新宿ベルク店長のセイリング・ツイート

新宿大ターミナルという大海にぽつんと浮かぶちっぽけなビア&カフェ、ベルク。今日も荒波にもまれながら航海をつづけます。店長の現場ツイートをまとめました。少しずつ増えていく‥予定です。 http://berg.s1.bindsite.jp/sako3/cn23/berg-list.html
日記 新宿 ベルク
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井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
遅刻は悪いことじゃない。単に困ることだと若いスタッフに話すことがある。困るといわれれば、誰が?どのように?と問える。どうすればいいか考えられる。ところが、悪いだと、なぜ?→世の中そういうものなの!と逃げ場なくなる。子どもの頃から「そういうものなの」ほど反発を覚える言葉もなかった。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
壁にやたら貼りまくってある商品ポップ、今でこそ店の特徴にあげられますが、当初はプロの人に「店のポイントがどこにあるかわからん」と指摘されました。ポイントはなくていいんです。ベルクはお客様一人一人でポイントが違う。そんな店とっつきにくいでしょうし、馴染むのにも時間かかるでしょうけど
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
この1年、名店といわれる(酒と食事の)店を片っ端から回ったが、殆どハズレだったのは、私が飲食店勤務だから。特にベルクの仕事は肉体労働と同じで、50過ぎても頼む量が半端ではない。殆どの店は塩分が微妙に多めで平らげると疲れてしまうのだ。結局労働者ご用達の店(ベルクもそう)に落ち着く。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
「お皿が割れました」とバイト君。「お皿自ら?」「自分が落としました」「あなたのミスね」「意図的じゃないっす」そりゃそうさ。割れたものを元に戻せとはいわない。弁償も求めない。一言、ほしいだけ。お皿一枚だって店には痛い。でもしょうがないよ。でも謝罪がないとしょうがないとも思えないのよ
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
浅草に行く度、Tという名物喫茶を覗く。外から。数年前、うちのスタッフが独立して始めた店だ。私はその計画にケチをつけた。あくまでも私の見解で。彼女は突然店をやめた。その後会っていない。お互いバツが悪いのだろう。ただ彼女のように自分勝手に突っ走らなければ、自分の店なんてもてないのだ。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
ベルクのように、目先の利益よりも信頼が優先され、熟練が求められる店は、短期決戦には弱いが、長期持久戦には強い。大手系列店は、どちらかと言えば短期決戦だろう。それが今主流だ。ただ働く立場からすると、長期戦のほうが助け合いの精神が自然と生まれ、人生の浮き沈みにも応じやすくなると思う。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
カフェの利用目的も様々だ。休憩、待ち合わせ、時間潰し、食事等々。その一つに、「自分の存在の認識」がある。店員にいらっしゃいませと迎えられることにより、自分はどうやらまだ幽霊ではないようだと再確認できるのだ。つまり、お客様の存在に気づいて差し上げるのは、私たち店員の任務なのである。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
了承してもいないのに「そういうシステムですから」と言われだけで従うのはおかしい。もしうちのスタッフがお客様に向かってそんなこと口にしたら、すっ飛んでいくだろう。お客様にシステムなんて関係ない!商売はその場限りの交渉。成立したりしなかったり、だ。ある意味、一回一回が真剣勝負なのだ。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
ベルクで(客として)一杯やろうと思ったら、長蛇の列。常連らしき方が「大丈夫。そんな待たないし、どこかあくよ」とアドバイスして下さった。さすが!ベルクは椅子もカウンターもぎゅうぎゅう詰めなのに、列が切れず、どこへおさまるのかと不思議がっていると、すっと席があいたり。どうにかなるのだ
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
@T_akagi 逆にベルクは、卓上のみならず壁にもメニューごちゃごちゃ貼り過ぎ!うるさい!と言われますが、フルサービスのお店でも注文すると済みってことでメニュー持っていかれますね。私は思わず阻止するんです。追加するしないに関わらず、そばに置いておきたいんです。不安なんです。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
並んでいるのに順番を無視するお客様がいらっしゃる。なぜ?と訝るスタッフ。だが、それがお客様というものなのだ。自分が客だったら?自分だけが客、というのが客の心理だろう。そう理解すれば、接客のニュアンスが変わる。順番は、勿論守って頂くが、守らない気持ちもわかると自然と笑顔も生まれる。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
買い物の時、片手に荷物を持っててて、もう片手にお札と小銭とレシート同時に渡されると動けなくなる。動けば小銭が飛び散る。私が仕事でレジやる時は、どんなに忙しくても細かいのを先にお渡しし、次にお札、レシートは必要か伺う。百円ショップでも同じことしてた。忙しい店ではかえってその方が確実
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
最近は、麻薬はまだしも煙草も吸ったことがない、万引きもしなことがない、卵かけご飯すら食べたことがない大人が増えていて、どんな子ども時代を過ごしたのかと思ってしまう。そーゆうのって中高生のうちに一度は試してみるものでは?という訳で、ベルクでは近々自然卵の卵かけご飯始めます!(宣伝)
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
最近、朝のベルクのホストさん率がめっきり下がった。一時、ホストの皆さんの間で噂になったのか、モーニングサービスの時間帯、ホストさんだらけ(同伴を含め)になったこともある。私たちは22年間変わらずやっているが、知らないところでブームになったりならなくなったりしているのだろう。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
私は団体行動とか苦手で、なるべくなら引きこもっていたいタイプの人間だ。ただ、家にいるのも嫌で、いつも外をぶらぶらしていた。引きこもる場所が自分の部屋でなく、新宿の雑踏だったのだ。今でも、そこから抜け出せずにいる。22年間ベルクを続けているとはそういうことだったのか?居心地よすぎ?
