ほのぼの紫赤bot風邪ひきクリスマス(2012)

ほのぼの紫赤bot @murasakiaka_bot

【12/23夜】赤「…！！敦、」紫「んー？」赤「美味しい…！！」紫「ふふ、そっかぁ。良かったねー赤ちん」赤「ああ。次は違う味にも挑戦してみる」紫「うん。…なんか赤ちんの顔見てると、心ん中がぽかぽかしてきて幸せだなーって思う。オレ、今すっごい幸せー」赤「僕も幸せだよ。美味しい」

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【12/23夜】紫「そーいえば」赤「なに？」紫「赤ちん、怒ってたから携帯の電源切ってたのー？」赤「…いや、違う。あれは電池がなくなったことに気が付かなくて、勝手に切れていた」紫「あーなるほど。…そっか、うん。ふふ、なるほどねー…良かったぁ。嫌われたのかと思ったー」赤「…？」

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【12/23夜】赤「え？僕に電話をかけたのか？」紫「うん」赤「…そうか。ごめん」紫「んーん、全然いいよー。電話で仲直りしちゃったら、多分オレここに居ないし」赤「毎日充電しろって敦が言う意味が分かったよ。携帯は放っておくと勝手に電源が切れるんだな」紫「赤ちんのレベルが１上がったー」

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紫「あ、クリスマスイブ」赤「もう０時回っていたのか…どうりで眠いわけだ」紫「さっきコンビニで買ったケーキ食べよー」赤「敦、眠くないのか？」紫「んー？ぜんぜーん。赤ちんといる時間って貴重だし、眠さなんかどっか行った」赤「元気だな…」紫「冷蔵庫からケーキ取ってくるー」赤「はいはい」

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赤「いただきます」紫「いただきまーす」赤「苺あげるよ」紫「え？」赤「好きだろ？」紫「うん、スキ」赤「はい。あーん」紫「…っ！え！？ちょ、赤ちん！あーん、とかしてくれんの！？っわ、オレ」赤「はは、敦って不意打ちに弱いんだね。やっぱり苺は僕が食べることにする」紫「からかわないでよー」

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紫「でね、秋田では"ねねばね"は寝なきゃいけないって意味なんだってー」赤「へぇ、秋田の方言か。可愛いね。ねねばね」紫「ねねばねー」赤「秋田は楽しい？」紫「うん、毎日楽しい。赤ちん、次はいつ来るー？」赤「来年、休みがあったらゆっくり行きたい」紫「次はオレが秋田を案内してあげるね」

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赤「…あつし。敦、コタツで寝たら風邪ひくよ」紫「ん〜…今、何時〜…？」赤「１時。客間に布団用意してくるから」紫「んん…ダメ。行っちゃダメ。赤ちん、手」赤「手？」紫「赤ちんの手、握ってたら落ち着くから」赤「子供か」紫「…ふふ。オレが子供なら赤ちんも子供だし。一緒に大人になろーね」

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紫「…んー、コタツ…」赤「ほら、布団ひけたよ」紫「赤ちんもココで寝る？」赤「ああ」紫「オレ、今日の朝に」赤「帰るんだろ？」紫「うん。昼から部活だし」赤「ちゃんと起こすから」紫「ん。手、繋いだまま寝ていい？」赤「いいよ」紫「これで、秋田に帰っても赤ちんの感触忘れないから安心ー…」

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赤「二回目だ」紫「なにがー？」赤「敦と手を繋ぐのが」紫「そーだね」赤「僕も敦と手を繋いでると落ち着く」紫「…へへー嬉しー。赤ちんは京都楽しい？洛山の人は優しい？」赤「ああ。優しい。こんなに迷惑をかけたのは生まれて初めてだ。でも皆、嫌な顔１つせずに助けてくれる。凄く感謝しているよ」

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赤「敦」紫「…」赤「起きないと両眼」紫「起きたー！…あ！赤ちん！手、離したでしょ」赤「え？ああ、離したけど」紫「お仕置きー」赤「うわっ」ドサッ 赤「…朝から人を押し倒すなんて随分調子に乗っているようだね」紫「…っぐ、赤ちんだって。朝っぱらから人の鳩尾に蹴り入れるなんてヒドイし…」

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赤「さっさと帰る準備しろ」紫「はーい」赤「まったく」紫「赤ちん怒りすぎるとナマハゲみたいになっちゃうよー。何をそんなに怒ってんだか」赤「誰のせいで」紫「ハイハイ。怒ってる顔もかわいーね、赤ちん」赤「頭を撫でるな！頭が高いぞ！」紫「赤ちんは身長が低いぞ」赤「ああもう」紫「ふふーん」

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紫「うわー…外、サムー」赤「…敦」紫「んー？」赤「また、京都に来て…くれてもいいよ」紫「なにそれツンデレ？ミドチンの真似？」赤「また京都に来い」紫「ふふ、勿論。赤ちんの命令はゼッターイ、だからねー」赤「馬鹿にするな」紫「赤ちんが居る場所だったら、オレはどこでも喜んで飛んで行くよ」

