- Tshibutani
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ファスビンダーをめぐってほとんどジェットコースターの状況。まだ何も公表できない段階ですが、皆様祈っていてください。というわけで『マルタ』の求婚シーンの再現映像を撮る日も近いか。
2012-10-30 17:02:32ファスビンダー論を再開する。これからまた上映が続けば一作ごとの解説を積み上げていけるので、いつか論述で一軒の家にしたいなと。
2012-08-31 18:12:11本日はミヒャエル・バルハウス(1935年8月5日ベルリン生れ)の誕生日だそうで、77歳ですか。ファスビンダーの撮影監督としての業績も伝えるためにも『マルタ』と『あやつり糸の世界』が日本公開できるように、なんとか。
2012-08-05 12:03:16ファスビダンダー、一般公開に向けて、やや進展アリ。こりゃひょっとして年内公開いける?でも今は全然動けないのだ。因縁のジーバーベルク…。
2012-07-18 23:59:19ハンナ・シグラは『マリア・ブラウンの結婚』のシナリオを読んだとき、クライストを思ったそうだ。古臭い紋切型から激烈な感情が立ち上がるところ、妄執自滅型ヒロインは確かにクライスト的といえる。映画中にもクライスト全集が出てくるが、やはりファスビンダーと水脈が通じていると見える。
2012-06-19 12:25:105月31日ファスビンダー誕生日イベントの準備に『ノラ・ヘルマー(イプセンの人形の家)』を再見。これも『マルタ』の原型だった。もしマルタが夫の人格を見抜いて出ていくぞと脅したらどうなるかという話。http://t.co/9qe8gcb7
2012-05-24 23:16:40ファスビンダーの『ローラ』の世界の面白さは今週前半にシナリオを読んでから深まった。メルテスハイマーは、子ども時代、家の近所にあった娼館の女たちの会話から受け取ったインパクトをローラの人格にあてはめた。顔で笑って心で鬱々のキャラ。つまりブリっ子ってことか。
2012-05-13 00:46:12ファスビンダー講義初日終了。30分は短かった。『マルタ』の、最初は第3者のまなざしを介して二人が結ばれてゆくのだが、後半は屋敷に閉じ込められ鏡による自己へのまなざしにより疎外されてゆく。そんな真綿で包むような圧迫を彩るのが甘美なヴァイオリン協奏曲のメロディ。
2012-05-12 00:23:10ファスビンダーの『ローラ』オリジナル脚本を読み終える。ほぼ映画のままで少し省略と追加がある程度。『ローラ』の脚本家はファスじゃなくメルテスハイマーだと断言できる。ただしラストは追加された部分。だがそのアイデアは主演のAミューラー=スタールから出たものらしい。
2012-05-10 12:37:16今日はファスビンダーの『ローラ』のチェック。これは異色作だ。『マリア・ブラウン』や『ヴェロニカ・フォス』とも毛色が違う。何より主人公たちが破滅しない話は珍しい。
2012-05-05 21:48:33来週の講義のためにファスビンダーの『マルタ』の上映用DVDを観る。圧倒的に華麗な映像。35ミリとは言わないのでせめてBDで観たいものだ。
2012-05-03 22:24:51ファスビンダー伝記、カーフェンと結婚した件を読んだ。要するにギュンター・カウフマンがなびいてくれなかったので、半ばやけで結婚したみたい。結婚の立会人にカウフマンを呼んでるので、腹いせと叶わぬ夢を追うのと両方の意図があったのかも。
2012-05-02 23:28:26