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
ワインは値段ではないというか、味としては高級ワインの複雑さも興味深いし、デイリーワインのシンプルさも素敵だ。また高いワインはボトルで味の変化が楽しめ、安いワインはグラスで気軽に楽しめる。ただボトルは好みに合わなかった時の失望が大きい。グラスは色々試せ、自分の好みを探すことができる
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
マックは儲け主義と非難されることもあるが、ベルクだって儲けるためにやっている。ただ、分岐点があるとすれば、スタッフが皆現場にいて、食事も店でとるから、私たち自身が毎日飽きずに安心して口に出来るもの、という発想になる。そのあたりだろう。化学系の舌にすぐとびのる味は飽きてしまうのだ。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
お席で眠ってしまうお客様、うちではよほど激こみじゃない限りしばらくそっとして差し上げますが、一度意識を失ってて、救急車を呼ぶのが遅ければ危なかったという方がいました。また起こしてくれたから重要な会議に間に合ったという方もいました。なので、一度は起こして差し上げることにしています。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
虔十(けんじゅう)という頭の足りない子が家の裏手に700本の杉苗を植えた。周囲にバカにされるわ、切るよう迫られるわ。それでも虔十は林を守り、子供の遊び場になっているのを眺め満足する。街はすっかり変わり果て、残った林の重要性が認識されるようになる。この童話って、まさかベルクのこと?
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
スーパーナンキンムシが日本にも上陸した(増加中)らしい。どんな殺虫剤も効かない。って薬で殺そうとするからパニックになる。うちは洗浄も殺菌も全て熱湯だ。薬品は極力(補助的にしか)使わない。薬品は結局耐性菌を生み出す。それに応じて薬品も強化され、危険物になっていく。熱湯でいいじゃん。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
元々、事業として飲食店を選んだのではなく、あの場所にひかれて、占拠する感覚でベルクを始めたので、チェーン展開という発想が余りない。チェーン展開するには、ロゴも内装デザインもメニューも統一されたイメージでパッケージする必要がある。今の何屋か謎なベルク独特の魅力は薄れるかもしれない。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
ベルクもそれなりにブランド化しているし、事業拡張しないのはもったいないのかもしれない。純粋に嬉しいのは、自分の家の近くにもベルクがあればというお客様のご要望の声だ。ただ、パッケージで薄まったベルクが増えるよりも、地元に根付いた個性的なお店があちこちに増えた方がベルク的な気がする。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
2号店といえば、店内の3本の円柱を生かすためにも1階、2階、3階と上へ向かってベルクを増やす手はある。何しろ、西武新宿線を支えるはずだった柱だから頑丈だし、西武線は(西武が駅ビル乗っ取りに失敗したため)途中で止まっているので、真上は空き地だ。やってくれと言われているようなものだ。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
臭みがないと評判を聞いて、レバーバテをテイクアウトして下さったお客様からクレームを頂いた。期限内なのに臭い、と。確認すると、鮮度のよさを証明するまろやかなレバーの匂い。臭みがない=無臭と勘違いされたようだ。無味無臭な食べ物しか受け付けられない未来人の姿をSFチックに空想していた。
井野朋也(新宿ベルク店長) ☆ヴァイナル文壇バー @Bergzatsuyoten
「目標は新宿地下の個人店、ベルクだ」の名台詞が飛び出す映画『白雪姫と5匹の子豚』、大ヒットだったそうです。「美神愛田奈々さんの為にあるような映画」(切通理作)、「思いがけず面白い」(柳下毅一郎)とプロの批評家もうならせましたが、「何かいいものを見た」と誰もが思える映画だったのでは
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コメント

未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2013年2月3日
ぼくはもう煙草くさい店には行けなくなったので、ベルクに行くのは無理ですが、影ながら応援してます。「新宿ベルク店長のセイリング・ツイート」
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