南方の粥

暇爺 :気がつけば後期高齢者… @Minya_J

新京报: "南方的粥"…うーん、中国報道正史なんてのがでることが万一あったら（ある王朝の「正史」は次の王朝が書くからねw）、間違いなく記録される名文かも(^^;)。爺の中国語能力では手が出ない。（「南のお粥」の話だが、「粥」と「周」は発音が同じでみるひとがみたらわかるw）

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しかし、この新京報の「南のお粥」をホンモノのチャイナウォッチャーは翻訳なんかしてる暇ないよな〜。暇人の爺がやってみようかのう…しかし、名文すぎてなあ…。う〜ん。誰かおやりにならんですかの？ http://t.co/xl1rh2JN

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「南方のお粥」；「一椀の煮えたぎった土鍋の粥。南の大地からやってきてテーブルに置かれてもまだフツフツと煮えたぎっている。寒い夜、口の周りに吐く息も白く、俗世に苦闘する勇敢な心に暖かみをもたらすのはただこのお粥なのだ…」、みたいな出だしw。ツルと椅子の写真記事を思い出すわい。

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こういう文章は文語で翻訳しないと味わいがでないねえ…。国語教育が文語を捨ててしまったのは、はやまったんじゃないかのう…。爺もでけんが。

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蛮勇で、できるところまでやって見るかw。①「南方のお粥」；「一椀の煮えたぎった土鍋の粥。遥か南の大地から来たりて卓上に運ばれるも、まだ沸々と煮え滾る。寒夜、吐息も白く、汚辱の世に苦闘する勇敢な心に暖かみをもたらすのは只この粥有るのみ。（続 http://t.co/qyyPRgEM

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　②今年はこの数十年中、最も寒い冬だとか。環球も暑い夏が過ぎ、冷え込む。南から北まで全ての人々は同様に、頭頂から足の指先まで冷える。息も凍る様な夜、どんな食べ物が僅かな暖かみをもたらすだろうか？私はまず思うのは一椀の熱々のお粥、それも南の土鍋に入った粥である。（続）

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③中国のお粥は南北で違う。北方の粥は大抵、簡単で質素だ。典型的なのは農暦12月8日に食べる”腊八粥”（làbāzhōu）。もう数日経ると街中で食べられる。米・豆やナツメ・栗・蓮が原料、作家の阿城は「冬になると北は野菜が希少になり、栄養不足がちのときとても身体に良い」と書いた。（続

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こっちはフウフウいうてますがなw　RT @nankyokuguma: @Minya_J エエ風情ですねぇ〜。南方のお粥…

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④南方はと言えば、粥の種類は忽ちにして豊富。広東には広東粥と潮汕粥がある。広州の典型的な粥は艇仔粥（tǐngzǎizhōu ）である。北京でも広東料理店のメニューにある。この粥の起原は昔から人気の景勝の地荔湾で、船遊びをする人々に川の魚などを小舟上で粥にして供したことによる。（続

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⑤昔の艇仔粥は川の恵みが中心で、魚骨で熱い出汁を取り、刺身を熱し蝦を入れ、煎った落花生とネギの微塵切りを散らす。火加減が肝心で熱いうちに食さねばならない。白胡椒があればなおよい。こうすれば広東刺身にそっくりだ。艇仔粥ははつまり広東刺身の強化版なのだ。（続

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⑥今の艇仔粥の作り方は様々だが、本当の艇仔粥はもうとっくに無い。運河が消え、艇仔（舟）は無い。川の水で煮炊きしてこそおいしい、といわれる。しかしもし誰かがホンモノの川の水で作った一椀の粥にありつけたなら、キミは感動し大いいに興奮するであろう。（続

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⑦潮汕粥（潮汕は広東省東部）は地元では“糜”（mí）と呼ばれ雅やかな響きがする。北京にも沢山これを食べさせる店があり、私は鼓楼の火齐潮汕砂锅粥に良く行く。数十平米の小さな店は満員でも２０人ちょっとしか座れない。

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⑧この店が見る見る間に満員になって繁昌している。寒い季節には表にも人が並び、知らない人は「たかがお粥だろ？なんでこんなに並ぶんだ」とびっくりする。実は私はこの行列のできる小さな店はあまり興味が無い。

