雑誌というフォーマットはどこへ行くんだろう。
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@discardedbacon そのあたりは考察が必要な部分ですね。経験上、出版社的な感覚ですと「http://t.co/darLPUTw」を作れば読者が勝手に来てくれるだろう、みたいな考え方に行きがちなので。narrativeが必要で、かつどう伝えられるのかということですよね…
2013-01-11 11:44:02@IKEDA_MIKI 逆に「物語」をきちんと構築して、適切な文章で伝えられるのは出版社さんの強みですから、そこにはかなわないとおもいます。
2013-01-11 11:52:10@discardedbacon モノを紹介するときは「その奥にあるストーリーを」、事象を紹介するときは「それを行った結果」を含めて表現しよう、と心がけてきました。そういうことに関しては一定以上のスキルを持っている人が揃っているのが出版社の強みかもしれませんね。
2013-01-11 12:15:30■富屋雪毬(tyukimari)さんとの対話
@IKEDA_MIKI 「雑誌で思いがけない情報に出会う喜び」が原動力だった私の原体験はもはやノスタルジーに過ぎず現代の読者に押しつけるべき考え方ではないと知って衝撃を受けた。」件、音楽でも同事象が。B面やアルバム収録曲は試聴して気に入ったものしか買わない・買いたくないそうです。
2013-01-11 22:46:12@tyukimari 音楽の解体は早かったですよね。先日、20代の後輩に「B面って…なんですか?」と聞かれてのけぞりました。音楽家達はアルバムを構築するという喜びを失ったかもしれませんね。
2013-01-11 22:48:43@IKEDA_MIKI さすがご存知でしたか。音楽のほうが早かったんですね。はい、音楽家の方が嘆いておられました。「ネットで検索」の影響もあるかもと考えています。ツイッタもですが自分の関心がある単語の入力や人をフォローをする限り思いがけない、未知との遭遇の機会は減りますよね。
2013-01-11 22:53:25@tyukimari 検索だとそうですが、Twitterは割と偶然の出会いに寄与している気がしますね。フォローした人が思いがけないことをツイートしているとか。
2013-01-11 22:58:20@IKEDA_MIKI 確かにそれはありますね!ただ、自分のTLがマス、と錯覚してしまうきらいが恥ずかしながら、ありまして。対策して自分と正反対の意見の方もフォローしようと心がけてはいるのですが。話が逸れてしまいました。「未知との遭遇」機会創出の話だったのに。関心のその先、大事。
2013-01-11 23:03:02@tyukimari そうですよね。でも雑誌や音楽で考えてみると自分の関心のない分野は見たり聞いたりしないわけなので、自分の意見と近い人をフォローして楽しむ、ということでいいんじゃないかなと私は思っています。
2013-01-11 23:07:50@IKEDA_MIKI 「関心のその先」って雑誌のような、一歩先の時代を読む媒体の真骨頂だと思うんです。「今」と「ここにあること」を拠りどころとして、派生する事象を掬いあげることで自分の触角が増強・補完されるといいましょうか。同時性を担保するのはWEBが優位なのかもしれませんが。
2013-01-11 23:08:26@tyukimari そうなんです! まさに。雑誌は流行を「つくって」いた時代がある。今その役割を果たせなくなったのはなぜか、もしくはそんなことは必要とされなくなったのか。思考がちょうどそんな部分に差しかかっていました。
2013-01-11 23:33:01@IKEDA_MIKI 脈を当てる、チャネルにいち早くアクセスする 「関心のその先」が解なのに、眼前の「関心」や要望を優先的に選択し続けたからかもしれない。私の場合はそう思っています。
2013-01-11 23:41:17@tyukimari それはネットやスマートフォンなどの発達ですぐに物理的に解にたどり着けるようになったからでしょうね。頭が暇になる時間がないから、その先を想像することすらない。昔はたっぷりと考える時間がありましたよね。その余裕の時間から文化が産まれていたように思います。
2013-01-11 23:49:27@IKEDA_MIKI なので、私もおっしゃるような「雑誌名」という創刊の理念の名のもとに誌面作りをしていただくことに賛成です!
2013-01-11 23:52:55@IKEDA_MIKI 偉そうに失礼を。娯楽や情報が激増した分、情報を取捨選択する指針や、自分にとってより有益な情報に最短でたどり着ける基点として信頼される雑誌の役割は、大きくなったと感じています。 情報を編んでくれているのは、アルゴリズムではなくて『人』なのですもの。
2013-01-12 00:03:00■一連のやりとりを経た、池田美樹(ikeda_miki)さんのまとめ
かつて雑誌が売っていたのは夢だった。でも生活が多様化しすぎて共通の夢みたいなものはなくなってしまったんだよね。
2013-01-11 21:27:59雑誌という形にはこだわらないけれど、エディターとして、受け手にどんな「物語」を売ることができるかなと考える。それは、もはや情報という形すら取らないのかもしれないな。
2013-01-11 21:44:51私くらいの年代の女性が見て楽しいようなWebコンテンツってあんまりないもんなあ。20代女性向けの恋愛系のネタか男性ビジネスパーソン向けが多い気がする。大人の女性は何を見ているのかな。見てる暇もないんだろうか。
2013-01-11 22:15:55■鈴木芳雄(fukuhen)さんによる補遺
僕は紙メディアにいかに、ピクチャーサーチ機能を入れるか、ランダムアクセス可能にするか、ハイパーテキストリンクに近いことができるか考え続けてきたよ。RT @IKEDA_MIKI …対象とする読者達はもうリニアなコンテンツ提供を余計なおせっかいと感じているのが実際のようなので…
2013-01-11 11:01:40なるほど、紙でもできることがあるのですねー。 RT @fukuhen 僕は紙メディアにいかに、ピクチャーサーチ機能を入れるか、ランダムアクセス可能にするか、ハイパーテキストリンクに近いことができるか考え続けてきたよ。RT @IKEDA_MIKI リニアなコンテンツ
2013-01-11 11:06:22(承前)ピクチャーサーチはテレビをビデオで見るようになって、見方が変わったでしょ。放送中なのについ「早送り」ボタン押しちゃったりさ。ランダムアクセスはフロッピィディスクやCD-ROMを使うようになって。ハイパーリンクはもちんウェブの出現で(ハイパーリンクの概念は大昔からある)。
2013-01-11 11:05:24