とある夜中の気象測器
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でも、その0.5mmにこだわってどうすんの? と思っている人もいます(^ω^) もっとも、年間降水量100mmとかのところだったら重要だろうけど…(そう言っておかないと自分に跳ね返ってくるので)
2013-01-28 22:26:52観測って、測定機材の精度が大事だよなーと改めて思うなど。測定器材の進化はあるのだろうか。転倒升型雨量計とか結構いい加減な気がするんだけど。最初に知ったときはそう思いました、正直。
2013-01-28 22:29:19@Murakumo_Ac @kobiwa_net 「誤差」は意外に複雑です.検定では一定流量を流し続けて転倒のカウントを精査しているようですが,転倒回数が増えてきたりするとカウンターに不具合が生じたりして,ずれることもあるようです.あと,捕捉率もありますし.
2013-01-28 22:29:31一度沈静化した頃に、こばこさんがネタ投下
(気象測器タイムラインになってて、「ここはバングラデシュで古い観測器を見つつレクチャーも受けた自分の出番!」とか思ったけどもう終わってて残念。サイフォン式雨量計について聞かれてないのに話す機会はたぶんもうなさそうだなと。)
2013-01-28 23:51:05早速、着火してしまう気象クラスタ
サイホン式雨量計早速ググったら出てきたのがこれ。興味深く読む。: 海洋科学技術センター試験研究報告 第43号 JAMSTECR, 43(March 2001) トライトンブイに搭載された光学式雨量計の陸上比較試験による評価 http://t.co/ZEmAmGqb
2013-01-28 23:58:11本物の転倒マス型雨量計にじょうろで水かける体験は子供たちにも割と好評でした。あれ意外と貴重な体験だったのかも。親御さんも興味しんしんのかたが多かったです。
2013-01-29 00:06:48ごめんなさい勢いで言いましたが、家に居るときのほうが(あっちで撮ってきた画像があるので)いいかな、と思います。 簡易的に説明すると雨をためるマスの上に浮きを浮かべてその高さを記録、一定以上の高さになったら水が抜ける、という機構です。 @Murakumo_Ac
2013-01-29 00:08:35@Murakumo_Ac 帰って余裕ができたらちょっと詳しくご紹介します。サイフォン型は(紙に記録する形ですので、目盛りさえ細かくすれば)細かい雨量も記録できるので、その点ではある意味転倒マスよりは優れているとはいえるのではないかなと。
2013-01-29 00:16:45さっそく、とよださんが調べてくださる
またこばこさんに悪いのかもしれないけど、古典的雨量計のいろいろについて一通り書いたものとしては気象研究ノート185号「気象測器-地上気象観測篇」が比較的新しいかな。まあ、これも今は入手不可能だけれど http://t.co/zffCDjKW
2013-01-29 00:36:25サイホンから流下する水を転倒枡に入れて電接するのもあるみたいね。まあ、写真はいいの持ってないから、こばこさんのバングラ報告を待ちましょう。
2013-01-29 00:39:55@e_toyoda 連続で申し訳ないですが。そんなのもあるんですね…>サイフォンから流下する水を転倒マスに入れて 今「ちゃんと写真撮れてたよな…?」とビクビクしてます。無理だったら自分のフォルダに眠るバングラの露場写真連発で乗り切ります。
2013-01-29 00:49:10ついに実物が現る!
昨日ちょっと言いかけたサイフォン式雨量計の話をちょこちょこ。 バングラデシュで見て、写真撮ったのはこんなの。紙を巻いた筒を一定速度で回るようにしておいて、水が貯まることでペンが上下して、自記されると。 http://t.co/mPHVxXaO
2013-01-29 23:27:27上下するペンの土台はこんな感じ(一番太い筒)になってる。写真真ん中よりちょっと左に位置する細い筒から(もちろん普通の雨量計のように広い範囲から集めるようになっている)雨が入って、先述の太い筒内に入って浮きを押しあげ、ペンも上げると。 http://t.co/KrhxNuhq
2013-01-29 23:32:18記録用紙アップ。(記憶が曖昧だったけど)見ると、10mm降ると水が抜かれて0になる仕組みになってる。(水抜きの部分はもっとややこしくなるので割愛) http://t.co/s57O9LfV
2013-01-29 23:35:47このサイフォン型の長所はなんといっても「連続的な値を記録できる」こと。目盛を正確に読み取れさえすれば、量は0.1ミリ単位でも、時間も分単位でも記録できるのは長所と言えるかなと。 これは「一定量降るごとにパルスを出す」仕組みの転倒マスにはできないこと。
2013-01-29 23:38:11短所は…まぁ「いちいち人の手で読み取らないといけない」ことが主かなと。あと浮きが下がるまでの10~15秒間の降水はどうしても観測はできない機構になっている。(転倒ますも同じようなことは起こる。倒れてる間と、止んだあとの損失がある。)
2013-01-29 23:41:17長所短所は思いついたところを述べてる部分が半分なので、多分物の本だともっと含蓄のある話が書いてあるはず。 ただ、「アナログデータ」である以上は、なかなかデータ解析には骨が折れそう。デジタルであるところの転倒マスを各地にばらまくのが流れとしては自然だろうとかはちょっと。
2013-01-29 23:44:13