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⑨　商売が繁昌し過ぎて、大根が洗ってなかったり手抜かりがおおくて、もしもっと進歩向上心がなければ、料理推して知るべし。ただここの砂锅粥（土鍋粥）は例外で、他の料理と違って材料がいいばかりでなく、鍋も火加減もよろしい。

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⑩　ここの土鍋は北京式ではなく、南からいちいち持ってきたもので、粗いつくりで穴も大きい手のもの。とろ火で煮込むと大変美味しい。看板料理は貝と蝦と蟹のお粥で米はもう原形をとどめず、いろんな味が混ざり合って確かに美味い。えらく冷えた日にはひと椀で浮き世のシアワセ感がある。

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⑪　もう一軒の有名な潮汕砂锅粥の店は潮香洲といい日壇にある。潮汕料理は本来庶民的な質素倹約を旨とするものだ。粥の値段は実際は海鮮の値段であり、お粥はタダ同然。ここのメニューをみると高いようだが、実際は違う。

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⑫庶民はここで、えびがに粥（*虾蟹粥…しらんでw）を頼めば良い。一押しで、色もきれいだし、なかには鶏のスープと潮州芋がはいっている。私はここの田鸡粥（カエル粥）が好きだ。寒い日に何人かでこの店の一角で粥をすすり、ツマミの盛り合わせとか落花生で一杯やると気分は白楽天である。

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⑬　土鍋粥から派生した鍋もある。粥を底にして鶏スープをいれた海鮮や牛肉のシャブシャブだ。龙潭湖公園の東門にある万柳阁では、絶品の油条の他、絶妙な粥火鍋を出す。ふつうの火鍋と違って粥比鍋はくつろいだ、暖かい気分にさせてくれるし薬膳的にも米油がすばらしいのだ。

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⑭　美味く料理された霜降り牛（*雪花牛…知らんがなw）が鍋の底で踊り、上は全面糊状の米粒。この種のしゃぶしゃぶは鍋の底のでんぷんが牛肉の保護膜となって、煮えすぎず、ずっと柔らかなままなのだ。

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⑮　お粥は見かけは単純だが、奥深い。ここは面倒でも、やはり清の詩人袁枚が《随园食单》で紹介している不思議な鶏粥に触れなければなるまい。「太った雌鶏の両方の足の皮を剥ぎ取り、脂っ気が無くなるので斬ってはならない。鳥を煮込んだスープにいれ、米粉、クズハム、松の実を砕いていれる。

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⑯一煮立ちしたら、ネギ、生姜、鶏油を入れ、アクは取らないでも取ってもいい。好きずきだ。面倒な手順だがこれをつくる暇があるときに３回腹一杯食べた事が有る。もっと日常的にはふつうの粥、水と米で炊いた簡単なものでこれは飽きがこない。毎日袁枚の粥を食べてたら飽きるだろう。白い粥で十分だ。

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⑰ひと椀の粥だけでも寒い冬の夜は、みんなで周りにあつまって粥をすすり暖をとる。食べ物の中には希望がある。かって粥の店は長い伝統であった。高い粥もあれば、餓えをしのぐ粥もある。一椀の粥は大したものではないとはいえ、しかし幾ばくかの、居所のない人々を救うのである。

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⑱　「一椀の煮えたぎった土鍋の粥。遥か南の大地から来たりて卓上に運ばれるも、まだ沸々と煮え滾る。寒夜、吐息も白く、汚辱の世に苦闘する勇敢な心に暖かみをもたらすのは只このお粥有るのみ。一椀の粥が我らに慰めと愛の力を伝えてくれるのだ。終） 原文http://t.co/VC7hkWQr

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「南方のお粥」／新京報ネットより大意日本語翻訳。２０１３年１月９日付けで発表。折から「南方周報」事件がおき、たまたま「粥」と「周」の発音が「ジョウ」であることから、穿った見方をされかねない文章で、一部の人々は実際、そのような見方... http://t.co/zfneqfNo

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ｷｬ､ｲﾝﾁｷｶﾞﾊﾞﾚﾀ……RT @kaihinkouen: 「那种感觉是“绿蚁新醅酒，红泥小火炉”」が「気分は白楽天である」にばけるとは…！（双引号でかこまれた部分がなにかをしらないとこの訳はでてこないだろなぁ）