障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告についてのクラゲ的解説

くらげ（暗黒面） @kurage313

（5）支援体制については、「一部の教職員に過度な負担がかからないよう全学的な体制を作りなさい」ってことだと思います。また、外部リソースの活用も提案しているところが、これまでの障害学生支援よりもかなり踏み込んだところになっているのがポイント。ＮＰＯさん、ビジネスチャンスっすよ？

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（6）施設・設備については、「学校をできるだけバリアフリーにして、そのバリアフリーになってるところをちゃんと公開しなさい」「特に図書館とか大学生活に関わるところを中心に使いやすいようにしましょう」ってことでもあります。あと、災害の時の避難についても検討しましょうとも。

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続いて、6.国、大学等及び独立行政法人等の関係機関が取り組むべき事項。短期的な課題と中長期的な課題があって、今後検討して行きましょう、という内容になります。ここはざっと駆け足で。

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1） 各大学等における情報公開及び相談窓口の整備の促進　「どこに問い合わせしたらいいかわからないし、問い合わせてもたらい回し」って状況を改善して、全大学どこでも「ここに連絡すればおｋ」というような窓口を作れるよう努力していく、というのが主なところ。

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2） 拠点校及び大学間ネットワークの形成　ここは各大学の障害学生支援ノウハウがかなり差があるので、そこについて様々な大学や公的団体・NPO・企業などで障害学生支援のためのネットワークを作って、ノウハウの共有・ブラッシュアップをしましょう、ということですね

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（2）中・長期的課題　1） 大学入試の改善 　大学入試センターなどと協力して、障害学生がどのような入試の支援を受けているのか？というようなデータを出して行きましょう、ということですね。それを基に受けやすい試験を作っていくという方針。

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2） 高校及び特別支援学校と大学等との接続の円滑化　ここはかなり大きな問題でして、大学とその前の学校において情報共有が殆ど無いという状態。また、大学と高校の環境の違いを認識してる学生が少なく、トラブルになるという事もあるので、このようなギャップを埋める努力をして行きましょうと。

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3） 通学上の困難の改善　さっきも書きましたけど、ここの管轄が曖昧なので難しいんですよね。なので、大学だけではなく、地域や自治体との連携をみつにしていければ、という趣旨です。

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4） 教材の確保　どんな学生でもアクセスしやすい教材を確保して行きましょう、電子書籍とかいいっすよ？という事を理解しておけばいいかなー。

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5） 通信教育の活用　通学が難しい学生に対しては通信教育をどんどん提供していける環境を作っていければいいねという事ですね。実際、通信大学で勉強してる方もいますし。そう言う方への支援もして行きましょう、ということです。

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6） 就職支援等　まぁ、大学を出たけど就職先がないよ！というケースがほんと多いので、いろんな所と連携して就職支援を行なっていきたいですね、ってことです。

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7） 専門的人材の養成　障害学生支援を行える人材の育成及び、その安定雇用を目指していきます、ということですね

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8） 調査研究、情報提供、研修等の充実　障害学生支援シンポジウムを開いたり、大学教職員が障害学生支援について学べる研修の場や教材を増やして行きましょうという事です

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9） 財政支援　これは、以上の取り組みを文部科学省が予算をつけて、各大学に財政支援を行う。また、障害者向けの奨学金などの情報提供・改善を進めていく、ということです。現段階ではコスト負担はほぼ全部大学負担なので（私学ではいくらか手当でますけど）そこを改善して行きましょうと。

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まぁ、ざっと全体的にこんな感じです。なんか質問あればどうぞ。