俺の選んだ映画史に残るダメ悪役ワースト１０

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ダメ悪役はそんなにたいした奴でもないのに作者の好みで勝手に大物化する「大物化」、可哀想な過去・動機をクローズアップするあまりに鬱陶しくなる「涙のカツアゲ」、作劇上必要ではない「不要悪役」の三つがあると俺の中ではおもっている

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大物化の典型例はラオウをみればよくわかっていただけるではないかとおもっている、よくよくみれば死兆星をみてない相手には戦いを挑まないというチキンっぷりやユリアを相手にした時の童貞っぷり、すごく残酷なことをしてるのに作中キャラ・作者から偉人化されているという体たらく

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涙のカツアゲ悪役の典型例はドラクエ４のピサロ、愛人を失われた気持ちはわからんでもないが、ピサロが死ぬ前に「人類根絶やしにしたる」とかぶっこいてたキチガイだから感情移入の余地がない。

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不要悪役の典型例はノーラン版バットマン三部作の「影の同盟」、誰が何と言おうとこいつらはいらない悪役だった。そもそもリアル志向の世界なのにヒマラヤの忍者暗殺団という設定が日本人からすればファンタジーだし、そもそも動機も陳腐で仕方ない。

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映画史に残るダメ悪役ワースト１０を選んだらぶっちぎりで「影の同盟」がランクインしますよ

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映画史に残るダメ悪役ワースト１０でもやるか

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10位デストロイア「ゴジラvsデストロイア」より

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そもそもこいつはオキシジェント・デストロイヤーの影響で蘇った古代生物らしい。まぁこの設定は面白いとおもう。で、キャラデザインに関しても中々目を張るものがある・・・・・・・んだがこいつ全く強くない、それどころか親父ゴジラに勝っていない。普通ラスボスは強くあるべきだろ。

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しかも、ゴジラシリーズ最終作なんだからもうちょっと箔のついた敵怪獣を出してほしかった。例えば暴走したバーニングゴジラとゴジラジュニアが対決するという内容でもよかったとおもう。しかもこいつときたら幼体のシーンに至ってはエイリアン２の丸パクリだ。

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そんな終始圧倒されて調子こいてジュニアを殺してしまったら無茶苦茶キレられたあげく半殺しの目にあい半泣き状態になって帰ったデストロイア君は哀れにも自衛隊によって倒されるのであった・・・こんなんでいいのか？よくGFWに文句言ってる人がいるがこっちの方が酷いだろう。

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9位　マグニートー「X-MENファイナル何とか」より

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俺はそもそもマグニートー自体そんなに好きじゃあない、確かにアウシュビッツは地獄だったんだろうがそれで世を恨んで人間どもは俺が支配するじゃ八つ当たりもいいもんである、正直こいつがいるからミュータント差別が増すんじゃないか？とさえ感じている。

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しかし、この映画のマグニートーはそれに輪をかけて情けなくなっている。自分より強い存在に友人でありライバルであったチャールズを殺されたら「よくやった！」と肩をたたくぐらいで、怒りも嘆きもしない。原作のあんたはどうした？ちったぁ泣くなりしろよ。挙句の果てにそいつにビビッている。

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さらに部下がミュータント能力を失ったらあっさりと見捨てるという始末を起こす、ミュータント＝味方、人間＝敵というマグ独自の傲慢さがでているシーンではあるがあまりにもあっさりしすぎだ。そもそもこの映画の存在そのものが不要なのだがその理由の最たる原因はこいつのせいである。

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8位　実写版メガトロン「トランスフォーマーシリーズ」より

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メガトロンといえばTFを代表する悪の大ボスである、そしていろんな作品にわかれていろんなキャラになっているのがメガトロンだ。そんな実写版メガトロンだが、非常に情けないやつだ。１では圧倒的な強さを誇っていたが、リベンジではコンボイにやられ、3にいたっては部外者に組織を支配されてる

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キャラデザも最低の一言、なんだかゴテゴテしすぎでメガトロンというよりはメガトロンのフィギュアを破壊してから再生したようなデザインをしている。

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これについてはメガトロンというよりもマイケル・ベイに非があるとおもう、どうせならコンボイと共闘してセンチネルを撃破してくれれば燃えるんだが、それはしようとはしないのだ。恐らくベイはキャラクターに愛情はないんだろうな。

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7位狩魔豪「実写版逆転裁判」

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豪といえば、逆転シリーズを代表する悪役といってもいい傲慢で不遜な性格、しかし不器用なまでに「完璧」にこだわった彼は哀れであり、どこかいとおしく感じる。なぜか憎み気になれない素晴らしい悪役なのだが・・・・映画版ではなんか妙にデブで紳士ぶっている。何があった。

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しかも何だかキャラクターがガント局長と混ざっているのか、「警察・検察を自分のものにして正義による支配をしたかった」とかほざいている、挙句の果てには真実が暴かれても正々堂々と判決を求めた原作の彼とは違いこいつはなんか「あーんもう！」とか喚く、なんか小物っぽい。

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6位トゥーフェイス「バットマン・フォーエヴァー」

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トゥーフェイスといえば原作ではかなりカッコイイヴィランだ、愚直なまでにコイントスと「２」にこだわり、それが原因で負けてしまう。マヌケにみえるがどこか超然としてクールに感じるヴィランだ。・・・だがこのフォーエヴァーのトゥーフェイスは何だかいつもヘラヘラ笑っていて池沼っぽい。

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挙句の果てには自分の望む結果になるまでコイントスをする、あんたのコイントスは「裏表」という二面性が自分自身のルールだからやっているんだろ、なのになぜあんなことをするのか。バットマンフォーエバーは俺はバットマン映画で最もダメな映画だと思っているのはこいつのせいだ。

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5位オタク軍団　「誰も守ってくれない」より