- kalessinlord
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村上春樹嫌いの教授も「ダンス・ダンス・ダンス」と「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」はいいっていうからそれはいつか読もうとおもってるけどまだ読んでないです。
2010-08-21 01:58:25My best Japanese teacher told me that he could not understand "The Wind-Up Bird Chronicle" at first. I could not understand, either.
2010-08-21 01:58:44春樹は例えば「ノルウェイの森」だと主人公が大学で授業受けてる時に全共闘?の学生が乗り込んできて授業を止めて演説を始めるんだけど、そこで教授が止めるでもなく「私は革命の話より戯曲について学ぶ方が重要だと思うけどね」みたいに気だるそうにボソリと呟くシーンとか、そういうのが凄い好き。
2010-08-21 01:59:08@Anklang ぼくはわりと、真摯に向き合って、それこそ壁と卵の話じゃないけれど、その壁をガリガリ爪で掻いているようなイメージがあります。「やれやれ」っていうマジックワードは諦念だけじゃない気がする。
2010-08-21 01:59:45@murashit あーそういえばありましたね、壁と卵の話。うーん、それがどんな形で小説に織り込まれてるのかはわからないのだけど、…っていうか読んでない小説家のことを語るような悪路バティックなマネはそろそろやめよう…。
2010-08-21 02:05:22村上春樹とは何に変えてもセックスしたくないけど村上龍とならぎりぎりお金のためにセックスできる感じ。作家として云々ではなくなんとなく男としてみたときの感触。
2010-08-21 02:05:39僕としては村上春樹って青臭いくらいに自分の精神の大事なものを悪意から守って生きることばかり書いてるイメージなんだよなあ。だから「やれやれ」的なアレコレはどうしようもない局面や強大な力に達したときのなけなしの抵抗というか、精神だけは屈しない姿勢というか。
2010-08-21 02:08:21そういや最近の評論では村上春樹は「日本的じゃない」ってことになってるらしいけど、そうなのかな。私はものすごく春樹は日本的なものだと思うんだけど。それともハルキ的なものの再生産が今の日本の文化を名乗るものの主流になったのか。
2010-08-21 02:13:36考えたら僕の「多数派に反抗する少数派は、逆にその少数派であるという集団意識とお題目を掲げた結果そこからも外れた個人を傷つけることがままある」というのは春樹の全共闘に対するスタンスに結構影響受けてる気がする。
2010-08-21 02:15:04