな」「仕方ないですよ、われわれは外典の使徒を潰すことに特化した機関ですから」「本部施設選挙も時間の問題か……なら、大人が気張らんとな！」と俄然やる気を出す柳条総司令。

現場猫教授 @Dr_crowfake

それを見て「あー、おじさんおばさんたちが頑張ってるねえ、でも、その頑張りに応えなくちゃな」とぼやく浦波さん、「命令なら、従う」というアヤナミレイ（仮称）、そして「わけがわからないよ！」と叫ぶ磯波ケイ。

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しかし浦波さんは磯波を叱咤し「わかるわからないじゃないの！　だいたいあんた、判ってくれたことある!?　ないでしょ!!　だったら流れに乗りなさいよ！　あんたの出番、これがラストかもしんなんだよ！　そんな世界をひっくり返すラストチャンスかもよ！」と叱咤。

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「ぼくがぼくである理由なんて、考えてもなかった……」と呆然とする磯波。セクシャルマイノリティとして生きづらい経験がフラッシュバックし「やるよ！　こんな息苦しい世界、壊してやる！」とか意気込まれて「やべえ、痛いところに触れちゃった……ごめん！　本当にごめん！」と謝る浦波さん。

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浦波さん、チート属性持ちなのにこういうクリティカルな場所ではしくじるので、つくづく庵野ワールドの地獄性に思いを馳せざるをえないが「地獄はここにあるんですよ」ってアレックス面で云われると「アッハイ」としか応えざるをえないのがつらい。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「使徒のリエンジニアリング？」柳条総司令は怪訝そうな顔をした。わたしは構わず応えた。「はい。使徒の構造は、基本的なラインで人類と同じです。僅かな差異が、彼らを「使徒」たらしめているのです。ならば、我々はその際に着目すべきではないでしょうか」わたしはそう主張した。

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「君に隠し立てしても仕方ない。ぶっちゃけ云うと、使徒のリエンジニアリングはほぼ失敗に終わっている」柳条総司令は不愉快そうに吐き捨てた。「成功例があったのですか？」そのように問う私に、総司令はそっぽをむいた。「君お得意の「蜘蛛の巣」で調べ給え。私に開示権限はない」

現場猫教授 @Dr_crowfake

それを黙認と捉え、私は存分に「網」を精査した。かかった獲物は少なかったが、今までない視点から見ると、それなりの成果はあった。「使徒の遺伝子の解析と記述はほぼ失敗――ただ、エヴァを通じてのそれは成功」という成果が。オカルトとオカルトの乗算が、科学を上回る成果を出したのだ。

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「狂人めいた突飛な発想の連結――でも、それが成果を上げているなら、調べる価値はあるわね」そこに潜む狂気と妄執には目をつぶり、私は状況を精査した。そして、失望した。それは、あの偽善者ぶっている柳条総司令がすでに立案し、実行した計画だったからだ。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「柳条総司令の指導教官だった葛城教授、そして京大の冬月コウゾウ教授の連名論文――これのアシストを、柳条総司令は行なっていた？」なるほど、それなら話は通る。浦波・ユリ・ヴァリアーグの体内にあるコア、綾波シリーズへの迅速な自我移植、エヴァの制御OSの順調すぎる開発……。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「セカンドインパクトが起きる以前から、ネルフはそれを予期していた、いや、それを引き起こそうとしていたわけ……」私の背筋に寒気が走った。しかしそれは歓喜の気配だった。支配し、制御するための情報の把握は、生き延びるためにあらゆる手を、汚れていても掴もうとする血脈の本能に根ざしていた。

現場猫教授 @Dr_crowfake

しかしそれだと平仄が合わない。「なぜ、彼らは、世界を覆すほどの力を手に入れたのに、それを利用して世界を支配しなかったのか――」私と私の一族は、セカンドインパクトで莫大な利益を得た。寒村の貧民に過ぎなかった私たちがそれを得られるなら、ゼーレの得られた利益はどれほどになることか。

現場猫教授 @Dr_crowfake

そこで私はひとつの可能性に思い至った。彼らの目的が世界の経済的支配などではなく、文字通り「世界を覆すこと」にある可能性だ。私たちですら世界を左右する権力を手に入れたのなら、ゼーレはもはや世界を手中にしている。その「世界だけでは充分でない」欲望を、彼らが抱いているということに。

現場猫教授 @Dr_crowfake

「ワールド・イズ・ノット・イナフ、ワールド・イズ・ノット・イナフ」私はぶつぶつ呟きながら気分を切り替えようとした。しかしゼーレの亡霊は脳裏から離れなかった。彼らはどこまで世界を監視し、管理しているのか。