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紫「ん？アレ、なにー？」赤「え？なに？」紫「駅のとこ。デッカいクリスマスツリーが立ってる」赤「ああ。見ての通りツリーだよ。というか、この前来た時からあったと思うけど」紫「行きは緊張してたし帰りは必死だったし、全然見てなかったー。まだ時間あるから、ちょっと近くで見ていこーよ」

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紫「おおー、デッカーい」赤「このツリーをカップルで見ると別れる。というジンクスがあるらしい」紫「…！！！！赤ちん見ちゃダメ！！」赤「…いや、どこにでもある話だろ。それに僕達はカップルでもないし」紫「あ、そっか」赤「まぁ仮に付き合ったとしても、こんな事では別れない」紫「なっ…」

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赤「……？なに？」紫「そんな顔して見ないでよー…変な事とか考えてないし」赤「また、このツリーも赤ちんを見下ろしてるね。とか言って馬鹿にするのかと思った」紫「あはは、赤ちんはきっとツリーの飾りよりも小さいよ。ただ、京都に来て良かったなーって思ってただけ」赤「…来てくれてありがとう」

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紫「帰るー」赤「ああ。気を付けて」紫「寂しいけど、頑張る。秋田でやることイッパイあるし」赤「うん、僕も頑張るよ」紫「でもオレ、またすぐに泣き言 いっちゃうかも」赤「その時はちゃんと聞くから電話してきなよ。僕ももう少し、自分の気持ちに素直になる」紫「ん。またね、赤ちん」赤「またね」

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赤「練習は間に合ったのか？」紫「うん、間に合ったー。明日頑張るからって言っちゃったせいで、メチャクチャ厳しかったけど」赤「頑張るって言ったからには頑張らないとね。お疲れさま」紫「疲れたー。なんか一気に色々ありすぎたし」赤「まさか喧嘩するなんて思わなかったな」紫「もーこりごりー」

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紫「赤ちんと喧嘩してオレ風邪ひいちゃったし」赤「え、敦も？」紫「え？赤ちんも風邪ひいてたの？」赤「え、ああ。大丈夫なのか？治った？」紫「うん、オレは全然へーき。赤ちんは？大丈夫？」赤「僕も治った。…驚いたな。まさか敦も風邪をひいていたなんて」紫「運命の赤い糸で繋がってるんだよー」

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紫「そーいや雪、降らなかったねー」赤「雪なら秋田でも見れるだろ」紫「んー京都で見たかった」赤「どうして？」紫「秋田で雪が降る度に赤ちんと見たなーって思い出せるし」赤「…じゃあ、こっちで雪が降ったら敦に写メを送るよ。それを一緒に見よう」紫「ホント？やったー！ブレてないの送ってねー」

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根武谷「お、マフラー買ったのか」赤司「おはよう。敦から貰ったんだよ」葉山「ふ～ん」赤司「…ニヤニヤするな」実渕「征ちゃん、今日は荷物多いわねー」赤司「ああ。……君達にクリスマスプレゼントを渡そうと思って」実葉根「「「えっ！！！？？？」」」赤司「え？」

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実渕「せ、征ちゃんまだ熱が…」根武谷「医者呼んでこい！医者！」葉山「赤司どーしちゃったの！？」赤司「…そんなに驚くことなのか？」実渕「そりゃあ、ねぇ…？」根武谷「赤司が壊れた！」葉山「赤司が壊れた！…ハッ！地球が滅亡するのは今日だったんだ…！」赤司「今日、小太郎は外周追加ね」

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紫原「これあげるー」岡村「んん？」紫原「ハイ。あげるー」劉「？」紫原「ほい」福井「なんだよ」紫原「室ちんにも」氷室「どうして、まいう棒？」紫原 「んーと…なんとなくってやつ」岡村「ははは！迷惑かけたとか思っとるんじゃろ」劉「馬鹿アルな」福井「まったく…余計なとこで気使いやがって」

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紫原「…だって。心配もかけたし、色々。ごめんなさい」氷室「確かに心配はしたけど、迷惑だなんて誰も思ってないよ。だからこれからもオレ達に頼ってくれると嬉しいな」紫原「…でも」岡村「心配くらいさせてくれてもいいじゃろ」劉「可愛い後輩アル」福井「後輩の面倒を見るのが先輩の役目だからな」

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実渕「アラ、手袋」根武谷「みんな違う形ってことは、オレ達に合うやつを選んでくれたのか」葉山「赤司、可愛い…オレ感激だよ！」赤司「…今回は色々と迷惑をかけた。すまない。敦と仲直り出来たのは君達のおかげだよ」実渕「ふふ、迷惑だなんて誰一人思ってないわよ。私達はいつでも力になるから」

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実渕「紫原君に気持ちは伝えられたの？」赤司「ああ、伝えた。僕は敦がいないと幸せになれないから、傍にいて欲しいって」実渕「…！」根武谷 「紫原はなんて答えたんだ？」赤司「敦も僕といたい、って」葉山「えっ」実渕「えっ」根武谷「えっ」葉山「お、おお、あ、赤司コクったの！？」赤司「は？」