体罰と暴力 部活を潰せば解決するのか?
少なくとも、学校全体がカルト化していて、そこを目指す=カルト入門希望、という状態になってるわけで、脱洗脳とか脱カルトの技術が必要なのかも。
2013-01-20 00:22:22暴力で他人をコントロールしてかまわないという価値観を持ったまま社会に出てくるなら、社会はそういう人を受け入れない、ということをはっきり教えないといけないんだろうね、公教育の役割としては。
2013-01-20 00:26:07@apj 仰る通りだと思います。ただ、それを教えるのに不利益によって罰することを用いると、結局は体罰教育と理念的に変わらなくなってしまう。そこが難しいのですよね。
2013-01-20 00:28:12「暴力で他人をコントロールするとこんなに不利益があるよ」と謂うことを、誰かを罰することによって一罰百戒的に教育するなら、キャプテンを殴って「叱られ役」を作って教育した顧問と原理的には何ら変わりのない教育法だと謂うことになってしまう。難しい問題だよね。
2013-01-20 00:30:26@chronekotei 具体的不利益がある、というのは、つい暴力という安易な方向に向かってしまう心の弱さに対する歯止めにはなるんでしょうけどね。
2013-01-20 00:37:18@apj それも仰る通りですね。不利益があることを教えることは重要ですが、実際に「叱られ役」に不利益を与えないとわからせられないのは教育の敗北ですね。問題の顧問が「叱られ役」を設定していたメソッドの理念的な欠陥はそこにあると思います。
2013-01-20 00:39:41かなり誤解されていると思うけど、オレがバスケ部や桜宮を存続させるべきだと言っているのは、解体してしまえば単に責任が分散され、今の連中が数年間部活が出来ないだけでしかなくて、学校を出てもその思想を周り中に振りまくと思っているからなんだよね。
2013-01-20 00:37:34まあ、要するに「見せしめ」を作らないと不利益を実感的に教えられないと謂うのは教育の敗北だし、教育が敗北したからこそ桜宮バスケ部の実情があったと謂うことね。
2013-01-20 00:40:57@chronekotei そういえばあのバスケ部ってどういう位置づけだったんですかね。プロへの登竜門くらいのところなら、試合に負けるだけで十分不利益を実感できるので、それ以上見せしめとか必要ないだろうと思うのですが。
2013-01-20 00:44:59@apj 要するに、教育の代償を過剰に要求しすぎだったと謂うことなのでしょうね。負けたって全員が全力を出し切って善戦したならそれでいいはずなんですけどね。
2013-01-20 00:46:17@chronekotei 何を成果とするかを間違えていたから、不利益を人工的に設定したってことなんですかね。仮に、中にはサボリが居たとしても、それが目に見える利益と結びついてないなら、そこまで熱心にはやれないわというのもありうる話かも。年俸に響くプロはさぼらんですからw。
2013-01-20 00:49:49@apj かなり以前に話したことではあるんですが、教育は暴力によるデメリットで支配しないといけないのか、利益を提示してインセンティブを設けることでも可能なのか、そこがエビデンスベースで判明すればもっとストロングに教育現場から暴力を排除出来るのですけどね。
2013-01-20 00:52:23@chronekotei 指導される側が利益(金銭的なものでも楽しいという感情でも)だと思える内容が少なければ、熱心さは減るでしょうね。指導される側が利益と思うもの<指導する側が利益になると思うもの、となったギャップを埋めようとすると、メリットかデメリットを追加するしかない。
2013-01-20 00:56:40@apj だから、実は教育の問題って筋論ではもう議論の余地がなくて、後はファクトベースのテクニカルな問題でしかないとオレは考えています。親学みたいなものを批判する根拠もその辺でしょうかね。
2013-01-20 00:58:15@apj 教育学がどうなっているかは聞こえてきませんね。政策として教育を考える場面で、教育を学問としてファクトベースで研究してきた専門家をまったく交えずに、「外部の識者」と称する「当事者的なステークホルダー」の意見しか聞かない辺り、教育学の成果は埋もれたままでしょうね。
2013-01-20 01:02:05一人の「見せしめ」を作ることでそれ以外の生徒に何かを教えられると謂うメソッドは、多くの生徒に何かを教える為に一人の無辜の犠牲を要求する方法論だと謂うことだ。人間は本当にそんな不合理な方法でしか何かを行い得ないのかと謂う問い掛けが「オメラスから歩み去る人々」のテーマだよ。
2013-01-20 00:44:23その微妙なグレーゾーンがピアノやバイオリンの訓練を三歳くらいで始めるケースなんだよな。語学については或る程度楽しく学ばせることのインセンティブでリード出来ることの実績があると思うんだけど。
2013-01-20 00:54:07ピアノやバイオリンの演奏家って、トップオブザトップスだから、限界ギリギリの絶対的トップランナー方式の話になる。そのレベルの教育で、暴力による強制とインセンティブによる自発的な学びのどちらが有効であるかと謂うのはファクトベースの議論の出発点になる事実だと思う。
2013-01-20 00:55:45筋論と謂うのはロジックの問題なので、ギリシャ哲学の時代にもう結論は決まっているんだよ。あとはこの時代にどこまでそのロジックを実現出来るかと謂う、時代時代の限界の在り方の問題だろうと思っている。
2013-01-20 00:59:55一番問題なのは「先生が体罰をするときは練習に身が入っていないときなど自分でも自覚している場合がほとんどだったから」と思ってる事なんだよなあ。暴力肯定の再生産に入ってることがまずい。 http://t.co/ZwcQSvSL
2013-01-20 03:11:51