シャムロックの軍用機講座#2 「紫電」

エメリア共和国空軍第8航空団のマーカス・ランパート中尉による航空機のお話であります。 今回は帝国海軍局地戦闘機紫電を取り上げています。 水上機から陸上機に転身した特異な機体です。 帝国海軍を代表する機体の一つでもありますね。
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マーカス・ランパート @Marcus_AC6

とは言え、こういった事例はベテランパイロットの技量によるところが多いのも事実だった。紫電を高く評価する一方で「紫電はF4F(正確には改良型のFM-2)と互角で、F6Fには敵わない」と不評の声もあった。

2013-01-21 22:57:57
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

質量ともに圧倒的な勢いで迫る米軍に対し、故障しがちな機体で挑むしかないパイロットならこういった声も出て当然だろう。僕もエストバキアのあの魔術師のエンブレムの部隊と戦った時、歯がゆい思いをしたからね。

2013-01-21 22:58:59
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

紫電はその後も終戦に至るまで日本本土防空戦に投入されるが、大規模な活躍の場はついに与えられなかった。残念な話だけどね。

2013-01-21 23:01:08
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

ただ、この紫電を元にして川西航空機は、実用化された中では日本海軍最後にして最強の戦闘機「紫電改」を生むことになる。紫電のパイロットは多数が紫電改に乗り換え、その卓越した性能に感動した。最後まで見放さいのも大事だね。

2013-01-21 23:04:22
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

余談になるが、紫電は中翼機という他の日本機にはない構造だったことからよく敵味方からF6Fに間違われている。味方から誤射されることもあれば、あるパイロットは味方のふりをしてF6Fに近付きすれ違い即座に反転、一機を撃墜なんて戦果を上げている。

2013-01-21 23:06:50
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

ふぅ、こんなとこかな。以上で僕の軍用機講座、紫電の回を終わりとするよ。全部中の人が本やネットで見聞きした話だから、あまり大したものではなかったと思うが…

2013-01-21 23:08:59
ハサマリスト@秋例大祭こ23a @ThatZ_orz

@Marcus_AC6 《グッジョブ、シャムロック》参考になりました。

2013-01-21 23:10:32
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

しかし何だか、エメリア空軍のパイロットなのに日本軍の戦闘機の話ばかりをしているな。そろそろ僕が乗ったF-16やF-15の話をした方がよさそうだが…まぁ、それはまた今度にしよう。

2013-01-21 23:11:09
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

@narikiri666_07 胴体の中央に翼が位置してる航空機のことだ。現代の戦闘機ならF-16やF-2がそうだね。

2013-01-21 23:16:33
マーカス・ランパート @Marcus_AC6

@narikiri666_07 そうなのか…分かった。それじゃあ次はカティア君のために、現代戦闘機といこう。

2013-01-21 23:22:37