#SJで妄想　　＃EH_PARTY

noco @nocohyuk

101.こっそり私だけに聞こえる声で〈僕、男の人が好きなの。〉へ？〈だからヒョクは僕にヌナの事、安心して任せてるんだよ（笑）〉そう…なの？〈ヌナの行きつけのBAR連れて行ってよ！〉「あ、うん。じゃあ終わったら連絡して？このへんプラプラしてる。」#SJで妄想 #EH_PARTY

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102.〔ヌナ、いらしゃい。今日はお連れ様？〕〈こんばんは♡〉ちょっとミンくん！何、その愛嬌！〔カウンターとテーブルどっちがいいです？〕〈カウンターでいいよね？ヌナ？〉「あ、うん。」凄い…。何だこの女子力…。美容室にいる時とは別人みたい…。 #SJで妄想 #EH_PARTY

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103.〔ヌナ、新しい彼氏？〕「違うよ！今担当してもらってる美容師さんのミンくん。ヒョクの先輩。」〈ソンミンと申します。僕もこのお店行きつけにしてもいいですか？〉名刺渡してる！しかもメアドも書いてある‼〔それはお酒飲んでから決めてください。〕 #SJで妄想 #EH_PARTY

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104.イェソン君のこういう所が好きでこのBARに通ってるんだよな…。〈ねぇ、ヌナ。〉イェソン君が少し離れたのを見計らってミンくんは続けた。〈イェソンさんって恋人いるの？〉「ちょっとミンくん！」〈ん？〉女の子と話すのと変わらないミンくんとの会話。#SJで妄想 #EH_PARTY

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105.「確か、長く付き合ってる彼女がいたような…。」〈ふぅん。まぁ、彼女がいたって関係ないけど。〉ミンくん…怖いわ…。敵にしたくない（笑）〈ねぇ、ヒョクとは連絡取ってるの？〉「ううん。」あれから一度も連絡はしてない。しちゃいけない気がして…。 #SJで妄想 #EH_PARTY

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106.〈僕ね、たまにヒョクと連絡してるよ？ヌナの事、気にしてた。お互い好きなのに何で別れたの？遠距離だって出来るじゃん。〉「私が歳頃だからだって（笑）」ミンくんはふぅんって何だか腑に落ちない顔をした。〈ヌナは寂しくないの？〉…そりゃ寂しいよ。#SJで妄想 #EH_PARTY

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107.ミンくんは顔を覗き込み〈寂しい時は寂しいってヒョクに言ったっていいと思うよ？必要とされてるって嬉しいんじゃないかな？〉「…そうかな？」〈まぁ、ダメだったらまたここで飲も♡〉「結局、そこ？（笑）」二人で笑い、たくさん飲んだ。 #SJで妄想 #EH_PARTY

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108.あれから3年…。来週には念願のカフェをオープンする。 そして、今日は…。 『まさか、ヌナの結婚式のヘアメイクを僕が担当するとは思いもしなかったよ…。』 #SJで妄想 #EH_PARTY

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109.「だって、ヒョクしかいないでしょ？」 そう。今日は私の結婚式。 『まぁ、僕の腕がいいのは知ってるけど。』 「それ、自分で言っちゃうの？」 お互い笑い合うと“トントン”と、ドアがノックされ扉が開いた。 《そろそろお時間です。》 #SJで妄想 #EH_PARTY

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110.『「はーい。」』 二人で返事をすると扉が閉まった。『そういえば、カフェの準備は進んでる？』 「うん。あとは細々した物を準備して、シュミレーションする感じかな。ヒョクは？」 『ちょっとバタバタしてたからギリギリまで準備になりそう。』 #SJで妄想 #EH_PARTY

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111.あの時、私たちは夢に向かって別々の道を歩き出した。 そして、今…。 『オープン、楽しみだね。』 「うん。二人の夢がもうすぐ叶うね。」 『今日もひとつ、夢が叶った。』 #SJで妄想 #EH_PARTY

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112.『ヌナ…、キレイだよ。他の人に見せるのが勿体無いくらい…。』 鏡越しにヒョクが微笑む。 「ふふっ。ヒョクのおかげだね。ありがとう。」 さて…と、ヒョクは腕まくりを直し、タキシードに袖を通した。 #SJで妄想 #EH_PARTY

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113.『はい。』 ヒョクが出した手を握り椅子から立ち上がる。 『行こうか。僕の可愛い花嫁さん。』 「はい。」 もうこの手を離さないようにと強く握り、ヒョクと二人、歩き出した。 END #SJで妄想 #EH_PARTY