第20回twitter読書会(金曜会)夏目漱石『こころ』発言まとめ
Kが声をかけて先生がもし起きていたら、Kは死ななかったでしょうか、それとも目の前で自殺…?いやあああ! RT @yuya76 : #dks しかも、襖がちょっぴり開いたままだった…。つまり、自殺する前にKは、前にもしたように襖をちょっと開けて、先生に声をかけたのだろう/
2010-08-21 00:10:56#dks @akemiQ 前にもKが夜に声をかけてきて、翌朝理由を聞いたら「なんでもない」というやりとりがあったから、起きていたら延期していたのかもしれませんね。
2010-08-21 00:12:51(なんかうまく反映されないなー) #dks Kの自殺現場の凄まじさと先生の冷淡なほどあっさりした記述とが、それぞれ、Kの絶望感とか自分への憤りとかの複雑な感情と、それを背負ってきた先生の長い苦しみを浮き上がらせていると思います。
2010-08-21 00:13:21ひょっとして、最初に打ち明けた時にもう死ぬつもりだったのでしょうか。 RT @yuya76 #dks @akemiQ 前にもKが夜に声をかけてきて、翌朝理由を聞いたら「なんでもない」というやりとりがあったから、起きていたら延期していたのかもしれませんね。
2010-08-21 00:17:29#dks 高校の頃読んだときは、先生思い悩みすぎ、と思いましたけど、今読むと、自分そのままで転げますね。言わなきゃいけないときに口に出せないとこも、独り相撲で悪いほうに考えて予防線張ってしまうのも、自分は善人だと思っても肝心なところで自分を裏切ってしまうところも
2010-08-21 00:21:45#dks 高校生の時に初めて読んで何回か読み直した作品ですが、Kが死んじゃう理由も先生が死んじゃう理由もいまだにちいともわからないんだよなぁ…。
2010-08-21 00:29:35#dks 読解に含めるべきか悩みますが、表紙は康熙字典の心部からの引用なのだとか。見つけたので、孫引きですが載せときます。心【荀子解蔽篇】心者形之君也而神明之主也【禮大學疏】總包萬慮謂之心又【釋名】心纖也所識纖微無不貫也又本也【易復卦】復其見天地之心乎【註】天地以本爲心者
2010-08-21 00:30:03@mura30 #dks そう、そここそが「こころ」だと思うのですよねー。(自分は善人だと思っても肝心なところで自分を裏切ってしまう)そういう、どこか凛とした潔癖な世界観に共感してたはずなのに、今回読み返して「なんか遠くへ来ちゃったな、わたし」と思いましたです。
2010-08-21 00:33:54#dks そして読むたび奥さんに憧れます。眠い上にツイッターがままならない…本も探し出さずうろ覚えで一方的に送ったままですがリタイアここで…
2010-08-21 00:43:53@akemiq #dks たぶんちゃんと読み取って、その後を過ごしてきた人と、今読みとった人間の違いじゃないでしょうか。ここの部分を他人の文章で指摘されているのを見たときの最初の驚きというか。
2010-08-21 00:44:07#dks Kと先生はお嬢さんを好きになることで、お嬢さんを独占すること、道のために命を断つことを考えて、噛み合ってないのにお互いに地雷を踏みあっていた気がする。房州旅行で、先生が自分のために使った「人間らしい」は、Kには人間らしい感情を持つ弱い自分を責める言葉になってたかも
2010-08-21 00:55:09うわー!ドキっとしました RT @yuya76 #dks 冒頭にいきなりある「よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない」という箇所、3部を読んでから読むと、ドキッとします。
2010-08-21 00:57:46あの場面は象徴的でしたね。いつまで経っても数え終わらない数珠。RT @kapponazoo: #dks この作品でKが数珠を親指で数える癖がいやに印象に残っています。
2010-08-21 01:00:26#dks 「私(青年)」は、ギリギリになるまで卒論やっていなくて慌てて取り組んだり、休み中にやることリスト!を作ったのに、結局出来ずに「まあ、こんなもんだよね、人間」とボヤいてみたりと、「人間らし」く感じられます。
2010-08-21 01:07:25