ミニコミ誌「イルミナシオン」

古田ラジオ @republic1963

“上裕氏が合同誌イルミナシオン参加についての状況分析 - Togetter” http://t.co/lg8U8Aw3

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さて今回は話題のミニコミ「イルミナシオン」をざっと読んだのでその感想でも書いてみようと思う。もめ事についてはこの辺を参考のこと。 http://t.co/05l8cC7p http://t.co/qVMd7MHq http://t.co/GHmGaXzs

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結論から言うと、オウム云々以前に「文章系ミニコミ」という範疇に限っていってもつまらない部類に入ると思う。で、なんでかっていうと、文章系ミニコミにおける「悪手」（これはまぁ私自身が散々注意されてきたことなんですが）がこれでもかというほど繰り出されているから。そんなわけで解説。

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まず、インタビュー記事がすげー長い。カオスラウンジとの対談はかろうじてそうでもないが、巻頭の対談と問題の上祐インタビューはものすごく長いので途中で心が折れてくる。上祐インタビューは自分だったら3分の一ぐらいにできると思う。

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長くても良いインタビューも中にはあるけど、これに限って言うと雑談をそのまま載せられて読まされているような感じを受ける。これはあまり良くない。同様に、上祐インタビューでは注釈が全くないのも読みづらくなっている。巻頭対談と同じように付ければいいのに。

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あと、インタビューの内容は上祐にしろカオスラウンジにしろ基本的に相手が言っていることをそのまま頷いている感じかな。ツッコミを入れたりはしてない。それはそれでいいんだけど、その割にインタビュアーが名前を出して自己主張しているので意味がわからん。

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で、自己主張っていうのが何かって言うと、「僕は○○（ここに宮台とかが入る）が好きなんですよね」みたいなどうでもいいっちゃどうでもいい内容なので、読んでいると「おめーの好みはどうでもいいんだよ！」とイラついてくる。

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結局、上祐氏でもカオスラウンジでもなんでもいいんだけど、そういう人たちにインタビューして、何がしたいのかさっぱり意味がわからん。そういう人たちに「僕は宮台が好きなんですよね」とか言いたいっていう話でもなかろう。

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なんでこういうことをいっているかというと、上祐氏なりカオスラウンジなりといったある意味地雷を踏んででも伝えたいテーマなり主張がなんかあると思ってこちらは読んでるわけだけどそういうのが全く見えてこないので「ふーん」としか思わない。でも、そんなんでオウムとか取り上げていいわけ？

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現に上祐氏はほとんど他人事みたいに事件の事を語ってるわけで、それに対しては無批判で受け入れている状態で、そうまでして伝えたいものも別にあるとは思えないっていう事で「うーん」となってしまう。

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収穫としては、上祐氏が意外とアニメとか見てるのがわかったのが良かったぐらいかな。あと、オウムの教義の「ネタ元」とされている本が幹部の手で複数指摘されているところも面白かった。ただまぁ全般的に言えばあまり面白くない部類にはいるかな。